毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

長所を見つける人材教育…北斗市

2008年10月31日 18時25分09秒 | Weblog
パナソニック(旧松下電器)の創業者、松下幸之助さんは、経営の神様と言われましたが、同時に人を上手に使う名人とも言われたそうです。
元松下電器の技術部門最高責任者で副社長まで勤めた中尾哲二郎さんと言う人がいました。この人は松下の下請け工場の職工さんだったそうです。

そこの職場長が幸之助さんに「あの男は仕事を斜めに捉えて文句ばかりを言う駄目男」との言葉を聞いて、幸之助さんは、何を思ったか面白い人間だと早速、松下に入社させたと言います。幸之助さんは、社員採用の時、質のよい人を選択することは大切だが、欠点が気になって長所を見落とすこともあると言い切っていたそうです。

何年か経って真価を発揮する人や、見込み違いで一向にうだつの上がらない人などを、わずかな面接時間で見極めるのは大変難しいのでしょう。幸之助さんは、人の長所だけを見て人を評価したそうです。つまり個性の強い人ばかりが集まる事になりますが、いわゆる欠陥人間の集団のように見られた時があると言います。

成功した企業の創成期は、どこも野武士型の強兵が多かったと言われてますが、会社が大きくなると次第に官僚的になり、金太郎飴型集団に変わってしまうのでしょう。
革新的な仕事をしようとするとそのグループの上司は、会社から穿った視線で見られるようです。然るに慣例、恒例に見合った右倣え主義の金太郎飴になってしまうのでしょうか。

誰が行なっても同じ応えや行動になるのは、平等性を保つ効果があります。ところが変革期はとても大きな困難に遭遇します。現在の官僚国家改革の進捗状況を見れば理解出来ます。

今日は松下グループ、パナソニック・エコシステムズ㈱のGM、青木吉政さん(写真)が来社されました。次世代のエコ機器開発の打ち合わせにいらしたのですが、開発系の人は野武士のような人が多いのです。青木GMもまさにその風貌で、簡単な起案をすると様々な発想へと伝播するのです。

やはり人の長点を見る社員育成を実践の松下幸之助ニズムを身につけておられるようです。
今週は出張を抑えて研究開発室の業務に専念をしました。明日は勉強会に参加予定を…
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人徳とは「徳が得」を積む事…福島町~木古内町~北斗市

2008年10月30日 17時45分31秒 | Weblog
今日も最高気温が10℃程度と冷え込み、広葉樹の葉っぱは枝に残る数よりも、地面に敷き詰めた数の方が多くなったようです。今日は、福島町で、ファースの家の引き渡し式に参加してきましたがとても暖かい気持ちで帰ってきました。と言うのも建主さんのご家族皆さんの笑顔が素晴らしく、その気遣いに感銘したからです。

新築工事を終了してお引渡しを行なう際には、予定に入っていなかった工事がどうしても発生する場合が多いのです。今回も敷地の土留め工事を行ない担当者が、自分達が集めた自然石を使用し、自分達で積み上げて完成させました。その担当者は、建主さんから工事期間中に協力してもらい、いつも優しく声を掛けて戴き、工事が円滑に進んだので土留め工事代金を相殺できたと言う進言がありました。したがって土留め工事代金は無料に…

「ただより高いものはない」と言いますが、建主さんのコラボレーションによる家づくりは、潜在経費を削減する結果となり価格以上の成果を上げた事になるのでしょう。
まさに建主さんご家族の人徳によるものかもしれません。
業者側にめいっぱい要求をして、少しでも安価な施工費に抑えようと言う建主さんが普通なのですが、要求で勝ち取った成果は、それ以下でも、それ以上でもありません。

家づくりを行う施工業者、納材業者、協力業者も「人」なのです。人徳とは、この「人」を大切に出来る心根が備わった人の事だと思われます。家づくりは、何百人もの方々が関わりますが、建主さんがその人々に対して、優しく労わる態度で接した時、相互の信頼関係が相乗して行くのでしょう。

「家は竣工してからが始まりです」
私達施工者は、協力業者さんともども、今日の引渡しから建主さんと一生涯のお付き合いがスタート致します。人徳による付き合いは相互の幸福に繋がるでしょう。
まさに「徳」は「得」を積む結果となりそうです。

