毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

儲ける人がいれば、必ず損をする人がいる…札幌~函館~北斗市

2007年06月30日 18時10分07秒 | Weblog
金儲けはいけない事ではありませんが、誰かの金儲けの陰には必ず損をする人が出てきます。
むやみに市場に存在感を在らしめる事は、必ずしも社会正義にならない場合もあります。
潮流や時代背景に伴ったビジネスモデルをつくって成功するのは喜ばしい事です。
しかし、外資やどこかの投資会社のように資本力だけで既存市場に乱入しての金儲けは許し難いものがあります。
企業は株主のためだけにあるのでは断じてありません。

企業の存在は、勿論、顧客、社員や関連業者とそして社会全体の財産として継続し続ける使命を持っているのです。
会社を発展させる目的以外で、一部の資本家だけが儲けるために株を取得し、横暴な振る舞いをする輩が現れます。
これを絶対に許さない法律を整備すべきです。

全国展開するホテルチェーンがありますが、宿泊施設が少なかった地域では歓迎する人の方が多いと思います。
一方で老舗旅館や中小の旅館は大打撃を受けているのが実情なのです。
力づく、資本力、企画力で快進撃を続ける企業の陰で、ひっそりと店をたたみざるを得ないところもあるのです。
ある経営コンサルは、それを企画力、資本力、現場力、経営力の違いであり、能力が無かったのだと言い切ります。

ホテルチェーンなどの新興企業も我々のようなビジネスマンにとっては大歓迎です。
便利で合理的で安価な料金でクリーンで気持ち良いホテルが利用できるからです。
だからと言って、そのために衰退する旅館経営をそのままにしていては良いのでしょうか。
近代ホテルを地域に出店する際、打撃を受ける小さな旅館などと顧客分担などの連携などを配慮したり考慮すべきです。
小さなところと共存共栄を図る工夫を行うべきでしょう。相互に連携し合えば必ず実践できます。

企業を発展させて何が悪い!!真っ当に金儲けをして何が悪い!!能力の無いのは淘汰されるのが社会の仕組みなのだ!!…自己正義を主張する理屈はいくらでもあります。
しかし、誰からも尊敬されて慕われる経営者になってこそ、企業成功者だと思うのですが。

写真は先週、香川県でご一緒した前西武ライオンズの名選手、石毛宏典さんですが、石毛さんと懇親会の合間に企業利益の限界が話題になりました。
心を篭めながらコツコツとしっかりと顔の見える仕事を行おうと言うのが結論です。

気温、東京31度、宮崎32度、熊本33度、札幌19度そして函館18度と温度差の激しい全国を飛び回った一週間でした。
北斗市の本社の執務室、窓から入る気温は16度になり涼風から寒風に…
明日は日曜日、ゆっくり休養が出来そう…
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受けたイメージと異なる実像…札幌市

2007年06月29日 20時46分02秒 | Weblog
声優と言う職業があるが、アニメの少年の声は殆どが女性が行っています。
幼くて可愛い少年だと誰しもイメージを持っていますが実際は、中年の女性なのです。テレビの無かった時代には、ラジオドラマに耳を傾け、音響や抑揚の音声でドラマの世界にどっぷりと浸る事が出来ました。

私の幼い頃のラジオ番組「笛吹童子」は、出てくる姫を絶世の美女とイメージを作り上げました。そこに出てくる姫は、聴く人、100人100様の美しい姫なのでしょう。
後に映画化されて、自分のこしらえたイメージとフィットした時は、とてもスムーズに物語りに入り込めますが、異なる場合も多々あるものです。
ラジオドラマだけにしておけば良かったと心から思う時があるのは私ばかでりでないと思います。

研修会で講師の講演を聴いて、講師の私生活を想像する事があります。
大勢の人前であれだけ立派な事を話せるのだから、実に素晴らしい私生活を送っているものと思ってしまいます。
私も素晴らしい講演に感動し、もっと深く訴求したいとメールを出した事がありました。しかし返事が返って来ませんでした。
講師の先生の事務所の近くに行く機会があり、アシスタントの方にお願いして15分間だけ時間をとって戴けると言う事でいそいそと訪問致しました。

約束時間の2分前に事務所に伺い応接コーナーで待たされました。
15分待たされ、その講師がいきなりやって来て、遅れた事の詫びも一切無し「何を質問?」と言う横柄な対応に幻滅を感じ、先日の講演のお礼ですと告げてさっさと退散してきました。

「ヒューマンエラー」と言う、人であれば誰もが侵す間違いは、人間性の充実をはかる事で、かなりをカバー出来ると言う内容だっただけに、講師のイメージと実像とのギャップが余りにも大きい事に驚いたものです。
メール人格と言う言葉がありますが、メールの文章を見た人が思い描く人格と、実際に合ってみての人柄が全く異なる場合もあるようです。
メール人格があれば、講演人格もありそう…講演の多い私も心しなければなりません。

