遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

猛暑日には山登りだ ~ 棒ノ嶺

2024年09月12日 | 山旅

9月10日(火)

 

今日も明日も、猛暑日。

しかし、嘆いて家にこもっていてもしょうがない。

こういう日こそ、秋を見据えて訓練・体調チェック登山する。

 

▲ 前泊で、風呂も入った。

明日はがんばる、カンパーイ。

 

~・~・~

9月11日(水)

 

▲ 窓は全開して寝ると、5時半ごろ鳥のさえずりで目が覚めた。

 

 

▲ さわらびの湯の第三駐車場

ここはボクのシマで、ボク以外のキャンカーが泊まっているのを見るのは、生まれて初めてだ。(笑)

 

7時半に出発

登る山はボクのベンチマーク的な山、棒ノ嶺前回登山は4月19日だ。

 

▲ 有間ダムを過ぎて、名栗湖を半周して白谷沢の登山口へ。

 

 

▲ 今日の出で立ちは

Tシャツ1枚に、半ズボンだけ。お得意のインディジョーンズスタイルで。

あーた、もう29度Cだからね。

 

 

▲ 白谷沢の登りは、陽が隠れるためこんな日は助かる。

それに、短パンだから歩きやすく調子がいい。

 

 

▲ 岩の回廊、ゴルジュも過ぎて

水量は多い。水浴しないように注意深く沢を登っていく。

 

 

 

▲ 棒ノ嶺頂上969m に到着。11:17

 

 

▲ ボクが座っていたところは、ベチャベチャになっていた。おもらしをしたのでは・・まだない。汗でパンツがずぶ濡れなのだ。

 

 

▲ 頂上に来た時は、31度ぐらいだったが、出発する時は35度C超に! 11:17

うむ、十分暑い。

 

いつもは1時間近く、頂上でぶらぶらしているのだが、30分ほどで下山開始。

 

▲ 有間ダム、名栗湖に戻ってきた。

暑さで、後半ペースが落ちた。

 

 

▲ それでも、Harmonyちゃん、戻ったよ。14:12

 

 

▲ 先ずは、ノンアルビールで カンパーイ!!

プアーツ! うめーい。

 

 

▲ 気付けに、濃い珈琲、フレンチローストだ。

と、冷たいフルーツゼリー。

 

活動記録

 

直近の過去2回は、6時間15分ぐらいの山行だから、まあまあ良く似たペースを維持。

 

 

体調の異常は特に無い、ヨシッ。

有難い、感謝だ。

暑熱順化訓練は、これで十分。秋山の準備も出来たとしよう。

 

 

 

▲ 昨日に続いて、きょうも隣接するさわらびの湯へ。

脚を投げ出しての露天風呂。

いやー、スッキリした。

 

 

▲ 夕食

4時から6時までガラガラと発電機でエアコンを掛けて、車内は涼しい。

周りには誰もイナイので発電機起動OK.

 

 

▲ さわらびの湯は、今週は年寄りウイークで、クジで景品が出た。

2回ともハズレだが、「あま酒」をもらった。2本に。

冷やしておいたので、冷たく美味かった。

 

~・~・~

9月12日(木)

▲ 午前中は、ここでゆっくりしてブログ書きをしようと思っていたが・・

やっぱり、暑いねえ(笑)。

もう暑熱順化訓練はするつもりはない。あと1週間、19日から気温はようやく下がるし。

じゃ、しょうがない。家に戻るか 9:00出発。

 

 


樽前山は失敗!失意の支笏湖畔で

2024年08月12日 | 山旅

8月10日(土)

 

▲ 道の駅サンフラワー北竜 での朝

 

外を見てると

▲ 竜の門の上で、さっきから体を動かしているおっさんが・・

時刻は6時35分。

あはは、あそこでラジオ体操やっているんだ。奇特な・・いや偉い方だ。

 

▲ あの上に上れるんだ。

 

 

▲ 竜の門の上から見た図

 

天気をチェック。

うむ、登るなら今日、明日だな。

苫小牧の天気は二日間晴れになっている。

出発!

高速を使って苫小牧まで走った。お盆休みは土曜日でも休日割引を使えないのがイタイ。

 

下りて、まずは

▲ イオン・マックスバリューだ。

食料調達。改めてイオンの品数揃えはスゴイ。なんでもある。なんでも食べられる。

 

▲ と言いながら、イオンの昼弁当を駐車場で食べる。

今日は、樽前山の7合目登山口で前日泊すればよい。

給油所にも寄って満タン、準備万端。

樽前山へ向かう。

 

しかし、7合目登山口へ向かうゲートまでくると

▲ ギャイーン!!