写真は先ほど撮った本社社屋ですが、濃い緑の葉っぱがいっぱいだったご覧のように寂しくなりました。しかし、バックの人徳を戴いた社屋内に活気が漲っていそうでは…
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パーソナリティーを磨こう…北斗市

2008年10月29日 18時28分56秒 | Weblog
巨人軍の原監督がWBCの監督に選任されました。原監督の就任を大リーガーのイチロー選手はじめ、一流選手の方々は大いに歓迎し、協力する意向を示しているようです。

選手から慕われる監督さんとして、長島さん、王さんなどに共通している事は、関係者に対する気遣い、心配りの出来るパーソナリティーだと思えます。
パーソナリティーとは、持ち味、個性、人柄などを言います。

常に表情が明るい、他人の悪口を言わない、愚痴を言わないなどの人柄と、経験、実績、行動力なども加味されるのでしょう。このような視点でWBCの監督を選ぶため、消去法で選択すると、原監督は自然の成り行きだったと思われます。

昨日、マラソン金メダリストのQちゃんこと、高橋尚子さんが、引退の記者会見を行っておりました。彼女の最高潮の時もスランプの時も、誰もが一緒に喜び、哀しんで来たように思います。彼女も優れたパーソナリティーの持ち主だったと思います。高橋尚子さんに「お疲れ様」「勇気をありがとう」と心で叫んだ人が多かったようです。

どんなに強くても、どんな辣腕指導者でもパーソナリティーが伴っていなければ、選手や監督として評価されても、心から好きで手放しで協力しようと思えないものです。
これはスポーツの世界に限った事でなく、政治家や経営者なども同じ尺度となるでしょう。

人や物、動物や自然など全てに心優しさがあり、自然の気遣いや心配りの出来る人をパーソナリティーが確立した人格者と言うのでしょう。
特に家づくりにおいては、一生一代の大事業を成し遂げる建主さんのために、ハウスメーカーや工務店の経営者のパーソナリティーが問われそうです。

私もパーソナリティーを磨こうと言いながら、自分自身を省みる事が多いのですが…
写真は先日、来社された網走の山内建設社長、山内政光さんと北海道の最南端、松前町の白神岬で撮ったものです。山内社長も優れた人格者で私が尊敬する人の一人です。

今日の北斗市は今年一番の寒さで、今夜あたり北海道が雪になるところもありそうです。
今日は終日、執務室で特許出願する技術検証を行っておりましたが、また明日も…
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方向違いの報道…北斗市

2008年10月28日 18時02分19秒 | Weblog
客員編集委員の花岡信昭氏は今日のネットコラムに、麻生太郎首相の「高級ホテルのバー通い」の報道を批判する内容を載せています。特定の記者が総理のバー通いをしつこく追及しているようで、こんなニュースが政治報道の軸になってはたまらないと言うものです。
花岡氏が政治現場で走り回って頃は、こんな特殊な記者がいたら、皆で相手にせず、国民に知らせるべき肝心の政治取材が阻害されないようにしたのだと言います。

現在の政治の最大焦点は100年に一度の世界的経済危機と国内政局との関係にあり、こんな低レベルの質問攻めで首相を煩わせるのは、極めてナンセンスであり、首相にただすべき事は他に山積しているのだと言うのは、私も大いに同感するところです。

花岡氏は、麻生首相の場合、一日の最後に好きな葉巻と酒でリフレッシュする事であり、それでなくともストレスの多い首相のライフスタイルを邪魔などしてはいけないとしています。かつて政治家の夜の密談場所としては料亭が当たり前のようであったが、ホテルのバーなら料亭より格安だし、ロビーで記者たちが待機する場所にもなり、このバー通いは取材にも便利だと言います。

それを庶民感覚と結び付けて報じていますが、首相が一杯飲み屋に通っていたら、警備も大変だし、一般客に迷惑をかけであろうと言い切っており、首相がホテルのバーを利用している事がニュースになり、その是非を問う報道が為されるようになると言うのは、政治報道の「劣化」を意味するのだと花岡氏は結んでいました。

今日の円高に反比例するように日経平均株価が7000円まで下落して、経済の混迷が続いていますが、経済対策などは、リアルタイムでの施策が必要です。
総理のぶら下がり記者達は、国家国民が大危機に瀕している時間帯に、首相(ネット写真を掲載)から発する経済動向をこそ正確に報道すべきだと思われます。

