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遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

日本一の白樺群生地を歩く

2022年08月15日 | 一般旅

8月14日(日)

 

信州・八千穂高原の白樺群生地を歩こう

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・

 

昨夜は、台風による雨もほとんどなく終わった。

 

▲ 展望所での朝

向こうに見えるは八ヶ岳連峰。

 

 

▲ 標識が立ててある

 

それに従って、山名を書き足せば

▲ はい、このようになる。

ちなみにこの流れでは、先日登った北横岳はずっと右手で、ここからは見えない。

 

 

▲ 前方は、秩父の山並み。

 

 

▲ 山を眺めながら作業するのは、気持ちがいい。

作業?

ブログを書くことだよ。もうそれしかない (笑)。

 

あまりここに居続けるのも不適切。真似して群馬ナンバーのでかいキャンカーが入ってきた。

退散。

八千穂レイクへ戻る途中に寄ってみた。

▲ 八千穂高原スキー場の駐車場。

ここも見晴らしがいいなあ。

 

ここで、昼食にしよう。

▲ ツルヤ製のレトルトピッツア

ボクは調理しない。出来合いの惣菜、レトルトモノ、弁当専門だ。(何を偉そうに)

 

 

▲ バジルピッツア

数日冷蔵庫に入れたままだったから、下の生地が柔らかかったが、食べれば同じ。ウマかった。

 

 

▲ 八千穂レイクの駐車場に到着。

昼食のあとでもあり、ウオーキングだ。

 

ここで位置関係の説明を

▲ 赤線を右から、八峰の湯・展望所 ⇒ スキー場 ⇒ 八千穂高原自然園(行くかも)⇒ 八千穂レイク と移動してきた。

これで、右下の白駒の池、麦草峠との位置関係も分かるだろう。

 

八千穂レイク周辺を拡大すると

▲ 現在地はP駐車場だ。

これから緑の線で、「白樺群生地」へちょっと歩いてこようと思う。

 

▲ 駐車場を見下ろして

 

 

▲ レイクを周回して

 

 

▲ 白樺群生地の入り口へ

 

 

▲ 以前無かった手書きの説明標識も

「白樺の小径」だ。「さわやかで清々します」だって。いいねー。

 

 

▲ 白樺の小径を歩く

 

 

▲ 笹の下地に、白樺が自然群生している感じだな

 

 

▲ 標識説明のあった東屋。

 

 

▲ この先を進めば、駒出池キャンプ場に着くのだろうが、何となく鬱蒼としているので、パス。

左手の「どんぐりの小径」へ進もう。

 

 

 

▲ 段差のある小径を上がっていく。

 

 

▲ また説明標識

「明日が心配? でもいい気分転換です」

(歩き疲れても)明日はぜんぜん心配でない身だけど (笑)。

 

 

▲ 道に出た。

「日本一 白樺群生地」か。じゃこれを記事タイトルに使わせてもらう。

確かに群生地はキャンプ場の方にも広がっていて、規模は大きいと思う。

ニッポン一 !!

 

帰り道にあった花は

▲ クサフジ

 

 

▲ コオニユリ

 

さあ戻ろう。

 

 


八千穂高原での避暑は

2022年08月14日 | 一般旅

八千穂レイクでの朝

 

8月12日(金)

 

▲ 八ヶ岳・北横岳に登った翌日

道の駅・ヘルシーテラス佐久南 での朝。

ここが一番気が休まる。クルマも前列右端の定位置で。

9時前から人が集まってきて列をつくる。

 

 

▲ 花の特売のようだ

お盆だもんね。

朝食後、道の駅を出発。道の駅はフツーのお客さんのクルマでいっぱい。邪魔になる。

 

ツルヤに寄って、食料補充。

そして、夏になったらここにステイしたいと思っていたここへ。

▲ 八千穂レイク湖畔へ

 

 

▲ 明日は台風。天気は曇りがちだ。

時折、ポツポツと降るが、また止む。

八千穂(佐久穂町)は佐久の隣り町。何もない。あるのは自然だけで、それがイイ。

 

元々はテニスコートだが、今は駐車場になっている。

 