写真は今日29日、今回の講演出張の最終日、札幌会場での研修会終了、講師と司会者で参加した弊社研究開発室の村上次長、今月のMVP賞を獲得した岩山係長、そして右端が帯広から参加してくれた北海技建工業、社長の鉾館哲治さんです。
鉾館社長も一見、いかつい印象を受けますが、とても優しくて穏やかなジェントルマン…鉾館さんと話をして今日のブログテーマになりました。
最終日を終えてホテルに戻ったら札幌も冷たい雨になりました。
明日は北斗市の本社へ…
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潮流を冷静に見れば先が読める…熊本~東京~札幌

2007年06月28日 21時35分18秒 | Weblog
時代の潮流(トレンド)をしっかりと意識で見てみると、来るべき時代のニーズがおぼろげながら見えてくるものです。
流行とはブーム、一過性で一時的なものなのです。
潮流とは時代の流れなのですから、正確に様子を見極めれば先を見る事も出来るのです。

大変に手前味噌ですが、昭和60年代当初、私は日本で始めてノンガス、ノンオイル、今で言うオール電化専用工法の住宅を日本で始めて誕生させました。
今でこそオール電化住宅を知らない人など存在しませんが、当時は、贅沢なエネルギーの使用法だと厳しいバッシングを受けたものです。
電気を使用すると言う事は、その3倍以上のエネルギーを既に使っているのです。

この貴重で高価なエネルギーで暖房したり、お湯をつくるなどとはもっての外だと言うのがバッシングの理由です。
その通りなのですが家の気密性を高くすれば、どんなに換気量を多くしてもガスが燃えないのです。空気が入らないから出て行かないのです。
暖かい家をつくるには、断熱材の厚さを増すより、隙間の無い気密性能を上げた方がはるかに効果的です。
気密を高めればオール電化になりざるを得ない必然的な理由なのです。

この電気も上手に使用しますと石油やガスよりも合理的で省エネで経済的に使用できます。
単に使用機器を全部、電化にしたただのオール電化と、家の性能が理由でしたものとではその中身が大きく異なります。
この事を何処まで解ってオール電化にしているのか…
生火を使用せず、水蒸気の出さないオール電化住宅は、少子高齢化の時代に向かい、今後、更に普及が進む事でしょう。

しかし、オール電化住宅は深夜帯の余剰設備を活用する事で発電効率が向上するために、安価な電力料金が設定できます。しかし、深夜電力がやたらと増えると深夜の余剰設備が余剰でなくなるのです。家の性能を吟味して、エネルギー消費の少ない家にしかオール電化を進められない時代が必ずやってくるのです。

写真は今日、熊本から東京に移動して行った「オール電化住宅セミナー」に参加された受講者の方々と撮りました。
3時間の研修タイムでオール電化住宅の推移と今後を皆で勉強しました。

今日は熊本よりの早朝便で移動して東京セミナーを行い、ナイトフライトで北海道の札幌に入りました。
日本列島も狭くなったのでしょうか…札幌の夜は寒いくらいですよ。
明日は札幌セミナーを…
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孤独感は心の豊かさで払拭される…宮崎~熊本

2007年06月27日 20時26分07秒 | Weblog
企業も個人も順風満帆な時にこそ、微かな不安が心中をよぎるものです。
貧乏の真っ最中の時は、不安感を覚えるより、飯のタネのつくるのに躍起でなのです。
飯のタネを確実に確保し、仕事や事業が安定すると、必然的にそれを安泰維持しようとします。
組織的な規模で保持する意識が働きますと、とたんに不安感が押し寄せてきます。

代議士は「選挙で負ければただの人」議員の諸先生は、常に選挙での敗北の不安と恐怖に苛まれていると言います。
その中で絶対に選挙に不安を感じない議員も実際に存在します。
それは選挙民の信頼を集中して集めるような日頃の行いを為しているからです。
個人や企業、地域に対する利益誘導には限界があり、人間としての行いが大事なのです。

裏切らない、大法螺を吹かない、心から話を聴いて上げられる、偉ぶらない、いつも笑顔で明るい、腰が低い、清潔感がある、時間や約束を守るなど、極めて当たり前の事をしていれば、人様からの信頼を得られる事が出来ます。
その上で仕事を達成させれば畏敬の念を抱かれるようになります。
これは議員さんだけでありません。
一般の人々もみんな同じで人として、当たり前の事を粛々と行った上で、自分の為すべき仕事を実行する。
この事で社会人としても多くの方々から慕われ、心豊かで幸福な人生を歩む事が出来る事でしょう。

工務店経営者は、多くが自分の家や屋敷を担保に入れて事業を行い、事業が停滞すると直ちに資金繰りを圧迫させます。工務店経営も金儲けに徹する経営法も存在しますが、そのような経営形態で業績を伸ばした経営者は常に孤独感と恐怖感に包まれています。
人様を合法的に陥れたりして自分のキャパシティー以上に事業拡大をすると、その経営者は、常に不安と恐怖感、孤独感との戦いとなります。
牛肉ミント偽造事件が世間を騒がせていますが、あの社長さんが息子に促されて、自分の関与を認めた時から、強欲の形相から剣が消えたのでは…