国を代表する総理を筆頭に、政治家や企業経営者は、褒められる事が少ないようです。
私ごときでも自分の名前でネット検索すると、思わず凹んでしまうような内容の批判書き込みも少なくありません。その殆ど全部が、匿名で内容を知らないで発しています。

権力者は批判される立場にあります。
福田前首相はマスコミが潰したと言われていますが、ハード日程を労うコメントや多少の褒め言葉の一行でもあれば、また良い仕事をしようと思うものなのですが…

現在の北斗市は気温が8℃でファースでない執務室に暖房を入れました。明日も寒そう…
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既成観念が選択肢を狭くする…函館~北斗市

2008年10月27日 19時28分37秒 | Weblog
以前に見たり聞いたり勉強したりして、自分自身がよく知っていると思っていた、技術ノウハウや情報があります。特に住宅に関する情報は、毎日、多くの情報が乱れ飛んでおります。

かつて使用して大失敗を経験した建材などは、二度と使用したいと思わないものです。
何故、失敗をしてしまったのかの検証すらせずに、その建材に問題があったと言う観念が定着してしまったらどうでしょうか。場合によっては、失敗の要因が建材のそのものではなく、使用法や施工方法に問題があったのかも知れません。

「建材が悪い」と言う観念が、その建材の持ち味を帳消しにしてしまう場合があります。
工務店やユーザーさんも、偏った情報によって、偏見を持ってしまう事があり、良いものを選ぶ選択肢をせまくしてしまいます。多くの情報に偏見を持つのでなく、もう一度、検証してみる必要がありそうです。

今日は、現在のオール電化住宅に関する様々な状況を勉強するために、本社のスタッフ全員を対象にした、電化住宅研修会を行ないました。講師に北海道電力「ほくでんサービス㈱」方々に来て戴きました。私達、ファース本部は日本で始めてホール電化専用の住宅工法を創り上げ、電力会社や工務店に普及推進の指導啓蒙を行なって来ました。

自分達が指導して来た事を、異なる視点で勉強すると、気付かなかった多くの情報を学ぶ事が出来ます。今日は弊社ハウジング事業部の柳田次長の提案で今一度、自分達がやって来た電化住宅を再検証しようの掛け声で行ないましたが、彼の提案を当初は「今更?」と思う社員や役員も居た事でしょう。しかし、学ぶ事や考え直す事が多くありました。

今更と思う事なかれ…今更の情報の中に時代変化に伴う新情報が多く含まれております。
写真は講習終了後に撮りました。講師陣の「ほくでんサービス」左から出村泰弘さん、中田宏見さん、そして安達佳春さんです。今日は午前中、家庭裁判所での調停業務を行い、午後は夕方まで電化勉強会に受講者として参加しました。このような機会も善いものです。

今年の最低気温を記録した北海道でしたが、本当に寒さを感ずる一日でした。
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問題の多いスカスカ性能のオール電化住宅…北斗市

2008年10月25日 16時43分00秒 | Weblog
西日に照らされて濃い緑色に光る広葉樹の葉っぱが優雅に舞い落ちて行きます。
この時期なると北斗市本社の自分の執務室から見える光景です。
日増しに晩秋の気配が色濃くなって参りました。

北海道は8ヶ月間も暖房が必要で、8ヶ月間、冷房が必要な温暖地とは様相が異なります。寒冷地のオール電化住宅は、エアコン暖房が使用し難いために、どうしても蓄熱暖房機が主体となります。
蓄熱暖房機は深夜電力で溜め込んだ熱を出し切ると冷たいレンガの固まりとなります。
出来るだけ溜めた熱を深夜の通電時間まで持たさなければなりません。

蓄熱暖房機熱を野外において通電しても数時間で冷たくなってしまいますが、家に対する気密や断熱の性能が絶対要件となります。寒さ対策は、気密性能が重要ですが、どんなに高断熱にしても隙間があれば暖房で膨張した熱が逃げて冷たい空気と入れ替わります。
外部の乾燥した冷たい熱は人の居る床付近に停滞し、寒い家になってしまいます。

また生活で発生した室内の湿気が壁の中に入り込み、グラスウール断熱材の乾燥した空気を湿らせて、湿った布団を着込んだのと同じ状況で寒くなります。このグラスウールを乾燥したまま維持するには、床下の環境、壁の構造、外壁の種類なども関わって来ます。
グラスウール以外の断熱材も様々な課題を抱えており手放しではありません。