▲ ここも勝手に(と思っているが)停められるのがいい。

みなさん、間違いなくこのレイクに釣りにきている。キャンカー1台を初めてここでみたが、そのオジサンも釣りを終えると出て行った。ボクみたいに、避暑のためだけにステイしようとする輩はいないようだ。辺りは白樺樹林が広がるだけで、店はないからなあ。八千穂高原だ。

残念ながら、地デジは全く入らない。

 

▲ 先ほど調達してきた、スイカを食べよう。

夏は、この果物が一番好きだ。

 

8月13日(土)

 

▲ 八千穂レイクの朝

雲は多いが晴れ。

台風の雨は夕方以降だろう。

朝食前にちょっと散歩。

▲ レイクの管理棟

その奥が宿泊がらみのクルマが駐車できるようになっているが、樹木に囲まれている。本当はそこが避暑的にはベストだが、ソーラーパネルを載せてからは駐車場になってしまった。

 

 

▲ 従来あった喫茶+軽食も、ずっと休業中だ。いたしかた無し。

釣りをする人は、ここで料金を払うようだ。

 

 

▲ 八千穂レイクの説明。

はい、そのとおりです。

「また、恋人の聖地として認定されている」とは、誰が認定するんだよ (笑)。ま、自然しかウリのない八千穂ですから大目にみてあげよう。

 

▲ あ、引いている、引いている

向こうで、銀色のサカナが跳ねた。

 

 

▲ オオッ 釣れた。

釣れた人、ていうか瞬間を見るのは初めてだ。

 

 

▲ 網ですくったあと、この方、また池に離した。

キャッチ&リリースすることになっているのか?

釣れるのはニジマスだと思うが、もったいなくない?

やはり自然重視の八千穂だ。

 

昼食も食べたあと、風呂に行こう。

▲ 20分ほど走って、八峰の湯へ。

 

 

▲ 小海リエックススキー客とか、後背の別荘族のニーズを見込んだ高原の立ち寄り湯。

ヤッホーの湯 と読む。

 

 

▲ 温泉の駐車場

後ろの山並みが八ヶ岳。ほぼ雲をかぶっているね。

いつもは、ここで車中泊も兼ねてしまうのだが、どうもお盆休みで駐車場も混雑しそうだ。自粛したほうがよさそう。

 

▲ で、近くの展望所のフリースペースにきた。

ここは八ヶ岳の見晴らしがいい。雲でまったく見えないが。

 

▲ ここは地デジが2局見れた。

今日13日の長野県は、2326名。

ウム、佐久市は110人で第5位、八千穂のある佐久穂町は10人だ。

 

 

▲ 夕食は、パスタにした。

「レストラン仕様ボロネーゼ」賞味期限は8月18日だ。

ここは標高1200m。20度以下で寝れそうだ。

それにここなら、今晩大雨になっても、河川の氾濫、土砂崩れは・・ない。

 


山の日〜北横岳に大河原峠から登る

2022年08月13日 | 日々の思い

6月11日(木)

 

▲ さすが「山の日」。大河原峠の駐車場はもう満車状態。6:44AM 14.5度C

朝5時ごろは昨日同様のガス状態。

少しずつ晴れてきたが、出発予定の6時を7時に遅らせた。

 

 

▲ 駐車場横の登山口からシュッパーツ。7時。

笹の斜面を登り始めた。

 

今日の予定

▲ 上部(北)の大河原峠の駐車場を出発。時計回りで、まず双子山頂上へ。双子池へ下降し、横岳への分岐点・亀甲池へ。そこから横岳頂上へ登り、北峰、南峰、北横岳ヒュッテへ。戻りは天祥寺原を経由して駐車場へ。累積標高差903m、距離9.1km、コースタイム5:54 だ。

 

出発から30分ほどで

▲ 双子山頂上へ。2224m。 

佐久市で一番高い山。

頂上は稜線上の広い笹原で、360度パノラマだ。

 

▲ 右手には浅間山。

 

 

▲ 左手には、これから登る北横岳。

いったん左から谷を下りて双子池へ。そこから右手に進んで亀甲池から直登する。

 

 