事業拡大が事業成功とは絶対に言えないのです。事業は小さくとも良いのです。
社員さん、協力業者さん、資材メーカーさんなどと力を合わせながら、建主さんと常に笑顔でいられる、この心の豊かさを達成してこそ初めて、事業成功と言えるのではないでしょうか。

写真は、今日27日、宮崎から熊本に移動して熊本会場「火の国ハイツ」で工務店経営セミナーを行い、講演の終了後に撮りました。
私の隣りが山野建設の山野久行社長さん、ふれあい設計工房社長の徳永章さん、ベストホーム社長の奥村勉さんや販売代理店の社長さんなど熊本県の家づくり関係者の皆さんと一緒に「心豊かな工務店経営セミナー」で勉強しあいました。
心の豊かさに、財務の豊かさは、後から必ず付いてくのです。

灼熱の熊本でしたが明日は早朝便で東京へ移動し、東京特別研修の講義を終了後に夜便で北国札幌へ…
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好奇心を失えば成長も停止する…北斗市~函館~羽田空港~宮崎

2007年06月26日 21時49分47秒 | Weblog
乳児が幼児に成長する過程を見ていますと、日々の成長が確実に解ります。
目の前に現れるものの全てが生まれて初めて見るものなのでしょう。
場面、場面でのその好奇な表情はまさに為り行く展開を吸収しているようです。
一年で歩行が出来、2年で生活風習が会得出来、3年で言葉を話し、4年で自己主張をしながら確実に人格が形成して行くのが解ります。目覚ましい成長です。

子供の成長は、幼稚園、小学校までは急成長するのですが、中学校に入るとその成長の勢いが鈍り、高校に入ると極端にその成長の角度が平坦に近づくと言います。
更に年齢を重ねると好奇心がしだいに希薄になってくるからでしょう。
一度、見たもの、聞いたもの、経験したものに興味を持たなくなるのでしょうか。
人は、見たもの、聞いたもので観念がインプットされ深層を探ろうとしなくなるのです。

つまり好奇心が希薄になれば成長は確実に停滞します。
何故?…どうして?…何処へ?…どうなるの?…向こうは?…この裏は?…このようにどんな事にも「何故?」の好奇心を持つ事で自分の行動を促すのです。
好奇心が、行動を促し、その行動で疑問を解決したり、更なる疑問を大きくしたり、失敗をして驚いたりで人は成長して行くのでしょう。

仕事の出来ない人の言い草は…「でも、そのよう行っていますよ」「でも、それはやってみましたよ」「はい、いつもそのように考えています」「でも、私には時間がありません」「しかし、誰も協力してくれません」「でも、誰かが邪魔をするんです」「でも、今は時代が違います」…出来ない理屈はいくらでもあるものです。
情報に好奇心を持つ事で、この出来ない理屈を氷解させる事が必ず出来るのです。

今日は南国宮崎に来て、宮崎県の工務店さんを対象に工務店経営者セミナーで講演でした。
写真は予想外でしたが、私達の仲間達がセミナーに参加してくれました。
向って右から宮崎市内のファース工務店社長、岩切辰夫さん、私の隣りから都城市のファース工務店社長、清水賢一郎さん、宮崎市内のファース工務店社長、大塚信夫さん、そして清水社長さんの社員さんで宮原和博さん、左端がファース販売代理店、ミツワ産業専務の本 芳博さん、前が清水さんの大工さんで野崎国春さんとレディスカーペンター(女性大工さん)の盛岡順子さんです。
この方々は、好奇心旺盛の方々ばかりで、これからまだまだ成長することでしょう。

地域の工務店経営は、ハウスメーカーに出来ない、ただ当たり前の事を粛々と行う事で差別が図れるものです。しかし、その当たり前の事が置き忘れて、わざわざ受注戦争に突入しているようなものです。何も好戦的になる事はありません。
忘れていた事、当たり前の事の情報の中に次世代工務店の大きな知恵が埋まっているのです。

今日の函館の朝は18度、東京が26度、宮崎が32度、湿度80%でした。
このような温暖地の方が、寒冷地よりはるかに家づくりが難しいのです。
今夜も質問メールが4通来ており、これから回答作業に…明日は熊本へ…
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CO2問題と真剣に取り組む政治家を…北斗市

2007年06月25日 19時38分43秒 | Weblog
京都議定書で日本は2012年までに現在の排出量をマイナス6%、温暖化効果ガス(CO2)を削減する事で国際的に約束を致しました。ところが実際にはマイナス6%どころかプラス7.4%に増加してしまっていると言う事です。つまり、この数年間で合計13.4%もの削減を強いられる事になります。

誰もがこの京都議定書に遵ったCO2削減が実行出来ると思っていません。そしてまた全く切迫感、責任感、緊張感すら感じておりません。           
現在の地球環境がどのような状況になっているかを客観的に捉えますと、地球規模で考えると人間社会にとって末期的な状況だと言う事です。                              
地球的な見地での氷河期や温暖期は、数十万年のサイクルで交互にやってくると言います。
つまり自然の摂理であって我々、人類の及ぼす影響などは取るに足らないものと言い放す識者も大勢おります。しかし、人間がしでかしたCO2排出量やオゾン層を破壊したフロンガスなどは、地球規模で見ても過去最高値になった指摘する識者もいます。
                      
