遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

竜ヶ岳に登って 富士山を展望すれば・・

2024年12月16日 | 山旅

富士は日本一の山だ

 

 

~・~・~・~

 

12月14日(土)

 

▲ 道の駅・朝霧高原 での朝 6:49

空に赤味が差す。

 

▲ 右端から陽が顔を出し始めた。7:30

では、ぼちぼち移動。

 

 

▲ 15分ほどで、本栖湖・湖畔登山口 駐車場に。

 

 

▲ 行くぞ!!

8時半に出発。

 

▲ 湖畔登山口はすぐ近くに。

意気揚々と登り始めて10分ほどで

「あ、サングラスを忘れた」。

取りに戻ったら、キャンカーの鍵も掛け忘れていた。

大丈夫かよ。こういうのが多くなってきた。

 

 

▲ 雑木林の登山道を登り続ける。

 

 

▲ 登ってきた湖畔登山口コースと、石仏ルートとの分岐点にきた。10:19

真っ直ぐに山頂へ向かう。

 

 

▲ 山道は凍っている。

 

 

▲ 土表面が割れて、霜柱が、二層、三層になって露出していた。

 

 

▲ 広い台地状の山頂に到着。

正面には南アルプスの連なりが。

中央で、自分の後ろを振り返れば

 

▲ 富士山!! 

ここは、竜ヶ岳頂上 標高1485m 10:35

 

出発から2時間ほどかかった。

 

▲ 快晴だが、残念ながら富士山上部には雲が掛かっている。

よくあること。

 

して、右の裾野に目を移していくと・・

▲ 駿河湾が、陽を受けて光っている。

 

今は11時近く。ずっと腹が空いていた。

 

▲ お得意の助六寿司を出す。

一昨日スーパーで調達してきたものだが、朝にチンしてきたから、そう固くはない。

腹が減っていればなんだってウマイ。まして山の上では。

淹れてきた熱いコーヒーも、身に染みる。

 

 

▲ 気温はマイナス5℃ 。

風は少しあったが、なんせ陽が照っているので、震えあがるほど寒いというわけではない。(今日は下着シャツを2枚重ねてきたし)

 

▲ 頂上には40分ほど居た。

富士山の雲も、少しづつとれてくる感じ。

これなら大丈夫。

 

下山開始。今度は石仏・見晴らし台コースで下ろう。

それは、笹原の正面に富士山がずっと見えているコース。♬

 

▲ して、雲がとれた! 11:39

 

 

 

▲ う~ん、マンダム !! 

 

 

 

▲ 富士のすそ野が、優美にすーっと伸びていく・・

この流麗さ、美しさは、ため息、涙ものだ。

 

 

▲ 裾野の終わりには

輝く駿河湾が広がり、その向こうには伊豆半島がうっすらと・・

 

 

こうして、富士山に目を遣りながら下りて行くのは、全く苦でなく、愉悦というもの。

 

▲ 石仏・展望台まで下りてきた。12:22

この辺りから、再び雲がトップのギザギザ辺りにかかり始めてきた。

元旦には、竜ヶ岳に初日の出を見にくる人が多いそうだが、頂上に行かなくともこの展望台で十分だろう。

 

展望台から下は、笹原から雑木林に変わる。

▲ 本栖湖が見えてきた。12:49

あの下には・・小さくクルマが見える・・

 

▲ アップすれば、Harmonyちゃん。

もうすぐ、戻るからな。

 

 

▲ 湖畔登山口駐車場に戻ってきた。13:32

5時間ほどの山行になった。

 

 

▲ 珈琲・休憩タイム

レーズンサンド、チョコドーナッツを齧(かじ)って。

 

▲ 柿のカットも頬張りながら

 

活動記録:

▲ 反時計回りで周回してきた。

 

3D画像では:

▲ 3年前に初めて竜ヶ岳に登った時は、時計回りだった。

登る時に後ろを振り返りながら富士山を見るよりは、下りながら富士山を始終、愛でるほうがいい。富士山ラバーなら見晴台コースのピストンでもいい。

 

1時間ほど休憩後、湖畔登山口駐車場をあとにした。

 

▲ 精進湖の横も寄り道して通る。

今年の2月にここでキャンカーキャンプして、富士パノラマ台へ登った。明日ここでパノラマ台も見てこようかと思ったが・・止めた、やり過ぎだ。(笑)

次は、冬の真っ最中。上から下の裾野まで真っ白になった富士山を観にこよう

 

西湖に入って

▲ 西湖湖畔にある「いずみの湯」に 15:23

 

スッキリしたあと、西湖の入口に戻って

 

▲ 西湖・ボート場へ。

突き出た小さな浜に。ここは初めて。

湖面に接近しているが、津波はないだろうから(笑)。

 

 

▲ 夕暮れ時の富士山と一緒に

 

 

▲ 右から夕陽を受けて、薄いピンクの紅富士。

見惚れる。

キミは綺麗だ。

 

 

▲ 綺麗でいて、静謐(せいひつ)そのもので在る。

 

富士さん、おやすみなさいまし。

 

▲ 夕食は八宝菜丼

レトルトパウチの八宝菜を掛けただけだが。レトルトは具の量が少ないので、二袋かけたよ(笑)。

おーまんだむ (まだ言ってる)

~・~・~

 

午後10時近くに、クルマが次々に浜に入ってくる音。おかしいなあ・・ボクしか居なかったのに。明日早朝の富士観のため車中泊に??

車窓の遮光カーテンを少しずらしてみると・・

▲ ほの白い富士山が浮かんでいた。

星は出ているが、辺りは真っ暗。雪を抱いた富士山は、暗闇の中で、白く浮かび上がるのだ。

ああ、これを観に来ているのか!

右も左も乗用車が停まっていたが、みなさんよくご存じで。

 

ボクは、もうパジャマ姿なので外に出たくはない。

窓の外にコンデジを突き出して、パシャとこの1枚。(三脚を出せばもっと明確になるだろうに)

 

あらためて、富士さまおやすみなさいまし。

 

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