▲ 後ろは、蓼科山。少し雲がかかっている。

 

 

双子山の稜線を少し進んで、深い笹の登山道を下降して

 

▲ 双子池の側に立つ双子池ヒュッテへ来た。

ヒュッテの前を左手に進んですぐに

 

 

▲ 双子池(雄池)だ。8:22AM 12度C

 

 

 

▲ 後ろの山は大岳。北横岳の左手に連なる山だ。

大岳の山影が池に映る。

 

 

 

▲ 周囲が囲まれた池には、一方向の風が来ない。

水面は、かすかに動いているような、いないような。

一様な紋様が広がる。

 

▲ 水紋

 

雄池から少し歩けば雌池に。昔は二つの池はつながっていた。

 

▲ 双子池の相方、雌池に。

 

 

▲ 樹林を映す雌池の岸辺を歩いて対岸の樹林帯に入る。

この岸辺はキャンプ可になっているが誰もテン泊はしていない。

シラビソの樹林帯は、苔むした岩、倒木があってよく言えば幽玄、言い方を変えれば、鬱蒼として。

少し上昇していくと。

 

▲ 亀甲池に到達。9:33AM

 

 

▲ 亀甲池の水深は浅い。

岩が亀甲の文様を作っている。10年以上前に、麦草峠からこの池に来た時は、完全に干上がっていた。熱暑で欧州は干上がっているなか、日本はまだだ。結構なことだ。

 

亀甲池を分岐点として左折、ここからほぼ直登で横岳山頂へ登っていく。

 

▲ 日本庭園みたいなところもあれば、とにかく苔むした、緩急ある樹林帯を登っていく。ここも八ヶ岳の一角だ。傾斜地だから鬱蒼感はない。

 

 

▲ 北横岳・北峰に到着。2480m。11:20AM。亀甲池分岐から1時間40分要した。

まず、見やるのは前方の

 

▲ 八ヶ岳連峰の山並みだね。

ちょっと雲が掛ったりするが、よく見える。昨日登った人は、見えなかったと言っていたもんね。♪

 

前だけでなく、きょう登ってきた後方を振り返れば

 

▲ 大河原峠から双子山を登って、赤茶けた稜線の右端から下降し、谷の双子池、亀甲池を経て、ここまで再度登ってきた。2回登ったことのある蓼科山も今はハッキリ見える。ズームしたら岩だらけで広がる頂上がよく見えた。あそこが八ヶ岳の一番の北端だ。

 

北横岳は双耳峰。

▲ 北峰から南峰へ移動。

移動は平地で、数分だ。

 

 

 

▲ 南峰 2473m

高さは7mしか違わないが、南峰は八ヶ岳中央部により近づくので (笑)。

 

 

▲ 遮るものがなく、八ヶ岳が見える

しかし、右(西)から流れてくる雲塊が被さってきた。

 

▲ ランチをして、待ってみよう。25度C

二日前にツルヤで調達してきた三色おにぎり弁当は・・米がほとんど水分を失っていてポロポロと崩れた。箸で米粒を拾うのに手間取った (笑)。

 

 

▲ 雲がだいぶ取れてきた。

 

 

▲ 山を同定すれば、こんなところか。

中央に主峰、赤岳 2899m。

10年以上前に日帰りで登ったが・・もう登らない(れない)だろうな。

北横岳の山頂には家族連れも多く、にぎわっていた。ほとんどはピラタスのロープウェイで坪庭まで上がってきてから北横まで登ってきた人達のようだ。

 

北峰に戻って

▲ 北横岳の下山開始。12:58PM

結局、頂上には1時間40分もとどまっていた。北横ヒュッテとか七つ池へは寄らず、ひたすら八ヶ岳に掛る雲が取れるのを待っていた。(バカだねえ)

 

亀甲池・分岐点への下山は、1時間6分を要した。同時に下りた二人組↑ を意識したら速まった(笑)。

 

▲ 分岐点から天祥寺原への登山道は、平坦。

正面に蓼科山を眺めながら、ルンルンと歩く。

 

 

▲ 天祥寺原

この分岐点を左へ行けば蓼科山登山道、右へ行けば大河原峠へ戻る。もちろんもう蓼科山へは登らない。

 

 

▲ 大河原峠へ戻る途上で、後ろを振り向くと北横岳。

ちなみに左端が大岳。

大河原峠へ戻る山道は緩いが登り調子で、いい加減に着いてくれないかと愚痴っていた。

疲れてきた。

 

▲ 大河原峠へトーチャコ。戻りました。15:20PM 22度C

 

クルマに入って、まずは一杯!

