遥か彼方へ

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膝が痛い ! ので整形外科へ

2024年12月26日 | 日々の思い

ちょっと大げさな絵ですが。先日の竜ケ岳登山のあと、実は膝に少し痛みが残っていて。10日たっても痛みは変わらないので。

歩くと星印のポイントに痛みを感じて、上から押すとそこが痛い。

 

12月25日(水)

 

▲ いつもお世話になっている総合病院へ行きまして。

では、当然レントゲン写真を膝の前・後・横の3面撮って

 

▲ これはネットからの絵だが、星印が痛むのだが。

レントゲンでは、脛骨のトップとか大腿骨にも異常は無し。

良かった。変形性膝関節症の兆候にでもあれば、ヒアルロン酸注射、水抜き・・大変なことになるから。

先生は、膝の色んな箇所を押して、ここは、ここは、痛いですか?と。痛いのは、ワンポイントのみ。

 

▲ 先生の診たては、膝のお皿は上と下が筋肉と繋がってますが、ここのひざ下の筋肉痛でしょう。

 

ストレッチをして様子を見てください、ということで

▲ このパンフをもらった。

追求するのが習い性になっているボクなので、以下は先生とのQ&A の記録。

 

Q 歩き始めて10分ほどすると、痛みはなくなるようなのですが。家にもどるとまた痛みを感じます。あれは歩くと刺激を受けて関節液が余計に出てくるとか?

A それはありません。歩いて、どんどん痛くなるのが普通です。

(脳は痛みに慣れると痛みの信号を送るのを止めることがある。登山初めで大腿骨外側が痛くなることがあるが登り続けると痛みが消える。あれと同じか。温浴するとこれまた一時的だが膝の痛みが消える。多分血流量に起因して痛み消えるのだろう。)

Q スキーに行けるでしょうか?

A スキーも膝を使いますからねえ。痛みの様子を見ながら、ご自分で判断してください。

Q 私の骨密度は3年連続D判定ですが、この膝の痛みと関係ありますか? 骨密度(大腿骨同年代比74%)は何もやらなくていいのですか?

A 関係ありません。男性の場合は70以下にならなければ経過観察です。薬を飲み続けたくはないでしょ。カルシウムを含んだバランスのとれた食事をしてください。

(2年前の先生と同じことを言われたが、70%の指針を初めて聞いた)

Q 右脚の膝は2年前に転倒で痛めて、内側の軟骨が少ないと言われましたが、あれはどうしたらいいのでしようか?

A 画像をチェックして。その後、痛みもなくなったのでしょ? なら、問題ありません。

 

もし、何か気になる変化があれば、また来診してください、ということで診察は終わった。

実態を見ながら診療をしていこうという、プラグマティック実用的な先生という印象をうけた。

 

~・~・~・~

自宅に戻って、ネットで調べてみた。

先生は、症状名を言われなかったが、ボクの症状は「膝蓋靭帯炎」に相当するのだろう。その絵を上にアップした。

膝蓋靭帯(しつがいじんたい)とは、膝のお皿である膝蓋骨と、すねの脛骨を結ぶ靭帯で、膝の曲げ伸ばしに伴い伸びたり戻ったりする。その際の負荷が蓄積されることによって炎症が起き、痛みが生じた状態が膝蓋靭帯炎だ。この疾患は膝上が痛くなる大腿四頭筋炎と合わせ、別名をジャンパー膝と言われ、バレーやバスケットなどのジャンプを繰り返すスポーツで起こりやすいことが特徴。10~20代の男性に多いと言われている。激しい運動を無理に続けると症状が悪化するため、安静にすることが必要

 

あはは、「10~20代の男性に多い」という記述には笑ってしまうが。

竜ヶ岳は累積標高差が624mで「普通」レベルの登山だったし、その前にも普通レベルはこなしてきた。竜ヶ岳だけ飛んだり跳ねたりしながら登山したわけでもないし(笑)。で、???。

 

しかし、別の資料では

また別の(膝痛)原因としては、膝周りの筋肉の衰えが挙げられる。この筋肉には、膝の関節・腱・骨などを支えて、膝の動きを安定させる大切な役割がある。加齢に伴い、関節周囲の筋肉が減少したり柔軟性が低下して硬くなったりすることで、膝の痛みにつながる。⇒ 痛点ストレッチで局所的な柔軟性を取り戻す(省略)

 

これだね。73歳のジジーの筋肉(膝蓋靭帯)は当然のことながら硬くなってきているのだろう。齢取った乳牛の肉は硬い、アレと同じだ。観念しなくてはならない。

 

年末年始は、膝は適度な運動はした方がいいが、基本安静だ。そして、痛点ストレッチをやってみよう。

 

 

2年前に岩手山で転倒、お皿を打って の記事:

ひざ痛で整形外科へ 結果は・・ - 遥か彼方へ