偶数月の15日の朝9時頃に街中に出ると(自分もだ)、通りに矢鱈年寄りがゾンビのようにうろついているのを目の当たりにするだろう。
そのほとんどの目的地は勿論墓地ではなく郵便局のATMで、そこで行列を作っている。
そう、2ヶ月に1回の年金支給日なのだ。
2023年度は、老齢年金が3年ぶりに増額の改定となったそうだが、流れとしては年々年金額は減少傾向にある。
今日は2023年度の平均的な年金受給額を抑えておこう。
記事によれば、平均的夫婦(※)2人で1月当たりに受け取る年金の合計額は、22万4000円だそうだ。
私を除く同級生はおおむね真面目で優秀でいわゆる一流企業を勤めあげた奴らが多く標準月収も高いので、多分この額よりもっと多くの年金を受け取っているはずだ。
現役世代やこれからの若者世代から見れば、これでも羨ましい額かもしれない。
因みにまともなサラリーマン生活を自己責任とは言え1年半で棒に振り、地を這うような人生を送ってきた私は、到底この平均額に及ぶはずもない。
※今時こんな世帯は少ないと思うが、平均的夫婦(モデル世帯)とは夫が40年間厚生年金に加入し、入社から定年までの給与(賞与込み)が現役世代の平均額(43万9000円)で、さらに妻は20歳で結婚し以来60歳まで専業主婦で国民年金のみ加入という夫婦。
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10月13日支給の年金「標準夫婦は44万9000円」になる理由 】