車両通行止め だと!!

 

 

▲ 「2024年度は登山道工事のため樽前山への登山は禁止です。」

ずっと禁止だったんだ。

昨夏に登ろうと調べたままで、今回は全く事前調べをしてこなかった。

立ちすくむボク。

 

▲ ま、しゃあない。普通有り得ないこと。

支笏湖沿いに走って、小樽を次の目的地にしようと。

しかし今日はもうかなり走った。支笏湖畔で、泊まれるところがあれば・・

 

みんなが停まっているスポットがあった。中に入れてみる。

 

▲ うむ、海水浴場かよ。

いや、ここは海じゃないから、湖水浴場か(笑)。

 

 

 

▲ 支笏湖の水はきれいだな。

 

 

▲ 休憩所・レストランもあって。

そうか、ここは「支笏湖チップの里 ポロピナイ」と言うんだな。

チップでなんじゃい??

まあいい。チップ払うのでなければ。

 

▲ 駐車場はほぼ満杯近いが、後列にHarmonyを停める。

 

 

 

▲ ま、ここならいいか。

 

 

▲ 夕方になると、そりゃ湖水客の皆さんは帰るから、クルマも少なくなって。

向こうに見える山は、地図的には多峰古峰山なのかな。

樽前山は左手の山のようだが、腹が立つので撮らない、載せない (笑)。

 

 

▲ 夕食は、明日樽前山で食べるつもりで買った、豪華おにぎり弁当。

 

 

▲ 夜が更けて

浴客浜から少し離れたこの浜辺には、2基のライトが煌々と一晩中点いていた。

あとで翌朝分かったが、車中泊者のためなんかではない。チップ漁の方々のためだった。

おやすみなさいまし。

 

 

 

 

 


北海道で一番高い山に登る~大雪山・旭岳

2024年08月07日 | 山旅

8月5日(月)

 

きょうの午後に、旭岳ロープウェイ前に移動して前泊、明日に登る計画だった。

 

▲ 道の駅ひがしかわ「道草館」の朝

うむむ・・晴れてきた。

 

天気予報的には

 

▲ 今日も明日も曇り予報。

この薄雲の時は、実際は「曇ったり晴れたり」のことがここでは多い。

 

▲ 明後日は雨? だとう? その後も天気は、パッとしない。(北海道はずっとこれが続いている)

 

 

▲ で、ライブカメラでは9:39AMで、旭岳の中腹までは晴れている。

 

うむむ、明日も今日と同じ薄曇り予報ならば、実現していない明日よりも今日の薄曇りのほうを取るべきだよね(現在価値)。

決定。11時までにはロープウェイ前に行けるだろう。CTは4時間半、5時間とみて12時出発になっても午後5時には戻れる(ロープウェイ最終5時半)。

ホクレンショップで急きょ、昼メシの助六寿司他を調達。

出発!!

▲ ロープウェイ前には10時45分に着いたが

登山服に着かえ、日焼け止めクリームを塗ったりで

結局は11時30分のロープウェイに乗った。10分で着く。

 

▲ 登山開始。11時50分ごろ。

 

 

▲ まもなく「姿見展望台」に。

子供が、ガンガン鐘を鳴らす。一般人はここから池周遊コースに入る。

 

ボクは鐘も鳴らさず

▲ どんどん旭岳登山コースに入る。

あとはずっと、石ころゴロゴロの登山道だ。

 

 

▲ 左手には、地獄谷が見えてきた。

 

 

▲ あれが、ピークかな?

違う、違う。

 

 

▲ あの先がピークかな?

それも違った。

下山する人ごとに、ピークはどれか尋ねている始末で(笑)。

先がガスがかかって、もう見当がつかないので。

旭岳頂上へは11年前に登っているのだが、そんな記憶なんかない(笑)。

 

 

▲ 前方左に、薄っすらと見えているのが頂上かな??