人間の存在そのものが地球温暖化の根源だと言う意見も説得力があるように聞こえます。
人間以外の動物なら、森林を伐採したり、山を削ったり、地べたをアスファルトで固めたり、建物をコンクリートやサイディングなどで囲ったりしません。
人類が地球上に出現した時点から地球が壊れされ始めた言う人もおります。
しかし、現在、事実人間は存在しているのです。

その人間が地球の自然と共生できるための手法…と言っても、末期的と言えるような状況を少しでも将来的な可能性を持たせると言う事なのでしょうか…
地球環境に対して、楽観的な見方、悲観的な見方、自虐的な見方など、様々な意見がありますが、先ず自然環境保全の必要性を皆で意識する事が重要なのだと思われます。                                  

来年たまたま日本で開催させる北海道洞爺湖サミットでは、自然環境問題が先進国首脳会議のテーマとなりますが、環境に精通した政治家が本当に少ないのです。 
来月の参院選では、タレントなど知名度の高い候補が多く出ますが、私達、ファースグループは環境問題に本気で取り組んでいる元環境大臣の川口順子(より子)さんを応援しています。

写真は、昨日の移動時に飛行機から富士山の斜め上から撮りました。      
雲の間から突き抜けた富士山ですが、何故か落ち着きのないような雰囲気を感じます。  
富士山そのものが自然環境の先行きを心配しているように気もするのですが…  
今日の北斗市は穏やかで爽やかな一日でした。明日は九州宮崎です…
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良い事は押し付けて習慣化に…丸亀市~高松~羽田~函館~北斗市

2007年06月24日 17時32分43秒 | Weblog
人の話を上手に聴いてあげ、人の気持ちを組み込む事をコーチング自己改善法と言うのだそうです。聞き上手になりなさいと言う事で、褒めて育てる育成手法のひとつと思います。
昨夜、石毛宏典氏の講演では、選手の能力を極限まで引っ張り出すため、強制改善法も手法のうちだと言います。石毛氏自身も怒鳴られ、殴られながら成長したのだといいます。

愛の鞭とは、怒鳴る方、殴る方が、殴られる方の痛みの何倍も、その痛みを自覚する事が前提でしょう。暴力とは、受ける側の痛みを無視した野蛮行為そのものなのです。
下手に「怒る」とモチベーションが下がってヤル気を失わせたり、変に恨まれたり…
「怒る」からいけないのであって「叱る」のです。叱咤激励をするのです。

怒るとはこちら側からの感情行動と言えるでしょう。
叱るとはまさに相手側に対して愛情を込めながら叱咤激励しているのです。
痛みを感じながら身体で様々な技術、技能、ノウハウを覚えて行くのでしょう。
相手のために自分が悪者になれる覚悟が必要です。
多くは、嫌われたくない、悪者になりたくない、相手のモチベーションを下げたくない…そして何も改善できないでいるのです。

昨日、招かれた香川県丸亀市の山倉建設さんでは、社員教育、協力業者教育が徹底しています。お客様への挨拶をし忘れるような失礼、理由のつかない遅刻、約束放棄、現場の整理整頓違反、業務報告漏れなどのミスを犯した場合、場合によっては、即1万円の罰金、出入り禁止、解雇も在り得ると言う厳しい処分を実践しています。
最初、あまりにも非情で非人間的だと山倉社長は、痛烈な非難を受けていたそうです。

現在の山倉建設さんの工事施工現場はゴミひとつ落ちていません。
どなたが社員か協力業者か解らないくらいに現場内が明るく統一されています。
家づくりでは工事現場が営業現場だと言う事は常識なのですが、解っていても実践できていないのが現実です。山倉社長は最初、無理に押し付けて現在のルールを定着させました。

現在は習慣化され、当たり前になり間違いを犯す事が殆ど無くなったと言います。
現場が明るくなり、受注が順調になり、社員も協力業者さんも安心と豊かさが…
写真は昨夜の山倉建設さんのイベントフィナーレを撮りました。
中央が山倉康平社長です。私も、私達ファースグループも山倉さんから学ぶ事が山積しているようです。

今日は日曜日の移動となりました。
四国も東京も梅雨の雨が降っており、濃霧で飛行機の天候調査のアナウンスが流れていました。
夕方に北海道北斗市の本社に着きました。
薄曇で気温19度、湿度50%…爽やかですよ。

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本当に大切なものは姿が隠れています…東京~高松~丸亀市

2007年06月23日 22時06分57秒 | Weblog
「根心」植物を支える大事な「根」っこの部分は土の中に深く埋まって姿を見せません。
真心とか、愛情とか、気持ちとか、人間の「心」の部分は、人の目に見えるものでありません。
写真は、皆さんが知っている前西武ライオンズの名選手、石毛宏典さんです。
今日は、香川県丸亀市で開催された山倉建設さんの創立25周年記念イベントに招かれました。
基調講演された石毛さんが披露された話をブログテーマに致します。

