銀河夢急行

公共交通の話題を中心に、幅広く取り上げます。
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JR西日本、大阪・うめきた地下駅のユニークなホームドアを報道初公開!!

2022年06月28日 06時48分08秒 | 鉄軌道

既にNHKテレビやその他の各報道にてご存じかと思いますが、JR西日本はこのほど、来春のダイヤ改正に合わせて開業するとみられる、大阪・うめきた地下駅に整備された新型ホームドアを初めて報道公開しました。

世界の鉄道でも初めてという独自のフルスクリーン型で、ワイドな液晶案内パネルや新開発の薄型扉レール、巻き込み事故防止のための薄型センサーにより、何とか実用化出来たらしい。

私自身も早速、その撮影動画を拝見しましたが、本当に複雑な構造で、一見、デリケートそうな造り。恐らくは、かなりの高価格に付いただろうと思いますね。

JR西日本は今後とも、在来線に関する設備の新技術開発のための実験拠点として、この真新しい駅を思う存分に活用したいとも。

この駅から南海新難波地下駅や今のJR難波駅までを結ぶ地下鉄なにわ筋線(?)には、JR側の特急車両(271、287両系)や225系、323系などの一般車両、阪急新大阪線や南海本線、高野線の電車も共用されることになり、こうした多種多様な車両乗り入れでは、今までの単なる両開き式ホームドアはまず対応は出来ませんね。

そのために、今回は表向きは長期的なテストとして、独自開発のフルスクリーン型が採用されました。ただ、この方式では、ホームを使いながらの設営工事はまず無理だろうね。

そろそろ気にはなる、拙宅からも身近な名鉄やJR中央西線、関西本線、近鉄名古屋線の今後の動向。

近鉄では、さらに独自なタイプのホームドアを鋭意開発中らしいが、残念ながらも名鉄やJR東海では、東海道本線を除けば、今のところ特に目立った動きはありませんね。

JR東海側は阪神三宮駅等のような複数ロープ昇降型の採用には、いささか否定的らしいが、まさか、あんな高価なフルスクリーン型をそうそう採用するとも思えず、関東でも、あまり考えられないね。仮にも採用ならば、工事期間中はホームを使用休止にする必要もあろうし、日常利用客もさぞや大迷惑だろうし。うん。

名鉄では、やはり低コストを前提にしているようなため、最終的には複数(恐らく7本?)ロープ昇降式に落ち着くのではなかろうか?

これならば、電車の写真撮影も比較的しやすいだろうし、撮り鉄族もひとまずは安堵というところか?(苦笑)


名鉄電車、昔は昼間、客室内照明をこまめに消していた筈だが………

2022年06月28日 05時51分05秒 | 鉄軌道

いやぁ、ホンマに今年は異常気象の最たる事例とでも言うべきか、何とまぁ、梅雨明けの早いこと!! 中でも東海地方は今季の梅雨期間は僅か13日間という前代未聞の短さですね。

全国的に熱中症で倒れる人々も続発。昨日は東京都内だけで95人が病院に救急搬送されましたね。このままならば、病院に“熱中症科”の創設も必要になろう。

さて、東京都や東京電力などは異例の節電を強く要請。都庁舎内では一部のエレベーターが止められたり、消灯された部屋も。

また大手家電量販店では展示中の大型液晶テレビの電源を一部、切られたりする騒ぎも。

…………そう言えば、トンネル区間が多い国鉄(→JR各社)や近鉄大阪線などは別にしても、名鉄では、かつてはトンネル区間が多い豊田線や知多新線などを除けば、電車の客室内照明を昼間帯は基本的に消灯していたものでしたね。確か、6000系や6500系がデビューした頃までは、その筈だったが。

それが今では、昼間でも煌々と点灯。東日本大震災直後は、一時的に消灯されたと思います。また、近隣の地下鉄鶴舞線や桜通線、上飯田線では一部の蛍光灯を外されたことさえありましたね。

前照灯だけは踏切や通過駅での注意喚起のためか、やむを得ないとは思いますが、客室内照明のつけっ放しは、ちょいとばつかり考えものだ。かつては、地下に潜る名駅トンネルや栄町トンネル、小牧トンネル等に近付けば車掌がこまめに照明スイッチを入れ、そこから出てからは、すぐに切っていたもので、それがむしろ当たり前だと私自身は思っていましたが。うん。

その頃の営団地下鉄(現・東京メトロ)でも、特に東西線や日比谷線などは地上区間に出た直後には客室内照明を消していたと思いますよ。名古屋の東山線でも当初は地上区間では消灯していたほどです。

やはり、前照灯と客室内照明は電源が完全に連動しているようならば、仕方ないのかな?

尤も最近は名鉄やJR東海も含めて、客室内照明はLED化される傾向にあり、中には改造編成もいて、名古屋の地下鉄では前照灯まで3段LED電球に換装された編成も急増していますね。あまり電力浪費しないからと言われれば、それまでだが。うん。

ちなみに、昭和52年秋に私自身が初めて乗った国鉄花輪線。確かキハ52系辺りの普通列車でしたね。かつては、8620型蒸気機関車の三重連が牽いた貨物列車でも有名になりましたが、この竜ケ森(安比高原)から八幡平の付近は短いトンネルが連続しています。

私自身が乗り合わせた列車の担当車掌は、こまめに照明をつけたり消したりしていて、随分と感心したものでしたね。(微笑)

今のキハ110系によるワンマン列車になってからは、一体どうなったのかしら??

・追伸……本投稿直後の午前11時、九州北部、中国、四国、近畿、北陸でも梅雨明け宣言に。いずれも、6月中の梅雨明けは観測史上初ですね。残りは東北全域だけに。

こういう年に限って、これまでの記録から見れば、この冬場は極寒の場合が多いようだ。今のうちに対策を考えた方が良かろう。(苦笑)