 

 

▲ こんなとこにも、お花が。

 

 

▲ 頂上は左に行け、との表示が出てきた。

標高的にはあと80mほどだ。

 

 

▲ この先を更に右手に曲がって上がっていけば・・頂上かな

しかし最後に傾斜が強まっていそうで(汗)。

 

 

▲ あの先が、いくらなんでも頂上だろう。

えーかげんにしてくれ。(笑)

 

 

▲ また花が

「旅人さん、もう少しよ」

おお、そうかっ。

 

 

▲ あれが頂上だな。

 

 

▲ はい、来ました。

 

 

▲ 大雪山・旭岳の頂上です。14:07PM

2291m、北海道の最高峰です。 

え?標識がよく見えない? 見えなくてもここが旭岳の頂上です(笑)

登り2時間17分。ほぼCTどおり。

 

▲ 早速、遅い昼食にする。

来る前にホクレンショップで買ってきた助六寿司だ。

今回は当日の弁当なので、米が十分柔らかい。

 

 

▲ 気温は15度ぐらいかな。

鈴バンドが「大雪山」だよ。いつの大雪山か?だいぶ前の層雲峡に上がった時、買ったのかな。

 

 

▲ 標識

左下の赤線が今回のコース。実は狙っているていうか思案しているのは右下に茶色線の銀泉台・赤岳・白雲岳のコースなんだ。2017年に登山口で前泊したが、天気は晴れずで登らなかったコースなんだ。

これ、ぜーんぶがいわゆる「大雪山」ね。

うなぎさんが、登ったという黒岳が右上に覗いている。(笑)

 

30分ほど頂上にいてガスが取れそうにないし、

▲ 下山しよう。

この手前の、外人3人親子もまもなく下りてきた。

もう一組ペアがいたが、リュックがいっぱいで、これからさらにどこかでテント泊するのだろう。

なんせ、最終ロープウェイに乗れないとね。

 

 

▲ 右手に、再度地獄谷を眺めつつ

 

 

 

▲ 地獄谷をワイドで。

 

 

 

▲ 姿見の池が見えるところまで降りてきた。

 

ここからは、一般向け観光コースで池めぐり。

2007年に家内と周った。

 

▲ 姿見の池

 

 

 

▲ 姿見の池

多分、あの時は雪がまだ残っていた記憶で。

 

 

▲ 紫色の花。桔梗系だろう。

 

 

▲ 鏡池

 

左手には

▲ 擂鉢池

二つ合わせて夫婦池。

「私たちね」と言ったので、あの日は夫婦記念日。(また言っている)

 

▲ この黄色い花が、一番多く咲いていた。

 

 

▲ 毛状になったチングルマ

昨春に、入笠山でもらった苗を自宅に植えたが枯れた。

 

 

 

▲ ロープウェイ姿見駅に-戻ってきた。16:50PM

全行程5時間の山行に。

 

17時発の下山ロープウェイに無事乗る。

 

▲ 山はもうふもとまでガスってきたが、もうよろし。

無事、終了。調子見の山行が無事終了。

 

 

▲ フレンチローストと冷やしておいたフルーツゼリーで休憩。

 

 

活動記録

▲ YAMAPを姿見駅に到着後も切り忘れていたので、総タイムと下りの標高差距離が膨らんでいる。

正しくは総タイム5時間、下りの標高差は登りと同じ755mぐらいだろう。

 

 

3D画像

 

調べてみたら、11年前とだいたい同じペースの山行だ。

となると、上出来ではないだろうか。

白雲岳は? うむむ、どうしよう。アレは大変、CTが7時間だしなあ。

 

 

▲ お風呂は、前日とおなじく「森のゆホテル 花神楽」で。

 

 

 

▲ 道の駅ひがしかわ に戻って

 

冷やし中華で。

カンパーイ、よくやった、旅人くん。

 

「旭岳に登るといっておきながら、頂上からの風景がまったく見えてないじゃないか」

とご不満のアナタ。

山はそんなもんですが、11年前はきっちり頂上で晴れましたので、どうかそちらをご覧なすってください。景色は多分変わってないと思いますので(笑)。

 

 

大雪山・旭岳に登る - 青い空とわたし

7月8日(月)ライブよかった晴れて。▲北海道の最高峰大雪山・旭岳2290m。今朝、登ってさきほど戻った。アクシデント無し(笑)。【続く】************朝4時半に起床。気合...