▲ このノンアル。初めて飲んだけれど、嫌味 (笑) がなくて飲みやすい。

 

 

▲ そしてスタバフレンチローストと、賞味期限が今日のケーキ・フルーツミルクレープを。

コーヒーは、下山ドライブ時にシャキッとさせるために必要なのだ。

 

▲ 8時間余の山行とあいなった。

コースタイムは6時間ぐらいだが、山頂で1時間40分もぶらぶらしていたからね。

 

 

 

▲ 標高推移(左)は、双子山へ登って下りて、池めぐりのあと一気に山頂へ。戻りは天祥寺原がやはり上昇で疲れた。

時間推移(右)は、山頂でゆっくりしましたねえ。

 

反省終了!

 

蓼科スカイラインを下って佐久へ。道の駅佐久南を通り過ぎて、いつもの「のぞみサンピア佐久」へ。

浅間山を眺めながらの立ち寄り温泉にゆっくりと。

 

▲ 入浴後、施設内の食事処で

安養寺味噌ラーメンを。

 

 

▲ 久しぶりの外食ラーメン、ウマかったねえ。

 

きょうのお泊り場所は、ボクの定宿、道の駅ヘルシーテラス佐久南 !!

今日も、エアコンなし!!


涼を求めて第二弾 ~ 佐久の大河原峠へ

2022年08月10日 | 山旅

8月9日(火)

涼しいところを求めて大河原峠の駐車場へ 標高2093m ですぞ

 

~・~・~・~・~・~・

 

▲ 今回も、ツルヤで食料調達して

ふもとの佐久市は標高500~600m。

それでも今日は34度ある。(佐久は家内の実家があったところ。もちろんエアコンなぞ不要だったのだが) 隣の上田市では37度を記録とニュースでやっていた。

 

▲ 一気に、蓼科スカイラインを昇って駐車場に到着。午後3時。

まだ登山者のクルマが停まっている。

 

 

▲ 大河原峠 標高2093m

 

 

▲ 右手に行けば蓼科山へ、左へ行けば双子池を経由して北横岳へ行ける登山口だ

 

 

▲ 気温は22.5度c。

ふもとの佐久市とこの峠の標高差は1600mあるので、10℃ほどの気温差は常にある。猛暑が続くニッポンでは10℃の気温差は貴重。

 

▲ 夕方に、雲が山を覆ってきた。

 

8月10日(水)

昨夜は外気温が16度まで下がった。要エアコンどころではない。

朝は4時起き。6時から北横岳を目指そうと思っていたが、外はずっとガスっている。こりゃ登ってもしょうがないと、登山は諦めた。

 

▲ 後背は前掛山。あの後ろに蓼科山。

稜線は見えるようになったが、あんな状態の山に登っても面白くない。

 

主目的は、標高の高いところでの避暑なんだから。

では、きょうはゆっくりと。

▲ 本でも読む。

「低山手帖」~絶景に会いに行く低山ライフ 低山歩きは知的な大冒険のキャッチ

<悩んだときは、高原歩きでチューニング> という章があった。

「中でも頻繁に足を運ぶ山は霧ケ峰だ。あの高原・湿原を歩いていると気分が少しづつ浄化されていき、それまでモヤモヤしていた雑念がボロボロと落ちていくのがわかるのだ。言うなれば原点を見つめる山、本分に立ち返る山、大切なものに絞り込むための引き算の山、といったところだろうか。」

なるほど。もう一回行かねば (笑)。

 

▲ フロントの景色は佐久市街

 

 

▲ 浅間山も見えて

 

 

▲ バンクベッドの両横のスピーカーからは

 

 

▲ ブルートゥースを使って、スマホからの音楽が流れる

本を読んでも、作業しても快適。

 

