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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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住宅産業は買い手産業?・・・北斗市

2006年05月04日 20時43分53秒 | Weblog
写真は先週に訪れた標高800m、長野県のJR木曽福島駅から撮った満開の桜です。
桜前線は、今日5月4日現在、本州最北端の青森県におり、まだ北海道に上陸しておりません。今年の桜前線は去年より1週間ばかり遅れているようです。

さて、桜前線と話題が異なりますが、住宅業界はまさに買い手市場と言われています。
果たしてそうでしょうか…
私は完全に売り手市場であると確信しております。
家を建てたい人を探すため、多くのハウスメーカーや工務店が様々なアンテナを張り巡らせて、少しでもその情報があれば多くの業者が押し寄せて参ります。
このような状況を見ますと確かに買い手市場と思われます。
しかし、受注契約してからでなければ本当の家づくりは行われません。

この本当の家づくりが始まる契約成立後は、完全に売り手市場となってしまいます。
施工現場での家づくりにおいて目に見える部分は僅か15%程度にしか過ぎません。
後の85%の部分は隠れてしまいますから、価格調整が充分に可能となります。
まさに契約が終了した時点から売り手側の遣りたい放題状況となりやすく、多くのトラブルを招く要因となる場合があります。

一生一代の「家づくり」と言う大事業を成し遂げるには、下請け、孫受け制度の上に立つ、ハウスメーカーのような大きな組織サラリーマンの集団より、やはり、逃げ隠れの出来ない、地域に密着した工務店の方が信頼出来る確率が断然に高くなると思います。
勉強のしていない地域密着の工務店も困りものです。しかし、つくった家の建主さんに聞けばすぐに判るものです。
地域の工務店には転勤や定年がないのですから、悪評は直ぐに判るものなのです。
施工者を決定した時点で、家づくりの八割が終わったと言えるでしょう。

今日、この北斗市も、とても暖かく穏やかな一日でした。
この道南の桜は松前城のある松前公園が一番早く、その三日くらい後に函館の五稜郭公園の桜が満開となります。昨年の五稜郭公園の桜はこの連休が満開でした。
また、このファース本部の直ぐ近くに松前藩が設えた要塞史跡、北斗市の清川陣屋は、桜のトンネルが出来ます。花見の隠れスポットと言えるでしょう。来週あたりが満開になりそうです。

私の今年最初の花見は、3月に九州でしたが、行く先々で満開だったり、葉桜だったり、蕾だったり、季節感が失われそう・・・
さて、会社は何処も連休のようですが、私も明日は人並みに休みます。
ファースの家

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