野球選手は、大勢の見ている前で、素晴らしいプレーを発揮できるのは、誰も見る事の出来ない激しいトレーニングの下地によるものだと言います。
観客前での選手の立派なプレーはほんの一瞬で、そこへ来るまでには血の滲む努力をしているのです。
本当に大切な部分は、人の目の見えない場所や時間で行われているのでしょう。

ファース工務店の山倉建設は、25年前に山倉社長が奥さんと二人で、アパートの一室から始めた事業が、様々な経緯を経て立派に発展され、年商10億円に近い企業となりました。
今日のイベントでは、山倉社長のリーダーシップで徹底的で活気ある社員教育が為され、協力業者さん教育も実に見事に実施されている事が伺えます。
山倉社長は、例え嫌われても「最後はあなたのためですよ」と、見えないところでの努力が成果に繋がっています。
技能、技術を身につけると同時に、目には見えない「心」の部分を大切にしなさいと言う山倉社長の実行力に敬服いたします。

今日のイベントで基調講演を行って戴いた石毛宏典氏は、現役引退後、四国アイランドリーグを設立され、コミッショナーに就いています。
ペナントリーグで通じるプロ野球選手を輩出する養成プロリーグを創りました。
一流選手を創る目立たない地味なリーグなのです。
今日の山倉建設さんのイベントには本当にフィットする講演内容でした。

見た目重視の家づくりも住んでから具現化する、省エネ性能、住宅寿命、耐震性能、健康空間などの見えない部分の方が実は、はるかに重要なのです。
「根心」…山倉建設さんの取り組み姿勢を目にし、石毛氏の講演に感銘を受けた一日でした。
空梅雨で灼熱の香川県でしたが、明日は東京経由で北海道北斗市に戻ります。
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人生色々、雨霰(あめあられ)…長野~東京

2007年06月22日 19時48分05秒 | Weblog
人生色々とは歌謡曲の題名であり、また、小泉前首相の名失言と言われたフレーズです。
国会答弁での発言として相応しいかどうかはともかく、人間社会は、本当に人生色々です。
1億数千万人の日本人に1億数千人万分の異なる人生があります。100億人と言われる全世界の人々には100億人分の人生が営まれているのです。
まさに人生色々なのでしょう。

「人生色々、雨霰(あめあられ)」
毎日、多くの方々とお逢いし、多くの方々の喜びや悲哀…
其々の人生の営みを目にして思う事です。

写真は昨日、初めて訪問した長野県坂城町のファース工務店、株式会社 長野工営さんで撮ったのですが社長の西澤宗十郎さんと、ご子息で専務、西澤泰輔さんの奥さんで事務所を手伝っている西澤美佐さんです。

西澤社長は、格闘家を目指し45年前に訪米して様々な修行を行ったそうです。
格闘家の修行の一端で画家として絵描きの勉強も行ったそうでが、いずれもプロ級の腕前なのだそうです。
諸事の都合で帰国され、設備業を皮切りに建築業界に入り、土木や建築を手掛けて来たと言います。
とても風変わりな経歴のせいなのか、穏やかな人柄の内側に動作や作法に格闘家と芸術家の片鱗を垣間見る事が出来ます。

人生色々、雨霰(アラレ)とは、人生、本当に厳しい事ばかりである事を意味しておりますが、厳しいからこそ、その向こうに見えるのが本物の幸福が存在すると言う事です。
私より2歳先輩の西澤社長さんですがとても若く見えます。
様々な体験、経験が、家づくりのプロセスに奥行きの深さを感じさせています。
傍らでスヤスヤと眠るお孫さんの寝顔…この子も既に人生を歩んでいるのですね…

家づくりをコーディネートする我々、工務店経営者は、人様の幸せを包むのです。
住まいする建主さんの人生を包含する包容力を家に持てせる必要があります。
様々な人生を経験した方々の感性を空間創りに生かす必要がありそう…

今日は長野新幹線を降り、東京駅構内に溢れる人々が…人・人・人・人・人…
この人達の一人ひとりに、数々の人生ドラマがあるのですね。
昨日と、今日、そしてこのブログテーマとなりました。

今日は一日中、小雨模様、梅雨時期の本格的な蒸し暑い東京でした。
今日の気温26度、湿度85%…
都心にある、品川ビル8階の調湿されたファース空間は、室内気温が外気温と同じの26度で湿度55%です。
湿度の異なる清涼空間を体験して戴きたいものです。
明日は四国、高松にへ移動…
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事業継承の時は必ず来る…篠ノ井~松代町~坂城町~長野

2007年06月21日 20時40分17秒 | Weblog
企業は永遠なりと言いますが、たとえ個人の会社であったとしても、会社は、期間を経るとともに会社としての人格(法人格)が確立して参ります。
たったひとり…自分ひとりの責任で果たせた事業も会社になれば、会社としての自分と異なる人格を形成して行き、自分ひとりでは自由にならなくなるものです。

