4月18(水)に隣町の小国町での、第6回役場ん前咲いた日本酒を楽しむ会というものに、縁あってお誘いを頂き、参加させてもらった。
日頃安酒(せめて純米にだけはかろうじてこだわっててはいる・・・本醸造とかを否定するものではもちろんない)に甘んじているファーマータナカにとっては、久々に涙物の吟醸酒のオンパレ-ド。
おまけに季節柄、桜がテーマでなかなか粋な品揃えに大満足。
内容については後日書ければと思っているが・・・。
「酒は文化だ、コミュニケーションの手段だ。」との酒飲みの自己弁護に対する、「それじゃー、酒を飲めない、又は飲まない人は文化を享受できないのか、コミュニケーションは図れないのか。」という単純明快な反論者には見てみぬ振りを決め込み、ここはいったん突っ走るしかない。
ファーマータナカはお酒が好きだ。
そして人が好きだ。
因みに嫌いな人もいる。(ついでに言うとうちのカミさんは、私の事を筆頭に人間嫌いだ。)
多くの人達と新たな出会いがあり、その人たちの事をもっと知りたいと、もっと話したいと素直に思う。
もっと人が、もっと酒が知りたい、もっと飲みたいと、ほとばしる知的欲求は、人間本来の欲望へと容易に転化し、結末はご想像の通りである。
例えばその中でお酒をプロデュースされた、(有)たわらや酒店の宇野功一さんという方がおられたが、お話は少ししかできなっかたが、その物腰、配布された資料から、私にでもその奥深さの一端が見て取れる。
その資料の会則の中に、
① きき酒能力を問わない
② ただ酒を飲まない
③ どの酒が旨いと決め付けない
というのがあった。
短い文言の中に、思想が詰っている。
どうせ酒好きならカッコいい酒好きでありたいと思う。
で、そこにも触れてあったのだが、そう「桜」である。
日本人の酒と桜好きには、それ相当の歴史があったのだ。
「サクラ」の由来は「咲く」に複数を意味する「ら」を加えたものとされ、元来は花の密生する植物全体を指していたそうだ。
うーん、とてもロマンチック。
でも興味があるのは、他説の春に里にやってくる稲(サ)の神が憑依する座(クラ)、だからサクラであるというもの。
というのは、当地でというか、田植えの後に毎年行われる「さなぼり」という祭事があるのだが、それと対をなしているということだ。
「サ」が稲田の神霊を指すと解すれば、田植えじまいに行う行事が、 サアガリ、 サノボリ、 訛って サナブリ、サナボリといわれるのも、田の神が田から山にあがり 昇天する祭りとしての行事だからと考えられる。
花見と称して、サ神様の依るサクラ(桜)の木の下で サケ(酒)を飲み、ごちそうを食べる。
サナボリと称して、サ神様がノボる時、又サケ(酒)を飲む。
奥が深いとひとり感心するファーマータナカであった。
日頃安酒(せめて純米にだけはかろうじてこだわっててはいる・・・本醸造とかを否定するものではもちろんない)に甘んじているファーマータナカにとっては、久々に涙物の吟醸酒のオンパレ-ド。
おまけに季節柄、桜がテーマでなかなか粋な品揃えに大満足。
内容については後日書ければと思っているが・・・。
「酒は文化だ、コミュニケーションの手段だ。」との酒飲みの自己弁護に対する、「それじゃー、酒を飲めない、又は飲まない人は文化を享受できないのか、コミュニケーションは図れないのか。」という単純明快な反論者には見てみぬ振りを決め込み、ここはいったん突っ走るしかない。
ファーマータナカはお酒が好きだ。
そして人が好きだ。
因みに嫌いな人もいる。(ついでに言うとうちのカミさんは、私の事を筆頭に人間嫌いだ。)
多くの人達と新たな出会いがあり、その人たちの事をもっと知りたいと、もっと話したいと素直に思う。
もっと人が、もっと酒が知りたい、もっと飲みたいと、ほとばしる知的欲求は、人間本来の欲望へと容易に転化し、結末はご想像の通りである。
例えばその中でお酒をプロデュースされた、(有)たわらや酒店の宇野功一さんという方がおられたが、お話は少ししかできなっかたが、その物腰、配布された資料から、私にでもその奥深さの一端が見て取れる。
その資料の会則の中に、
① きき酒能力を問わない
② ただ酒を飲まない
③ どの酒が旨いと決め付けない
というのがあった。
短い文言の中に、思想が詰っている。
どうせ酒好きならカッコいい酒好きでありたいと思う。
で、そこにも触れてあったのだが、そう「桜」である。
日本人の酒と桜好きには、それ相当の歴史があったのだ。
「サクラ」の由来は「咲く」に複数を意味する「ら」を加えたものとされ、元来は花の密生する植物全体を指していたそうだ。
うーん、とてもロマンチック。
でも興味があるのは、他説の春に里にやってくる稲(サ)の神が憑依する座(クラ)、だからサクラであるというもの。
というのは、当地でというか、田植えの後に毎年行われる「さなぼり」という祭事があるのだが、それと対をなしているということだ。
「サ」が稲田の神霊を指すと解すれば、田植えじまいに行う行事が、 サアガリ、 サノボリ、 訛って サナブリ、サナボリといわれるのも、田の神が田から山にあがり 昇天する祭りとしての行事だからと考えられる。
花見と称して、サ神様の依るサクラ(桜)の木の下で サケ(酒)を飲み、ごちそうを食べる。
サナボリと称して、サ神様がノボる時、又サケ(酒)を飲む。
奥が深いとひとり感心するファーマータナカであった。