特にオール電化住宅の場合、使用する電気が家庭内に送られて来るまでに、その電気エネルギーの3倍もの熱を源にしている貴重なエネルギーなのです。スカスカ住宅にオール電化システムは完全に不向きなのです。しかし、電気エネルギーを上手に使用すると、3倍どころか4倍5倍に等しい使い方も可能なのです。

何も寒冷地に限った事ではなく、エアコン暖房を行う温暖地でも家の性能が伴わないため、エアコンがエネルギー消費効率の悪いモードで稼動させるととても不経済になります。
家の気密と断熱の性能をしっかりと確保した場合、オール電化システムの住宅は、経済性、快適性、高寿命などの効果を発揮いたします。

今日も、執務室にこもって新技術の情報収集を行なっておりました。
写真は先ほど本社の玄関前で撮ったのです。昨日の雨天と打って変って素晴らしい晩秋の晴天に恵まれました。今日は土曜日のノーネクタイディーなのでGパン姿で…
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3分間スピーチは言葉で語らず心で喋る…北斗市

2008年10月24日 18時39分39秒 | Weblog
企業朝礼で行なっている3分間スピーチの多くが社員の批評をかっているそうです。
朝礼での3分間スピーチ実施動機が上司の長い訓示を抑えるためとか、テーマを業績アップに繋げる魂胆などと様々のようです。貴重な時間を費やすのですから、それなりの効果を期待するのは当然です。しかし、もっと純粋な目的意識があっても良さそう…

当社も毎朝の朝礼で当番社員が3分間スピーチを行ないます。本社員だけなので3週間に1度くらいの割合で順番が回ってきます。3分間スピーチを社員の方々は、当初も現在も積極的に喜んで行なっているように思いません。しかし当人達は気付いていなくとも、確実に視野を広げたり、視点の持ち方が変わって来ている事は確かのようです。

当社のスピーチ内容はテーマを特定せず、個人が自由に行なっております。
大勢の人前で、何を話をしようかと思案を練って来るのでしょう。そもそも3分間スピーチを実施する前は、この人前で話す事を思案する機会がなかったのです。
人前で話すスピーチとなると一応、テーマと内容を絞り込む必要があるのでしょう。

私達が行なう朝礼3分間スピーチは、社員個人の人間成長が目的であり、その成長の延長線上に社業発展を目指す事が狙いとなっております。
3分間スピーチにも、導入と言われる冒頭言語があり、本題に入り、まとめの締め言葉によって仕上げられます。これを3分間前後にまとめて3分間スピーチとなります。

人の話を集中して聴ける時間が3分間と言われています。
伝えようとする事柄がはっきりしてさえすれば、その思いだけで聴く人の心を摑む事が可能です。
3分間スピーチの失敗事例とは、上手に話そうと言う意識をし過ぎる事でしょう。
言葉で語らず、心で語ろうとすると、どんなスピーチでも聴く人の心を打つものです。

喋り慣れの方が「立て板に水の如く」の3分間スピーチを聞いていてもそんなにも感動しないものです。緊張しながら自分の心情を伝えようとしている姿にこそ感銘するものです。

写真は、今年の全国大会in高知で行なった、私の3分間スピーチをしているところです。
口で語らず、心で語って、けっこう緊張していたのですが…
今日は終日の雨天で、終日、執務室で特許出願書の執筆に取り組んでおりました。
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平凡な事って幸せな事…北斗市

2008年10月23日 18時34分02秒 | Weblog
今日の3分間スピーチは、総務課の女性スタッフが行ないました。
彼女は「当たり前の事を坦々と出来る事は幸せな事」と言う内容のスピーチでした。
当たり前の事を平凡に坦々と行なう事とは、退屈な事のように思いがちです。
しかし、自分の体調に問題があったり、身内が怪我をしたりした時に、この平凡さの大切を知る事が出来るのでしょう。

私達は「たったひとりで何が出来るだろうか」と思った時、実は何も出来なくなってしまうものです。社会に対して何が出来るかでなく、当たり前で平凡な生活の中から無理なく実践できる事を見出して行く事が賢明なのかもの知れません。

本当の「幸福」って何かと考えると、人生価値観が人其々に異なりますから、100人100様の「幸福観」が存在するのでしょう。
その中で今日のスピーチでは、当たり前で平凡な暮らしが出来ている事に感謝し、その感謝の対象が、家族や友達、職場の仲間にまで波及するのだと結んでおりました。