会社も自分の子供と同じようなもので、目を離した隙に自分の思わぬ方向に向いてしまう場合があります。それをいつまでも自分の思うがままに方向性をコントロールしていたら、会社にいつまでも人格が形成できずに、自分と一緒に没してしまう結果となります。
企業経営者は、常に事業継続の使命を担い、その義務を背負っていると言う事でしょう。

人の身体は、年々、体力が減退して行き、いずれ企業経営からも離脱する時が必ずやってきます。人の身体が劣化すると同時に、前年業務をそのまま継承する企業もまた確実に体力劣化するものです。企業は個人と異なり、適切な事業改革を断行する事で、企業継続の年期が大きいほど、経営資産、経営資源も大きくなるのです。
経営改革、業務改革こそが資産増加のキーワードです。

この事業の継承や権限委譲も企業によっては大きな壁になる場合があります。
自分が上手に行って来た従来の手法を、頑なに押し付けようとすると摩擦が生じます。かと言って経験の少ない未知数の後継者に、新しい手法を委ねるにはいささか不安が伴います。
権限委譲どころか改革に対して大きな抵抗勢力になり、衰退する企業も多く在ります。

スムーズな事業継承は、事業主が時間をかけながら後継者を信頼しつつ、継承を粛々と行うべきです。当然、後継者は、現在までの苦労や苦しみを労りつつ、尊敬しながら事業本質の教えを受ける事が必要です。
写真は長野市松代町のファース工務店、小山木材株式会社を訪問して撮りました。
隣りが社長の小山弘行さん、後ろがご子息で専務の小山正晃さんです。

小山木材さんは、小山社長が育てた会社さんで純正和風の高級住宅を手掛ける、地域内でトップの企業規模を誇る工務店です。小山社長のご苦労は並ではなかったと思われますが、業界再編成の過渡期にあたり、専務への継承時期を意識しておられました。
小山社長さん親子は、肉親である事を尊重しながらの事業継承に頭が下がる思いです。
今日は松代町の小山木材さん、篠ノ井の中村住建さん、坂城町の長野工営さんの三社を訪問し、其々の特徴ある工務店経営の姿を勉強させられました。明日は東京へ…
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視点を変え優先順位を考える…北斗市~函館~東京~長野

2007年06月20日 22時43分22秒 | Weblog
終盤国会で与野党が激しく衝突を繰り返している。
与党が公務員法改正法案の正当性を訴えれば、すかさず野党がその不当性を訴える。
国会延長の動きにも、重要法案の成立こそ国民の望むところだと説く与党に、野党は、節操の無い国会運営でファッショ的な行いと激しく抵抗をしている。
参議院の委員会で強硬採決を決行した与党に対し、数の横暴だと、野党がこれまた大反対を繰り返している。

ところが執拗に与党の横暴だとする野党議員に、つい最近まで与党席に就いていた議員も多くいるのです。座る席が異なれば、訴える内容がこうも変わるもの…
このような人が反対側の立場に立っても、これまたそれなりの説得力のあるのが摩訶不思議です。
視点を変えれば見えるものが真反対に…

国会を見にしますと、参議院選挙を前にして、与党と野党が、いかにして有利な状況で選挙戦に持ち込めるかと鬩ぎ合いをしております。
与野党とも来月の参院選を「関が原の戦い」と位置づけ、負ければ政治生命を失うかのような形相に見えます。しかし、どっちが勝っても政権政党が逆転する状況でありません。参院選前の与野党の鬩ぎ合いが、果たして国民全体の利益にどのように寄与するのか…

年金国会とも言われておりますが、社会保険庁の不手際が、責任政党である与党にこど責任があると野党が攻勢を強めます。
このような役所の在り方を放置してきた与党の責任は重大です。
しかし、チェック機能が作用しなかった野党の責任もまたあるなのでは…
国民は、激しく罵り合う与野党の攻防戦を見て、ただただ呆れ果ているのです。

人の遣る事を省みますと、様々なミスや不具合がいっぱいあるものです。
その責任追求も必要ですが、その不具合を正常にする行動が優先されるべきでしょう。
企業経営でも、今日、遣るべき優先順位があります。
私達が幸せを掴むために必要なアクションにも、当然、優先順位が…
少なくとも人を責める事が優先順位の上位ではないようです。

写真は、笑顔で送り出してくれた函館空港の真ん中の三上さん達、地上係員の方々です。彼女達のいつも変わりない、優しい顧客対応に救われる人々が多くおります。
今日、私も彼女たちに送られて、梅雨の気配濃厚な信州長野に。
明日は梅雨の雨かな…
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心に豊かさに金の豊かさは後からついてくる…函館~北斗市

2007年06月19日 18時54分14秒 | Weblog
心豊かな工務店経営者を…これが我々ファース本部が目指す指針である。
「心の豊かさ」と言う意味を辞典で調べると「自分たちの暮らしが良いと言うのではなく、同時代の万般の物事、事象に強い関心を持ち、趣味、研究などを通じて、交友を深め、より美しい環境、より高い自分を築く気持ちを失わない心」と、詳細に書き綴っている。

