遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

シュトーレンを食べる

2024年12月10日 | 日々の思い

 

12月8日(日)

 

▲ NYC赴任時代に知り合った家内のお友達・Hさんから、今年も手作りのシュトーレンが送られてきた。

「作ってから1週間たったので、食べごろよ 」とのメッセージを添えて。

 

では、と

▲ ちゃんと、セッティングして、いただきましょう。

家内はHさんにLINE写真を送るため、自分のウクレレも置いた。

 

▲ シュトーレンはドイツの伝統菓子。

クリスマスまでの4週間の待降節に、毎日少しづつスライスして食べていく習慣がある。

白い粉糖で覆われたシュトレンの見た目が、産着に包まれたキリストに見えるとも。

 

 

▲ 最初に真ん中で半分に分ける。

 

 

▲ 食べるだけスライスしたら、切り口を合わせて空気に触れないようにしておく。

 

 

 

▲ シュトレンは発酵菓子。洋酒に漬けたドライフルーツやナッツなどを練り込んだ生地を、発酵させて焼き上げてある。

 

 

 

▲ 一切れづつで。

 

 

 

▲ いただきましょ。

 

 

▲ シュトーレンには、シナモン、ナツメグ、カルダモンのスパイスが入っている。

一口食べると、シナモンの香りが口腔に広がった。

紅茶、今日は家内お好みのアールグレイで舌を湿らして、もう一口、味わいながら・・・。

Hさん、今年もありがとうね。

 

~・~・~・~

 

夕方スーパーに寄ったら、シュトーレンが売っていた。

 

シュトーレンを食べてみたくなった方は、

この市販のもので試してみたら、いかが。

 


運転免許更新に必要な「高齢者講習」へ行く

2024年12月09日 | 日々の思い

12月3日(火)

 

 

▲ 「運転免許証更新に必要な『高齢者講習』のお知らせ」

が11月初めに届いた。

指定された日時・場所で、今日出向いた。

来年の4月が74歳での更新日。5年ぶりのゴールド免許の更新だ。

 

 

▲ 指定されたのは、近くの自動車免許スクールだ。

 

 

▲ 20人ほどが集まった。

 

 

▲ 更新時に70歳~74歳未満は、この「高齢者講習」の事前受講が必要となる。

1.運転適性検査 30分

  内容は①動体視力 ②視野視力 ➂明暗適応視力

  全部、歳とともに劣化しているが、それ勘案で、普通はパスする。

  遠近視力チェックは更新時に警察署で。

 

2.講義(座学)30分

  座っているだけで良いが、スマホをいじっていると叱られるかもしれない。

 

3.実車指導 60分

  指導官が3人同乗すると聞いていたが1人だった。

  ①右折左折でコースをはみ出ない②障害物を乗り越え後ストップでは、アクセル・ブレーキ加減に注意➂あとは指示       どおりに運転すること(笑)

強調していたのは、これは試験ではないので、緊張し過ぎないことと。

 

ボクは片手運転をしていることが多いので、そのクセが出ないように。指導官に議論をふっかけないように、注意した。

  問題なく終了。

 

▲ そして、「高齢者講習修了証明書」を頂いた。

 これを、免許更新時に警察所に持っていくこと。

 そこで、晴れて74歳での免許更新となるはず。ゴールド免許であっても、更新期限は一般と同じく3年になる。

 

 その後、74+3=77歳時には再度更新が必要になる。その時もこの高齢者講習が事前に必要。プラス、75歳以上は、御存知「認知機能検査」が全員必要になる。ただし、運転技能検査は不要。ただ所定の事故を起こした者は運転技能検査が課される。

 

 

▲ 自動車免許スクール

じゃあね。3年後の高齢者講習にまた平穏無事で、来れますように・・・・。

 

 

 


映画「海の沈黙」を観て~倉本聰=最新作

2024年12月07日 | 評論

 

12月2日(月)

 

近くのシネマコンプレックスへ、何年振りかで映画を観に行った。

▲ 席の予約はせずだったが、どこでも座れた。

 

 

▲ 映画の定番

ポップコーンバスケットを買って。バター味(左)とキャラメル味(右)のハーフ&ハーフで。

飲み物は? そりゃコーラでしょうが。(コーラはもう何年ぶりかだ)

 

 

▲ 開始10分前に館内へ向かう

 

で、観る映画は

海の沈黙 (公開日11月22日)

あらすじ

世界的な画家、田村修三の展覧会で大事件が起きた。展示作品のひとつが贋作だとわかったのだ。連日、報道が加熱する中、北海道で全身に刺青の入った女の死体が発見される。このふたつの事件の間に浮かび上がった男。それは、かつて新進気鋭の天才画家と呼ばれるも、ある事件を機に人々の前から姿を消した津山竜次だった。かつての竜次の恋人で、現在は田村の妻・安奈は北海道へ向かう。
もう会うことはないと思っていた竜次と安奈は小樽で再会を果たす。
しかし、病は竜次の身体を蝕んでいた。残り少ない時間の中で彼は何を描くのか?何を思うのか?彼が秘めていた想いとは? (公式HPより)