私達は本当に特別な事など出来ないのかも知れません。
日々当たり前の事を坦々と平凡に過ごせる事はこの上ない幸せな事なのでしょう。
何か特別な人間になろうと意識せずとも、その平凡な生活の中から少しでも、社会に貢献出来る自分を見つけ出して参りましょう。

今日は終日、社内業務の自分の執務室で、新しく開発した技術の特許申請書の執筆に専念をしておりました。あまり肩に力を入れず、平凡に粛々と明日も社内業務を…

日が短くなって、ふと気付いたら外は真っ暗になっていました。
何とか持った空模様ですがソロソロ雨が降ってくるのかな…
写真は現在の本社社屋ですが、冷たい晩秋の風がファースの旗を強く振るっています。

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本業と名誉職…函館~北斗市

2008年10月22日 18時48分08秒 | Weblog
青年会議所(JC)と団体が存在しますが、全国にロムと言われる地域の青年会議所があり、地域ごとの活動を行っています。現役会員の多くが、青年経営者の方々ばかりです。
私も函館青年会議所を卒業し、現在、OB同友会に所属していますが、現役当時、ここで3分間スピーチなどの特訓を受けた記憶があります。

JCは、献血、地域清掃、イベント協賛などの地域活動が主ですが、多くの人々の交流や対話を通じて人を知り地域社会を学び、自己向上に役立つ事が多くあります。
会費、会合費、旅費、宿泊費など、それに費やす時間を計算するとかなりの出費となりますが私などは、このJC経験がなかったら現在の自分がなかった事と思っています。

40歳でJCを終了した方々の多くは、○○○クラブなどと言うボランティア団体に加盟して活動します。このクラブは完全に奉仕の団体であり、奉仕するに相応しい、社会的な立場と資力が伴わなければなりません。しかし、中にはそれの伴っていないと思われる人もかなり多いようです。役員に推挙される事はとても名誉な事である思ってしまいます。

そのような役職にありながら経営する企業が破綻してしまうケースが少なくありません。
名誉職の全てを否定する事など出来ませんが、それ相応の身の丈を知っていなければなりません。人生に余力を持ち、それを生かしたボランティア活動は、皆がこぞっての参加が望ましいのです。しかし何処まで自分の人生余力なのかの見極めが難しいところです。

朝から晩まで仕事しか頭にない時間ばかりを過していたら、人生、無機質そのものとなってします。多少は、心に余裕を持たせるような時間の過し方も必要と思います。
人のために奉仕出来る活動とは、自分自身の心のゆとりが必要なのでしょう。

今日は午後からですが、久々に函館市内と北斗市内のお客様のお宅を訪問し、仕事と全く関係のない世間話に講じて参りました。これも贅沢な時間の過し方のように思われますが、地域密着の工務店経営を標榜しながら出来ていなかった自分を見つけた気もします。
名誉職もこのような機会を多く出来るとしたら意義が大きいのだと思われます。

写真は訪問先のファース・ユーザーさんが育てた菊の花を戴いたものです。
早速、総務課の山玉 香サンが私のデスクに飾ってくれたもので、とても好い香りが…
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様々な人が居て成り立つ企業…北斗市

2008年10月21日 18時21分57秒 | Weblog
20リッタータンクがあるから10リッタータンクは要らないと言う事はありません。
小さな方が便利で使い易い場合もあるのでしょう。
企業にも利発で優秀な社員だけが揃っていれば良いとも言い切れないと思います。
企業貢献度と言うのは、必ずしも数値的な成果の見える社員ばかりを言いません。

目に見える成果には繋がらないけど「周りの人を明るくしたり、自信を与える」などの役回りの社員も必要なのでしょう。
二八の原理と言う格言がありますが、企業を現実に引っ張っている社員は20%程度と言われますが、それなら80%の社員が不要かと言うとそうではありません。

その20%の優秀な社員ばかりを集めますと、やっぱり組織を引っ張るのはその中の20%になってしまい、駄目社員と言われる80%の社員だけで組織をつくれば、やはりその中の20%が組織を引っ張る社員になるものだと言います。

社員をその気にさせる社員も必要で長期的には、其々の特性を整合しながら企業は成長して行くのでしょう。しかし、中には企業、組織の完全な足引っ張り社員も存在し、本人がその事に全く気付いていない場合があります。これは断じて気付かせる必要があります。