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旭岳登山の下見へ

2024年08月06日 | 山旅

8月4日(日)

 

▲ 道の駅東川の駐車場を離れて、東の方向へ。

田んぼの小さな駐車場で、充電走行をしながらいつもの作業を。

今日は一日中薄曇り予報。

次は旭岳に登る日をずっと待っているのだが、ずっと晴れ予報にならない。

ロープウェイで中途まで登って、そこから標高差600mほど脚で頂上まで登るコース。

じゃあ、下見に行ってこよう。

 

40分ほど東へ走って、大雪山旭岳ロープウェイ前に着く。

 

▲ 小雨が降ってきて、ロープウェイ背後の旭岳等の山並みは、全く見え間シェーン。

シェーン、カムバック! (また言ってる)

有料500円の駐車場で、車中泊はできまシェーン。

昔は無料で、車中泊もしたのに。と言っても、ノーリターン、ノーリターン (古いんだよ)

 

 

▲ 来た道の800mほど下に、無料駐車場の標識が。

そこに停めて車内昼食をとる。

登山を終えた人がポツポツとずぶ濡れのまま帰ってきて、クルマに乗って帰っていく。

予報的には、両日曇りだが明日より明後日の方が陽が差す可能性が高い。

では、登山作戦は

 あした前日泊目的でこの無料駐車場へ夕方までに来る。明後日、天気を現地確認して登る。いつもの前日泊パターンで気が楽だ。

 

では道の駅へ戻ろう。

 

▲ 道の駅への道すがらの、ホテル花神楽の立ち寄り湯へ寄る。@800

広い気持ちのいいお湯。

 

 

▲ 道の駅東川に戻る。

いよいよ、今回初の山登りへ向けて動き出すかな。

 

Eddie Vedder - Guaranteed (Lyrics)

 

ひざまづいていては自由になれない 空のグラスを高々とかかげて

どこへ行こうと自分らしくいよう 自由である為に

 

 

 

 

 

 

 


道の駅・花かげの郷まきおか での朝

2024年06月18日 | 山旅

 

6月14日(金)

 

▲ 道の駅・花かげの郷まきおか(牧丘) での朝

朝6時前に起きる。

外はいい天気だ。

道の駅まわりを散歩してこよう。

 

▲ 駐車場の裏手には「富士山絶景ポイント」なるものがある。

関東の富士見100景のひとつに?

階段を上ってみる。

 

▲ 薄雲で、みえましぇーん。

 

 

▲ あずま屋があって、遊具施設もある広場。

 

周りは遊歩道になっていて

▲ 白い花が・・

これって、ワタスゲかな。

 

▲ 綿状の花が

尾瀬で見たことがある。

 

 

▲ 白い花

 

 

 

▲ 黄色い花

 

 

▲ 中心が焦げ茶になっている花

この面妖な色使いは、外来種だろう。

 

 

▲ 大和撫子 も。

 

 

▲ 黄色い甘そうな花

「花かげの・・」というキャッチが付く道の駅だから、花が多そうだ。

 

 

▲ 「彩甲斐」と書いた石碑

埼玉県と山梨県の知事名も添えて。

 

 

▲ 趣意書

要は、雁坂トンネルができた(平成10年)ことにより、長く隔てられていた「彩の国(埼玉県)」と「甲斐の国(山梨県)」が出会ったことを記念して設けられた石碑だと。

 

 

▲ 二つの重なる石も

右が山梨県、左が埼玉県 なるぞ。

 

 

道の駅トイレに寄る。

▲ トイレットペーパーをお土産に

ユーモアていうか皮肉ていうか (笑).

勝手に持っていったらアカン。

 

 

▲ 朝食はチョコレートパン

コストコで大量購入のデニッシュがまだ残ってまして。

家内からメールあって、今日は東京に遊びに行って遅くなるとか。

では、ゆっくりしていよう。

前々日の龍崖山記事を書いてブログアップ。

 

昼食は、自前の食い物は十分にあるが、

そこは道の駅への一宿一飯の恩義でして

 

▲ 道の駅の食事処で。

ばあちゃん一人でやっている処なので、メニューも簡単なモノだった。

肉丼の付いた蕎麦セット@900で。うん、美味かったよ。

 

道の駅店内には色々特産品が売っていたが、やはりボクだけでは何を買う価値があるのか分からなくて、何も買わず。

ここの特産はやはり葡萄がらみで、巨峰のなんとか菓子を買ってくれば良かったかなと、今になって思う(笑)。

 

▲ それなりに、お客さんも集まってきた。

午後1時ごろに出発!

勝沼ICから中央道に乗って帰路についた。午後3時半自宅着。

 

2泊3日小山旅:総走行距離235km

ルート