 

ポップコーンをポリポリ食べながら、観させてもらった。

正直言って、初めの数分二人とも寝てしまった。スミマセン、倉本先生。

 

感想:

我々二人には、この映画はいま一つ。

 

1・ テーマに共鳴できるか

そもそも、美とは何か。贋作だからといって、美の対象にならないのか・・といったのが倉本が取り上げたかったテーマ。先般、観光のために建てた越前大仏は奈良大仏より劣るのか(信仰的に、美術文化財的に)といった問題をボクは取り上げた。その問題意識と連なる。ただ、贋作はやはり贋作だろう。倉本が80年代に「北の国から」で突きつけたテーマは、「自然を忘れ効率だけを求める社会」はいかがなものか、みたいなテーマであったろう。日本がGDPトップに向かう風潮の中で、一般人の共感を得たのが大ヒット要因。しかし、「美とは」は倉本の大きな関心事であっても、一般人には?? 恐らく、一般人が一番今関心を持っているのは「電脳社会は我々をどこへ連れていくのか?」みたいなことだろう。その発想で物語を創造するのは89歳の倉本にはもう無理だろうし。

 

2・物語が面白く無い

テーマはともかく、それを根底にして作られた物語が波乱万丈・喜怒哀楽があれば楽しめるのだが。ストーリーが浅い。才有る画家が贋作に手を染める必然性、好きだった女との別れの必然性(女の背に入れ墨を描こうとすれば普通逃げられる)なぜ父母の遭難死の絵を最後に書こうとしたのかの納得性・・がいま一つ充分に描けていない。

 

3・ ミスキャスト

木本、小泉、中井、石坂、仲村等々の豪華キャストなのだが、それぞれ今までの俳優歴からの一般人にはイメージが確立している。そのイメージが今回の役どころとピッタリしない。それはしかたないとしても、キャストの実年齢と役柄の年齢に齟齬があって(この人はあの人より若いはずなのに・・)、一般人は役柄の上下感が混乱する。おそらく、倉本ドラマファミリーを優先した弊害だ。俳優さんたちに責任は無い。

 

倉本聰・近影

89歳の倉本は、売れる売れないは別にして、ずっと自分が書きたかったことを最後に書いたのだろう(註)。 その創作意欲には頭が下がる。

 

 (註) 倉本聰は東大文学部美学科卒。「美」には元々は関心が深かった訳だ。納得。

 

 


初冬のウオーキングは 冠雪の富士を見ながら

2024年12月06日 | 日々の思い

 

12月1日(日)

 

12月に入った。季節は冬へ、と言っていいのだろう?

お茶畑での散歩へ。

▲ ようやく、冠雪した富士さんにお会いできるシーズンになったな。

 

 

▲ アップすると、真っ白。

しかし、ほんとは、ライブカメラ等によると、まだあのすぐ下は黒いんだよね。

 

▲ 小学校の校庭。

今日は日曜日で生徒はいない。リトルリーグの子達が練習していた。

オトナの「指導者」が同じ数くらいいるんだよな。少子化と健康志向で(笑)。

 

~・~・~

 

家に戻ると、家内が「私もウオーキングに行きたい」と言うので

「じゃあ、久しぶりにあそこに行ってみようか」

 

▲ で、「都市緑化植物園」へ。

 

 

▲ 花壇

パンジーかクロッカスか知らんが、その周りを囲んでいるのが

 

 

▲ 葉牡丹 というらしい。

これから1月にかけての花ということだ。

 

次は

▲ バラ園のパトロール。

もちろん、もう「冬」なので、バラもポツポツとしか咲いていないが。

 

 

▲ 「ビバリー」

「白桃の様な フルーティーな香り」

説明どおり、香りがいい。

 

 

▲ 「ハニーローズ」

みんなをスマイルにさせるので「こぐまのプーサン」との別名があるらしい。Poohさん?(笑)。

 

 

 

▲ 広場

 

 

▲ あの銀杏を見てこよう。

 

 

▲ 2本だけの銀杏

ハラ、ハラと黄色い葉が落ち続ける。

 

 

▲ 輝く銀杏の葉

 

 

歩数をあげるために、歩きましよう。

 

 

 

▲ 「どう、歩いた?」

「まだ、3千歩だよ」

 

ま、十分だから、帰ろう。

 

緑化植物園のすぐ近くの

▲ 蕎麦屋さんに寄る。

去年の今頃も寄った。

人気店なのか、クルマのナンバーは埼玉のあちこちから来ているよ。

 

 

▲ 新そばの季節だからね。

 

 