人其々の取り柄を探し出し、それを生かしてあげる事と、そのような社風をつくる事が大切なのでしょう。同じ視点、一つの尺度だけで人を評価するのは、大切な部分まで削除するように思えてなりません。人を様々な角度から、深く観察しなければ、相手の本当の良いところは見えて来ないように思います。

人が、人に関心を寄せるには、その人に対する深い愛情が無ければ不可能であろうと思われます。企業は人なり…企業とは1リッター、5リッター、10リッター、20リッターなど様々なキャパの人の集団なのです。1リッターキャパの社員が20リッターキャパの社員を越える事も充分に在り得るのでしょう。

企業は難しい人の集団だからこそ味わいがあり、ロマンがあるのかも知れません。
今日も快晴の北斗市でしたが、写真は会社前の田んぼから夕日をセルフで撮ったものです。
今月は出張業務を抑えて社内業務に没頭いたします。
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タバコの価格と禁煙効果…函館~北斗市

2008年10月20日 18時51分37秒 | Weblog
ネットニュースの記事で、厚生労働省研究班(高橋裕子奈良女子大教授)が公表した資料によると、タバコが1箱1000円に値上がりした場合、今後9年で計9兆円の税収増が見込めるとの事です。
京都大大学院の依田高典教授の試算では、禁煙の意思を示す人全員が成功するとして、最大1.9兆円の減収が見込まれるとしたが、高橋教授は「1年後には多くが禁煙から脱落する。したがって減収はあり得ない」と反論しています。

このような反論は在るのですが厚労省研究班は、仮に来年元旦に1000円になったとして2017年までの9年間で9兆円もの税収増だと試算しています。是非、実施してみたら良いのでは…
この1000円タバコの実施で、その後20年間に死亡者を約6万人も減らせると厚生労働省研究班が試算しています。税収増と死亡者軽減となればその裏に在る大幅な医療費の削減にも寄与しそうです。

喫煙率の最新データがある2006年を基準に計算では、500円タバコでも禁煙成功率が高ければ同等以上の効果があったとしております。しかし、研究班の国立がんセンターの研究員、片野田耕太さんは「タバコ値上げは禁煙のきっかけになるが、それだけでは依存に苦しむ人をより苦しめる事になり、楽に禁煙出来るサポート体制が必要」と指摘しています。

厚労省研究班は、タバコ1箱500円、700円、1000円と、禁煙成功率が「低」(全員が自力で試みた場合=13%)、「中」(現状=16%)、「高」(全員が禁煙治療を1回でも受けた場合=33%)、「最高」(全員が5回の禁煙治療を完了した場合=46%)を組み合わせた計12パターンを設定し、喫煙がガン死亡に与える影響で20年間にどれだけ死者を減らせるか試算したと言います。

この結果、禁煙成功率が現状の「中」で1000円に値上げした場合、死亡は5万9000人減少。700円で4万4000人、500円では2万人。一方、500円でも成功率が「最高」なら6万5000人減らす事が出来て1000円で「中」「低」の場合より効果が高かったと言います。 

ちなみに私は完全禁煙して1年半になります。
写真はファース本部の愛煙家、三人組、手前から研究開発室の村上次長、久保田主任、藤木です。この三人は、日本国家のために身体を張ってタバコを吸っているのでしょうか…
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社会ルールと天災の報復…北斗市

2008年10月18日 16時21分23秒 | Weblog
火は猛威を奮うと大火事となり、山林や市街地までも燃やし尽くす事があります。
水は氾濫すると大洪水となって、田畑や市街地までも飲み込んでしまう事があります。
火や水は、私達に様々な恩恵を与えながらも、扱いを間違うと悪魔にも変身します。
人々は火や水の大切さと怖さを知っているから扱いの「決め事」守っているのでしょう。

このような自然の「決め事」を破れば自らの身を滅ぼす事を肌で感ずるからでしょうか。
人の決めた法律、規約などの「約束事」は、守らなくとも生命に直接関わらず、時には上手に逃れて得をしたような気がする事が、これはとんでもない間違いです。

法律や規約などは、二人以上の人間が生きてゆくために無くてはならない約束事であって、人間社会のルールだと言えます。人は皆、他人が作った食物を、他人の作った器で、他人の作った燃料で調理、他人の作った食器で口に運んで生き永らえています。
衣服も、住居も同じ事で、自分一人だけでは決して生きてゆけるはずもありません。