「豊」は、満ちている事も意味するが、魚がたくさん獲れて豊漁になり、限度を越えると豊漁貧乏と言う、魚が市場に溢れて安価になり過ぎる逆現象もあり、穀物のとれ過ぎもまた、豊作貧乏になる危機をはらんでいる。
心が豊かになれば、市場を冷静に見極めて無意味な競争で資源を無駄にする事もせず、獲れ過ぎなども防止できるのではないか。

生きる事は、生存競争に例えられます。
人より多く努力し、少しでも多く仕事をしなければ、人の前に出る事は出来ません。
富を得るためには競争が必要ですが、無意味な競争も多過ぎるのではないか。

心の豊かさとは「心のゆとり」「心の余裕」「心のふくよかさ」の意味合いでもある。
お金が無くとも、心に「ゆとり」や「余裕」「ふくよかさ」を持つ事が出来るのです。
私の実体験から言いますと、お金が無ければこそ、ゆとり、余裕、ふくよかさ、を持てるのです。

逆に、ゆとり、余裕、ふくよかさが無ければお金が入って来ないのです。
不幸なお金持ちを多く目にしてきました。
お金は無くとも幸福な人生を過している人も多くおります。
心の豊かさこそ、本物の幸福を得るための道標なのです。

家づくりも敷地いっぱい、建築基準法ギリギリに建てる家よりも多少、居住空間を狭くしても、アプローチやエントランスに余裕とゆとりを創る事で、生活にふくよかさが生まれてくるのでしょう。

写真は、スペースにゆとりと余裕を持たせる工夫をビジネスモデルにした「グレイス オブ グリーン」のエクステリアプランナーの高橋恭子さんと撮りました。
函館市内の市街地に創った、ゆとりと余裕の空間です。
高橋さん試みの、心の豊かさを演出する仕事がこれからのビジネスモデルになりそう…
写真でも解るように、今日も爽やかさ満喫の北海道の天候でした。
明日は信州ですが…
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父親の存在とは…北斗市

2007年06月18日 19時04分54秒 | Weblog
昨日は父の日でした。
父の日に、亡くなった父親の想い出に浸り、親父の笑顔を偲び、感激して涙する…
このような父親を持つ…あなたも、お父さんも、とても幸せな人生だと思います。
父親の多くは、面と向っている時は常に悪役になっている場合が多いんですね。
離れてから、亡くなってから…過去の人になってから、慕われ、懐かしがられるのが父親の存在ではないでしょうか。

私自身も、自分の子供と向き合ってから初めて父親の存在と偉大さに気付いたものです。
それまでは父親を恨み、憎み、嫌う事を自分の生きる原動力にしていたような、何とも不幸な時代がありました。
父親の偉大さに気付いた時は既にこの世におらず、悔やみ切れぬ刹那さを感じたものです。
誰にも父親と母親がいますが、その関わり方は100名100様だと思われます。
しかし、少なくとも両親の存在に、感謝できる事が幸せな人生を真っ当するための基本のようです。

父親とは必ずしも血筋の上のオヤジばかりではなく、実の父親より、もっと父親的な存在がいる場合もあります。
今の自分に大きな影響を与え、心より畏敬の念を抱ける人です。
血の繋がりのある実の父親とは異なる次元で、人間として自然に包容させる安堵感を得る感じです。
恩師であったり、師匠だったり、上司だったりと…
偉大な父は、万民の父になれるのです。

昨今、子供と実母や実父を対象にした忌まわしい事件の報道が相次いでいます。
これは、自分自身の自己否定が根源にあり、自虐的になれば平気で人を殺めてしまう典型です。
自分だけが良ければ良いと言う自己主義では自分も回りも不幸になるばかり…

個人主義であるべきです。
個人主義とは、自分の尊厳を最も大切にし、自分の幸福を得るためには、関わる人々を幸福にしようと努力する主義の事を言います。
自分を大切にすると言う事は、その自分を創った両親への感謝が前提となるのでしょう。

写真は今日18日、突然、私の執務室に現れた珍客で、三人いる孫のうちの一番上で「菜央」と言います。
昨日の父の日に息子夫婦とプレゼントと持って来てくれたのですが、留守にしていたため、今日は顔を見せに来てくれました。
「菜央」も東京にいる「穣太郎」も小さくて柔らかい腕や身体なのに、偉大な力を秘めているような気がするのですが…
今日は終日、社内業務でしたが研究項目が山積しています。
執務室の窓から入るが風が、涼風から寒風へ…
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あなた自身が資源なのです…北斗市

2007年06月16日 19時07分02秒 | Weblog
経営者のパーソナリティーこそ最大の経営資源である、と言う事を何度もこのブログに綴って参りました。
特に工務店経営は、創る家の様々な機能や性能、そして竣工後のメンテナンスが、協力業者さんと一体になって出来ているかどうかが問われる事になります。
優れた経営者はその事をとても大切な事として捉えています。