さて、明日の天気は・・ 午後2時点検。

ふもとの佐久市は晴れていても、

 

 

▲ 山がていうか、八ヶ岳に雲が覆っている状態が昨日から続いている

 

 

 

▲ 佐久の反対側の茅野市のピラタス蓼科から見ても

八ケ岳は雲が覆っている。

先ほど、蓼科山に登ってきた人から聞いてみても、浅間山、荒船山のほうはよく見えるが、八ヶ岳方向になるとピラタスの上のリフト乗り場はかろうじて見えるが、それ以南の八ヶ岳には雲が掛かっていると。(午後4時)

 

 

この峠の天気予報は、明日の木曜日も晴れ。気温は21度から少し上がって24度へ。

 

あしたは、きしくも「山の日」だとよ。ボクにはいつも山の日だけど。

登れたらいいね。

 

 


霧ヶ峰高原~八島ヶ原湿原&車山湿原を歩く

2022年08月08日 | 山旅

8月1日(月)

車山湿原を 遥か彼方まで歩く

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・

 

 

▲ 八島駐車場(無料)での朝

昨夜寝る前に歯磨きしたら、奥歯の金冠がポロッと取れてしまった。エーッ!!

歯が痛くなるわけではないが、このまま旅を続けるわけにはいかない。戻って歯医者へ行かなくては。最速では明日朝にここを出発して午後に診療を受けることはできる。コロナだからすぐ予約はとれるはず(笑)。・・・

きょうの朝も晴天だ。

このまま何も見ずに帰るというのは、ちと人生に弱気過ぎないか?せっかくここまで来ているのだから見て行ったら・・金冠が取れたからといって死ぬわけではないだろう。と人生観を再点検したあと、「きょうは見る。明日に歯医者に行く」という結論になった。(めんどくさいヤツだ)

 

▲ さて、八島ヶ原(やしまがはら)湿原を反時計回りで遊歩し始めて、気分が乗っていたら、そのまま車山湿原まで足を伸ばしてみよう。そこから戻って、八島ヶ原湿原の左半分をめぐって終わり、ということで。午前中で終えられるだろう。

 

8:15AMスタート。

▲ 左手の八島ヶ原湿原に沿って、木道を歩く。

 

 

▲ すぐに遊歩道わきに、花々が現れる。

向こうに見えるのは八島ヶ池。この湿原には池が三つ、ポツポツとある。

 

 

▲ 左:ヤナギラン  右:アカバナシモツケソウ

 

 

▲ シシウド ~ 小さな花が花火みたいに集まって

シシドウは死んでしまったな。

 

 

▲ 左:Oenothera parviflora と検索 (笑) 右:ツリガネニンジン

 

 

▲ アサギマダラ

 

 

▲ 木道を進む

 

 

▲ 旧御射山神社 (もとみさやまじんじゃ)

ここで鎌倉時代に諏訪大明神(軍神)への奉納試合が行われたとも。

木道を右に逸れたところにある。

 

▲ 八島ヶ原湿原をいったん離れて、車山湿原へ向かうことにする。

 

 

▲ 車山湿原の入口に入った 沢渡

 

 

▲ 右手にずっと沢が流れる

左手向こうの丘に、小さく気象観測ドームが見える。車山の頂上だ。

 

 

▲ 湿原だから当然ぬかるんでいる箇所もある

 

 

▲ 車山湿原の中央部に出た

遥かな湿原・・ いいなあ。当ブログテーマそのもの(^^)

 

右手に進んでいけば車山頂上へ。

 

▲ 左手に進んでいけば

蝶々深山(ちょうちょうみやま)山頂への道になる。

 

 

▲ この方たちは、蝶々深山を目指すようだ。

 

ボクは決めかねていて、いったん車山頂上コースのほうへ向かう。

 

▲ 「車山乗越」1815m の標識が立つところまできた。

 

 

10時になったので、ここで、日本橋の歯医者へ電話する。診療予約を明日の10時にとった。

 

