富士は日本一の山だ
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12月14日(土)
▲ 道の駅・朝霧高原 での朝 6:49
空に赤味が差す。
▲ 右端から陽が顔を出し始めた。7:30
では、ぼちぼち移動。
▲ 15分ほどで、本栖湖・湖畔登山口 駐車場に。
▲ 行くぞ!!
8時半に出発。
▲ 湖畔登山口はすぐ近くに。
意気揚々と登り始めて10分ほどで
「あ、サングラスを忘れた」。
取りに戻ったら、キャンカーの鍵も掛け忘れていた。
大丈夫かよ。こういうのが多くなってきた。
▲ 雑木林の登山道を登り続ける。
▲ 登ってきた湖畔登山口コースと、石仏ルートとの分岐点にきた。10:19
真っ直ぐに山頂へ向かう。
▲ 山道は凍っている。
▲ 土表面が割れて、霜柱が、二層、三層になって露出していた。
▲ 広い台地状の山頂に到着。
正面には南アルプスの連なりが。
中央で、自分の後ろを振り返れば
▲ 富士山!!
ここは、竜ヶ岳頂上 標高1485m 10:35
出発から2時間ほどかかった。
▲ 快晴だが、残念ながら富士山上部には雲が掛かっている。
よくあること。
して、右の裾野に目を移していくと・・
▲ 駿河湾が、陽を受けて光っている。
今は11時近く。ずっと腹が空いていた。
▲ お得意の助六寿司を出す。
一昨日スーパーで調達してきたものだが、朝にチンしてきたから、そう固くはない。
腹が減っていればなんだってウマイ。まして山の上では。
淹れてきた熱いコーヒーも、身に染みる。
▲ 気温はマイナス5℃ 。
風は少しあったが、なんせ陽が照っているので、震えあがるほど寒いというわけではない。(今日は下着シャツを2枚重ねてきたし)
▲ 頂上には40分ほど居た。
富士山の雲も、少しづつとれてくる感じ。
これなら大丈夫。
下山開始。今度は石仏・見晴らし台コースで下ろう。
それは、笹原の正面に富士山がずっと見えているコース。♬
▲ して、雲がとれた! 11:39
▲ う~ん、マンダム !!
▲ 富士のすそ野が、優美にすーっと伸びていく・・
この流麗さ、美しさは、ため息、涙ものだ。
▲ 裾野の終わりには
輝く駿河湾が広がり、その向こうには伊豆半島がうっすらと・・
こうして、富士山に目を遣りながら下りて行くのは、全く苦でなく、愉悦というもの。
▲ 石仏・展望台まで下りてきた。12:22
この辺りから、再び雲がトップのギザギザ辺りにかかり始めてきた。
元旦には、竜ヶ岳に初日の出を見にくる人が多いそうだが、頂上に行かなくともこの展望台で十分だろう。
展望台から下は、笹原から雑木林に変わる。
▲ 本栖湖が見えてきた。12:49
あの下には・・小さくクルマが見える・・
▲ アップすれば、Harmonyちゃん。
もうすぐ、戻るからな。
▲ 湖畔登山口駐車場に戻ってきた。13:32
5時間ほどの山行になった。
▲ 珈琲・休憩タイム
レーズンサンド、チョコドーナッツを齧(かじ)って。
▲ 柿のカットも頬張りながら
活動記録:
▲ 反時計回りで周回してきた。
3D画像では:
▲ 3年前に初めて竜ヶ岳に登った時は、時計回りだった。
登る時に後ろを振り返りながら富士山を見るよりは、下りながら富士山を始終、愛でるほうがいい。富士山ラバーなら見晴台コースのピストンでもいい。
1時間ほど休憩後、湖畔登山口駐車場をあとにした。
▲ 精進湖の横も寄り道して通る。
今年の2月にここでキャンカーキャンプして、富士パノラマ台へ登った。明日ここでパノラマ台も見てこようかと思ったが・・止めた、やり過ぎだ。(笑)
次は、冬の真っ最中。上から下の裾野まで真っ白になった富士山を観にこよう。
西湖に入って
▲ 西湖湖畔にある「いずみの湯」に 15:23
スッキリしたあと、西湖の入口に戻って
▲ 西湖・ボート場へ。
突き出た小さな浜に。ここは初めて。
湖面に接近しているが、津波はないだろうから(笑)。
▲ 夕暮れ時の富士山と一緒に
▲ 右から夕陽を受けて、薄いピンクの紅富士。
見惚れる。
キミは綺麗だ。
▲ 綺麗でいて、静謐(せいひつ)そのもので在る。
富士さん、おやすみなさいまし。
▲ 夕食は八宝菜丼
レトルトパウチの八宝菜を掛けただけだが。レトルトは具の量が少ないので、二袋かけたよ(笑)。
おーまんだむ (まだ言ってる)
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午後10時近くに、クルマが次々に浜に入ってくる音。おかしいなあ・・ボクしか居なかったのに。明日早朝の富士観のため車中泊に??
車窓の遮光カーテンを少しずらしてみると・・
▲ ほの白い富士山が浮かんでいた。
星は出ているが、辺りは真っ暗。雪を抱いた富士山は、暗闇の中で、白く浮かび上がるのだ。
ああ、これを観に来ているのか!
右も左も乗用車が停まっていたが、みなさんよくご存じで。
ボクは、もうパジャマ姿なので外に出たくはない。
窓の外にコンデジを突き出して、パシャとこの1枚。(三脚を出せばもっと明確になるだろうに)
あらためて、富士さまおやすみなさいまし。
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