社会ルールを守れない人には、いつか必ずその報復を受ける事になるでしょう。
詐欺師、泥棒などのように、全うな働きもせずに生きいては、幸せな人生と絶対に言えないのです。社会ルールを破って出来た資産は、その資産そのものが、その人自身と家族、関係者を不幸へと導いてしまいます。社会ルールの基本は時間厳守と挨拶だそうです。

お年寄りの不安を煽り立てて、詐欺を働く「振り込め詐欺」が横行しています。
この詐欺師達には、間違いなく不幸が襲い掛かって来るでしょう。他人を不幸にして得た金銭で自分の衣食住を賄った時、その衣食住の生産に関わった何十万人と言う人々の心情をも踏み躙っているのです。

あるネット情報では、シンクタンクの文献に、自然災害で被災した人の中に、詐欺師達やその家族が多かったと言う記述がありました。そう言えば昔から「お天道様が見ているよ」と戒められた事があります。悪い事をすると天災の報復を受けると言う事のようです。

写真は本社前から北斗市の西側を撮ったものですが、天を怒らせると怖そう…
明日は久々に休養日となれそうな気がします。

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広告宣伝費は誰が負担するのか…北斗市

2008年10月17日 17時59分48秒 | Weblog
あるタレントのCW出演料の金額を聞いて驚き、そのタレントが演ずるセットや演出費用などを含め、出来上がった制作費を聞いてまたまたびっくりします。さらにそのCMを放送する放映費用を聞いて重ねてビックリです。テレビコマーシャルは膨大な費用をかけているのですが、その費用は誰が負担しているのでしょう。

当然ながら広告主がスポンサーとなって費用を負担していますがその広告主は、CMを見て商品を買った一般顧客が支払った代金の中から捻出します。
突き詰めるとテレビCMに限らず、チラシや看板も含む全ての広告費用は、一般顧客が支払っているのです。しかし、この宣伝広告をしなければ、生活者に情報が伝わりません。

いかにして最小限の費用で必要な情報を、生活者の方々に伝達するかが問われます。
チャンネルを替えるごとに全国放映しているテレビCMの費用は、気の遠くなるような金額となっています。しかし、一般生活者は、CMの量が多いほど、信頼のおける商品だと思い込んでしまう場合があります。

NHK以外の放送局は全てスポンサーの支払う広告宣伝料金で運営しております。
私達が見るテレビ番組の大半は無料の民間放送を見ているのでしょう。
私達はこのスポンサー付きCMや番組からも多くの情報を得ております。CMが多少、目障りと思う事もない事もありませんが、貴重な情報収集の方法に違いありません。

広告宣伝を行なう場合、広告主がテレビ局や新聞社に直接アプローチするのではなく、その殆どを広告代理店が行なっています。いかにして費用対効果の優れた広告にするかの企画提案や、テレビや新聞などの媒体枠を確保するためのプロの会社が広告代理店です。
今日はファースの家のパンフやツール、会社案内などを企画提供して戴いているNOVELLO(ノヴェロ)の営業主任、町出邦治さん(写真)が来社されました。

「住んで感じる・ファースの家・空気サラサラ」のキャッチコピーを様々な媒体に載せる企画をして戴きました。生活者に方々にご負担をお掛けしない方法で、情報伝達が出来る工夫をお願い致しました。きっと良い方法が実施される事でしょう。

今日は午後になって雨が降り出した北海道北斗市ですが、昨日からの検査員講習も終わり、講習試験でも全員が合格して、岩手、大分、熊本へと帰って行きました。
ファースの家をもっとメジャーにするには、もう少し宣伝広告費をかける必要が…
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住宅寿命30年と温熱性能…函館~北斗市

2008年10月16日 22時23分30秒 | Weblog
日本の住宅寿命30年であると建設白書にも明記されていますが何故なのか…
どのように考えても30年で家が朽ち果てる訳ではありません。人が叩き壊しているのです。
解体取り壊しをする30年前の家の構造木材の殆どは、適度に乾燥した構造部材で、これからその役割を果たそうと言う時期に、粗大ゴミとして捨てられております。

決して家が朽ちるのでなく、住む人に、それ以上この家に住み続けよう言う意欲を逸しさせるような家をつくっているのです。何故、このような現象が起きるかと言うと、まさに住んだ後に具現化する寒い、暑いなどの住み心地の悪さと、高額な冷房費、暖房費などが大きく影響する家の温熱環境の性能を軽視したからに他なりません。

