来る6月末日限りで引退する静岡鉄道静清線のステンレスカー、1008F。
この路線は全国の鉄道路線に先駆けてワンマン化。また地方中小私鉄では狭軌且つ直流600ボルト電化ながらも近代的な高性能通勤車を早々と導入するなど、古くから極めて意欲的な私鉄ですね。
その象徴がこの旧東急車輛謹製の1000系でした。
また未だに600ボルト電化なのは、古くは清水市内線や静岡市内線への直通運転も存在したためらしい。
しかしながら、運行も頻繁で、今は併用軌道もないため、この際は遠州鉄道西鹿島線ともども直流1500ボルト化も考えた方が良いのかも。
さて、この1000系そして今のA3000系は地方中小私鉄にはうってつけの車体寸法!!
これからも残る地方中小私鉄には、こうして身軽なワンマン対応電車をどしどし普及させてほしいね。うん。
さて、この1008Fよ。これから何処へ行くのかな? まさか解体とは酷い。大井川鉄道とか岳南鉄道に行くとも思えないが。
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