経営者のパーソナリティーとは、厳しさ、優しさ、包容力、寛容性、洞察力、情報量と分析力と実施力などが上げられ、つまり、総合的な人間力と言う事になるのでしょう。
こような人間力を持っていれば、それは多くの人々に慕われているはずであり、社員や協力業者との人間的な繋がりが確立している事でしょう。

この最高責任を負う立場の経営者は常に孤独なのです。
時には恐怖感すら抱く時もあります。
このような経営者の内面を社員の方々が何処まで忖度できるているのでしょうか。
優秀な経営者は、優秀な社員と一緒に仕事をしております。
この優秀な社員とは…

優秀な成績を継続している営業マンは、顧客の面倒見に特化していると言い、そのような営業マンを持った経営者は素晴らしいのか…ところがこの営業マンは、営業成績を保持するため身に付けた営業技術であり、成績に関係しないと見るや、あっさりと対象を乗り換えるドライさを持っています。
そうしなければトップクラスを維持できないのです。

経営者が心から誇れる社員とは、テクニカルな優秀さも必要ですが、どんな場面にあっても、人様の心情を裏切れない人間性でしょう。
また経営者の期待に懸命に応えようと努力する姿勢なのです。
つまり、そう…頑張るあなたが資源なのですよ…

経営者である自分自身が資源であると同時に、社員のあなた方全員が大きな資源なのです。
あなた自身が経営資源になる事は、会社に利益をもたらすだけでなく、あなた自身の幸せの根源をも為す事になるのでしょう。

写真は今日16日、北斗市のファース本部を社員旅行と社員研修で訪問した、長野県のファース工務店、ツチクラ住建、社長の土倉武幸さんご一行と撮りました。
私の向って右隣が土倉社長と清水常務です。
ツチクラ住建さんの社員さんに御社の最大の資源はと聞いたら「土倉社長です!」
土倉社長に同じ事を聞いたら「社員です!」
これで今日のブログテーマ決定!となりました。

快晴で本当に爽やかな北斗市…ツチクラさんご一行は、月曜日に梅雨の信州にご帰還なのだそうです。
この時間、函館山が夕日を浴びて黄金色に…執務室の窓から心地良い涼風が入ってきました。
明日は日曜日、当方もどうやら休養が取れそうですが…
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ビジネスの定義とは…北斗市

2007年06月15日 19時06分26秒 | Weblog
中国は、国営の遊園地でデズニーのキャラクターを平気で無断使用をしたり、ビデオやDVDの海賊版の製造、一流メーカーの車や時計などと、名前も形も良く似た商品が店で堂々と販売していると言う報道があります。
違反業には警告などの行政指導がなされ改善されているそうですが、次々に如何わしい商売が始まるのだそうです。
急激な経済発展の途上では想像を絶する様々な事象が起きるもので、戦後、我国の高度成長時期に酷似しているようです。                   

法の隙間を縫って他人の土地を二束三文で自分のものにしたり、闇市などは、完全に法律違反の非合法でした。
戦後一代で富を為した人々には、このような方が多く居るそうです。             
お金は元々あるところに集るようになっています。
お金があれば高利で人に貸す事も出来るし、もっと利益のあがる商売を始める事も出来ます。
金融機関もお金のあるところに融資をしたしたり、投資をするのは確実に回収出来るからです。

お金の無い人は商売も投資も出来ませんし、金融機関がお金を貸しません。
焦げ付きを恐れるからです。つまり、最初にお金を生み出す根源が何かなのでしょう。
今、非合法でお金集めを行ったら企業経営を存続などは出来ません。

介護制度でビジネスモデルをつくり、一躍、注目された企業経営者は「ジュリアナ東京」とかと言う、熱狂的で斬新なディスコを立ち上げた辣腕企業者です。
この一時期、時代の寵児と評価され、持て囃されると、常にその地位を維持しよう言う金儲けの意識だけが機能し「コンプライアンス」が思考停止になってしまうのでしょう。                        

いつしか投資会社の社長が「金儲けが何故悪い!」と開き直った会見を見た事があります。
金儲けは決して悪い事ではありません。
ビジネス社会は、金儲け戦争の戦場なのですから…  

アメリカ式でビジネスの定義を紐解きますと「持って居ない人から、必要としていない人に売り付ける行為」がビジネスであり、その行為で「売った人、買った人、仲介した人」三者に相応の利益が生ずる事だそうです。
ビジネスって詐欺師と紙一重って事でしょう。

写真は昨日、当社東京事務所を訪れてくれた不動産鑑定士の三浦雅文です。三浦さんは私が学校評議委員を務める上磯中学校、酒井校長先生の奥さまのお兄さんで、当社東京事務所の近くで不動産鑑定事務所を経営されております。
ご縁ですね…
三浦さんとは不動産鑑定と言う、公的な仕事で住宅の本当の価値を鑑定する制度をビジネスモデルにするための意見交換を行いました。
不動産鑑定士と我々のような現場に精通した建築家のコラボレーションで新しいビジネスモデルが構築出来そう…  

今日は大雨の予報でしたが予報が大きく外れ、一日、爽やかな天気でした。
薄曇、薄い紫色を背景にした函館山も暮れ行く夕日を追っているように見えます。
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