外観、内観が素晴らしく、内装、キッチンなどの機能性も優れた家に住みたいと思うのは、建主さんの願望でもあります。それも大切な要素である事に違いはありません。しかし、住んでから生涯にわたり付き纏う、冷房費、暖房費の事を何処まで考慮したでしょうか。
部屋ごとの温度差が少ない事は、ハウスダストを抑制するために必須な要件です。

このような住宅における温熱性能は、住み手側から業者に強く指摘する事が少ないのです。
したがって供給する側のハウスメーカーや工務店も温熱性能の認識が希薄となっています。
この温熱環境の性能は、デザインや機能と異なり、一目で確認できるものでなく、理解させるには豊富な経験と専門的な知識を必要と致します。

家を購入する施主の認識が希薄だとすれば、業者はこんな難しい事項に時間と費用を掛ける事を疎んじてしまう事は当然なのです。
誰もが環境保全を称えていますが、30年で叩き壊すような家の要因は、建主さんが住んでから住むほどに満足する性能の家を造っていないと言う事になります。

今日はFAS検査員講習会を北斗市の本社で行い、大分、熊本、岩手の新規工務店さんに講義を行いました。優れた外観や内観は、誰もが造る事が可能です。
しかし、ファースの家は、もっとも難しいと言われる、建主さんが住んでから満足し得る性能を満たす温熱性能などの様々な機能を持たせています。

写真は私の隣から、岩手県、㈲ハンナホームの繁名絵美さん、熊本県、ウェルホーム㈱の平井影司さん、大分県、(合)e-ハウスの荻野 晃さんです。其々の地元に戻り、地域に根付いた工務店経営を行なってくれる事でしょう。今日はそのための温熱性能の基本をみっちりと講義しました。
明日は講習試験がありますが全員合格を祈るばかりです。今夜は飲み過ぎないように…
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落ち込んだあとは上昇に転じます…札幌丘珠空港~函館空港~北斗市

2008年10月15日 18時02分39秒 | Weblog
先週末に暴落した株価も、連休明けには予想通りに高騰しました。
つまり市況も私達人生にも大きな浮き沈みがありそうです。

以前、北海道沖縄開発庁と役所まで設け、最北北海道とアメリカから返還された最南沖縄県の経済は、かなりの部分を公共事業で支えられてきました。
しかし、公共投資で育んだ地域や産業は、足腰が脆弱になった様子が見受けられます。
財源不足で公共事業は大幅削減され、北海道経済は瀕死の重傷となっているようです。

麻生総理は、日本経済を全治3年の病気に侵されていると言っています。しかし、公共事業に頼り切って育まれた北海道経済は、同じ国の施策で保護されてきた農業、漁業などの一次産業と同様に全治3年どころか、立ち直る術すら見出せない状況にありそうです。

これは北海道だけでなく全国各地の山間僻地なども同じような状況にあります。
しかし、経済状態が冷え込んだと言っても、北海道にも山間僻地にも人々の営みがあります。
逼迫した状態に追い込まれた時こそ、人々は知恵と工夫が湧き出てくるのでしょう。
とにかく、精神的な落ち込みこそが最も憂慮されるべき事です。特に北海道は道民の覇気を取り戻す必要性を感じます。

住宅業界は、全体的な着工数そこ減っておりますが、人の住む地域には必ず住まいが在り、数十年前に建築した住宅の立替需要も確実に存在しております。また、エネルギー事情も困窮を極めており、ファースの家のような超省エネ住宅が注目される時代となりました。

私達は、一時的なブーム的な波に翻弄される事のない、気概こそが肝心だと思われます。
落ち込んだ経済状況は、株価同様、次には上昇に転じるものです。沈滞した機運をスッキリと払拭しなければなりません。人々には誰にも平等にチャンスが訪れていますが、気概、気迫を持ち続けていれば、そのチャンスをしっかりとつかむ事が出来そうです。

今日は札幌事務所で連絡業務、大手メーカー、シンクタンクを訪問して午後には本社で社内業務を行いました。写真は乗って来た飛行機ですが、丘珠空港のスポットに到着したところを撮りました。
飛行機も経済状況も昇ったり下がったり…明日はFAS検査委員講習を本社で行う予定です。

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