▲ 天ぷらはシェアして

どうして、こんなにパリパリに揚げられるのだろう。

舌に刺さるほどだ(笑)。けどその食感がいい。

 

 

▲ ボクは、普通の蕎麦と田舎蕎麦の二色そば で。

 

 

 

▲ 家内は、胡麻を練り込んだ変わり種そばを。

しかし冷たいまま食するのではなくて、暖かいそばにしたら、あつい汁に混じって胡麻味が不明になってしまった。

いわんこっちゃない。

 

じゃあ、またね。

 

 


裏妙義もみじ谷で ~ 今年も紅葉を愛でる

2024年12月04日 | 山旅

11月28日(木)

 

 

▲ 旧国民宿舎妙義の駐車場での朝

7時50分ごろに出発。

いってくるぞ!

 

▲ 駐車場下のここから林道を30分ほど歩く。

 

 

▲ 女道入口にきた。

ここから、2時間ほど女道コースを上がっていくのだ。

 

 

 

▲ 渡渉箇所をいくつかこなしていく。

同じ川を右に左に渡っていくのだ。

ここは国土地理院の地図では破線でしか表わされていない、踏み分け跡の山道。

 

 

▲ クルクルとカールされた樹。

よっぽど、まとわりつきたかったのか(笑)。

 

 

▲ 紅・黄葉が現れてきた。

 

 

 

▲ 川はなくなり、窪地を進む。 

 

紅葉の上は青空で

解放感が女道コースの特徴だろう。

 

 

▲ 後ろを振り返ってみても

イイ感じ。

 

 

▲ 赤い葉は、めぐすりの木が中心だ。

 

 

▲ 黄色が混ざってきた。

 

 

▲ いいねー

何回も言うけど、この解放感!

 

 

 

▲ 振り返って、このあたりまでかな。

去年は、この辺りでランチにした。

 

 

 

▲ 尾根に出た。10:34

女道コースはこれでおしまい。

 

 

▲ 三方境を目指して、尾根道を歩く。

去年はここの風が強かったが、今日は無風に近い。

 

 

 

▲ 三方境に到着。10:49

ここからは、国民宿舎Pまでずっと下りだ。

この下り道が、もみじ谷と呼ばれる。

 

 

▲ ここは、谷側にモミジがあるのだ。

 

 

 

▲ この落ち葉が敷き詰められた斜面に座って、ランチといこうか。11:39

 

 

 

▲ 持ってきたモノを投げ出して(笑)

サラダすしセットとおにぎり2個。

 

 

 

▲ 今年も来れたことに

カンパーイ。

モミジ葉いきれがこもる中で、食べる。

いいね、自然だ。

 

ランチのあと、下りるとさらにいいスポットがあった。

 

▲ 紅葉が密なスポットは三カ所ぐらいあったかな。

 

まあ、観てちょーだい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲ これは、葉が小さいから、めぐすりの木ではないだろう。

 

 

 

▲ 紅葉は斜面をものともせずに、育ち、シーズン最後に輝きを見せる。

 

 

 

▲ 黄葉も

 

 

 

▲ ちょっとワイドで撮る。

 

 

 

▲ ここが、もみじ谷最後の紅葉スポットになった。

 

 

 

▲ 林道に出る。

ここからは、駐車場はまもなくだ。

 

 

▲ Harmonyちゃん、戻ってきたよ。

まだ、1時半だ。(笑)

時間的には楽勝。

 

 

▲ カット林檎を持ってきているので、それを頬張った。

 

 

今日の活動記:

▲ 休憩は1時間ほど。

 

3D画像では

▲ 女道は谷間コースで、両脇が紅葉樹。もみじ谷では谷斜面を下って、谷側が広葉樹。が見て取れるだろう。

 

1時間、車内で珈琲タイムのあと出発。

 

 

▲ 富岡市妙義ビジターセンターへ(初めて)

後ろは妙義山。

 

色んな展示物があったが

▲ 妙義山はなぜあんなに「ギザギザ・ゴツゴツ」か。

ここは、日本海・太平洋を横切る例のフォッサマグナの中心部。群発地震が続き、噴出・陥没の繰り返しで、ギザギザゴツゴツになった、みたいな説明しか分かっていないようだ(笑)。

 

 

ビジターセンターの一段下には、もみじの湯がある。

▲ 正式名は「妙義ふれあいプラザ妙義温泉・もみじの湯」

去年も入ったな。

 

 

▲ 温泉の後は、この御膳で。

蕎麦が美味かった。

 

食事のあとは、少し下ると。

直ぐに道の駅で、便利。

 

▲ 道の駅・妙義。

満天の星で。

缶ビールを少し飲んで、就寝。

 

 

11月29日(金)

▲ 道の駅での朝

9時すぎに出発。

珍しく高速を使わずに、昔みたいに地道をずっと走った。

昼前に帰宅。

 

 妙高紅葉旅 2泊3日:総走行距離 237km