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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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親の責任、社会の責任、会社の責任と言うなら…北斗市

2008年06月15日 12時31分42秒 | Weblog
時間が経過するごとに、岩手・宮城内陸地震の被害状況が明らかになってきました。
私達は、誰もが何時、何処でどのような事故や災害に遭遇するかが解りません。
私のように毎日、飛行機や新幹線などで移動し事故に遭遇する確率が高いはずなのです。
しかし、今回は、山間で比較的、安全な地域でひっそりと暮らす人々が被災したようです。

今日の日曜日は、休養日恒例で、朝からテレビを見ておりましたが番組の殆どが岩手内陸地震と、秋葉原殺傷事件です。おそらく暫く、この秋葉原殺傷事件報道が続くのでしょう。
彼が携帯サイトに書き込んだ「バラエティー番組の独占」をまさに実現した様相です。
彼がそのネットサイトに書き込んだ内容が、テレビ番組として構成し易いのでしょうか。

彼が発した「親のせい」「社会のせい」「会社のせい」の言葉…
好むと好まざるに関わらず、親がいたからこそ自分が存在しています。その実の親の顔も知らず孤児院などの施設などで育った人々も多くおり、そのような人々も社会に順応しようと葛藤しているのです。
社会に責任があるとするなら、この世の人々全てが犯罪者となっているのでしょう。
会社が自分に合わないと言うのなら、合う会社を選択するとか、無ければ自分で創る事も可能です。これは、この事件の報道番組で出るコメントの大多数の意見です。
つまり、親のせい、社会のせい、会社のせいなどは通じませんよ、と言う事です。

以前に発生した土浦駅の無差別殺傷事件も今回の事件も、犯人は見るからに温和そうで重大犯罪を起こすようなタイプに見えません。普段は社会に順応しようと自分を自制しているからでしょうか。
今回は、自分の社会に対する自制力が飽和状態になり、そして、はち切れた末に爆発した時に発生した事件のようです。
ネット社会での疎外感や、コミニュケーション能力の欠如などが問われていますが、ちゃんとそのような社会にも順応している人々が殆どなのです。

両親が謝罪会見を開き、その会見に心が篭っていないと批判する報道も多くありました。
このような報道もまた非難されるべきでしょう。確かに父親が記者の前で語る表現力の乏しさを感じますが、両親の心痛は、被害者両親の次くらいに大きいものと思われます。

報道の自由や表現の自由と言いながら、報道もまた対象者に対する慈悲と向き合っていないようにも思われます。写真は先日機内から撮った津軽海峡に沈む夕日です。
この沈む太陽は、明日また昇り、常に社会の営みや人々の慈悲を天空から見続けています。
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