▲ 手前の車山湿原の向こうに見えるのは 八ヶ岳連峰。

右手に一番近い蓼科山2530m、そして北横岳2480m が望める。

実は、この霧ケ峰高原を周遊したあと、計画では大河原峠から北横岳に登ることになっていた。

ボクの「標高の高い車中泊ベストテン」2014年では、第三位が先の「美ヶ原高原美術館駐車場2000m」で、第二位が「北八ヶ岳・大河原峠2093m」だったのだ。しかし、奥歯に穴を開けたまま山に登るのは・・力が入らない。やめとこ。延期だ。しょうがない。

 

そして前方、右手には

▲ 車山頂上1925mが見える。

下りてきたオジサンに出会い、尋ねてみると。階段を下りてくるが砂利で滑りそうになったとか。30分で戻ってこれるようだが・・なんとなく意気が上がらなかった。

リフトが見えるが、冬スキー場から登ったしな・・とか言い訳考えて、却下(笑)。

 

 

▲ で、先を行くねーさんのように、あの蝶々深山を目指すことにした。

 

 

▲ 頂上を目指す。

この時は、頂上のあとは下山しピストンで八島ヶ原湿原に戻るつもりでいた。

で、残念ながら振り返って見下ろした車山高原全域の写真を撮ってない。

 

 

▲ 蝶々深山頂上 1836m 25度C

ま、容易に登れる。とにかく短パンとスニーカーは極めて動きやすいし、体が軽い。あ、そう、ハイキングリュックには500mlの水1本しか入ってない。状況が許せば山歩きは軽装がベストと感じた。

 

登ってきた方向とは逆の前方は

▲ また別の湿原が広がる

①が王ヶ頭でテレビ塔が見える

②が王ヶ鼻で、そこから美ヶ原は切り落ちる。牛伏山はずっと右手で写真には写っていない。それだけ美ヶ原は広大だ。

手前左の緑の山は、三峰山1887m。ビーナスラインに沿った気持ちのいい山。数年前に登った。

 

ここから下って、⇒ のところを左折して八島ヶ原湿原に戻ろう。

 

▲ 八島ヶ原湿原への戻り道

 

 

▲ マルバタケブキ

 

 

▲ 八島ヶ原湿原へ至る道に出る

 

 

今度は、八島ヶ原湿原の上半分を回って駐車場に戻る。

 

▲ 左:なんだったけ (笑)  右:ヤマホタルブクロ

 

 

▲ コオニユリ ~ これだけ複数かたまって咲いているのは初めて

右:ワレモコウ

 

 

 

左:ツリガネニンジン  右:イブキトラノオ

 

 

▲ 鬼ヶ泉水横を通って

 

 

 

 

▲ ま、本当に色々と花が咲く八島ヶ原湿原だ。

今が見頃!!

周遊終わり。

 

 

▲ 「霧ケ峰湿原植物群落」でした。

 

 

ちなみに、霧ヶ峰は美ヶ原と同様に百名山だ。百名山?と訝しがるあなたへ深田久弥は言う。

「妙な言い方だが、山には、登る山と遊ぶ山とがある。前者は、息を切らし汗を流し、ようやくその頂上に辿り着いて快哉を叫ぶという風であり、後者は、歌でもうたいながら気ままに歩く。もちろん山だから登りはあるが、ただ一つの目標に固執しない。気持ちのいい場所があれば寝ころんで雲を眺め、わざと脇道へ入って迷ったりもする。 当然それは豊かな地の起伏と広かつな展望を持った高原状の山であらねばならない。霧ヶ峰はその代表的なものの一つである」「日本百名山」

 

うむ、十分に遊んだし、楽しかった。高齢者にとっては登る山も遊ぶ山も先ず楽しくなくてはダメだ。自己鍛錬の山なんてMでないかぎり、もう止めたほうがいいだろう。

 

時間はちょうど12時。4時間近くの遊歩だった。

 

▲ 八島駐車場は平日にも拘わらず満杯で。係員さん2名が出入り整理をしていた。

さあ、残り物の食料をチャチャと食べて、家へ向かって出発だ。

 

避暑地山歩きは、これでいったん停止。奥歯の穴を修復して、また続けるつもりだ。

猛暑は(コロナも)まだまだ続くみたいだし。