これは先日書きました「政治は誰がやっても同じではなかった」に寄せられましたコメントでの遣り取りの一部を写したものです。
大恐慌後のアメリカ、ルーズベルト大統領の時代に、クーデター騒動があったのだそうです。
1929年の世界大恐慌以後ドイツとイタリア、スペインでは資本家、国家社会主義、保守勢力、カトリック勢力等が協力しファシズム政権を作り出しましたが(ヒットラー、ムッソリーニ、フランコ)アメリカでも保守資本家層によるルーズヴェルト大統領に対する軍事クーデターが計画されていたのです。此れはどの国アメリカでも学校では教えられないし殆ど話題にならない事件ですが(多くの人類愛、平等の為に戦った人々の話は無視されるか、変えられているのですが。例えばヘレンケラー等)ビジネスプロットと呼ばれていて当時の民主党の政治家と資本家によっての陰謀でした(デュポン家、スタンダードオイルのロックフェラー家、等アメリカの有力資本家達が参加していました)このクーデターは指揮を執るはずだった退役軍人のスメドリーバトラー海兵隊将軍が協力する振りをしてクーデターの前に議会にクーデターの存在を報告しクーデターは頓挫したのですが、クーデターに参加した資本家、政治家達は法律で裁かれる事も無く現在も米資本の支配の中枢に居る家族が多いのです。つまりファシズム思想を持っている人々がアメリカでは罰せられず現在も存続していると言う事なのではないかと思うのです。
カカセオさんとの話にあった“ビルダーバーグ会議”は政府要人、有力資本家がメンバーなのですが、政府間の正式な会議ではなく民間の会議なので市民の機関である政府とは全く関係ないのです。70年代に設立のビルダーバーグ会議の派生機関であるトライラタラルコミッションも同様です。
長くなりましたが欧米の資本家達の間では秘密結社では無いのですが、強いて言えばカントリークラブの様な存在がビルダーバーグ会議なのです。彼等が何を話しているのかは外部に漏れず、人によっては秘密結社扱いする人も居る様です。
少なくともビルダーバーグに参加している欧米の資本家達と政治家は密接な関係が有るようです。昨年のビルダーバーグ会議はアメリカで行われヒラリークリントンとオバマ氏も招待されていたとの話です。
私には現在始まっている南米の国々の民主社会主義と安定した国家経営を続けている北欧型社会主義は日本が学ばなければならない政治形態だと思えます。
コメント有難うございます。
ビルダーバーグ会議とは、世界的財閥の会議なのですね。
「晴耕雨読」さんが、言っておられるところのパワーエリートの事ですね。
パワーエリートは会議をして、世界中からの略奪を論議していたのですね。
今日本で問題になっている、「ゼネコン」の世界版が、何十年も前から有って、世界各国の政治を握って、税金の上前を如何に巧妙にピンはねするかを相談していたと言うのでは、庶民には手も足も出ない感じですね。
そんな所で、折角与えられていた、労働基準法をやすやすと手放すなんて、日本人は何と馬鹿な事を許してしまったものでしょう。
今日本では派遣社員の突然の解雇寮追い出しで、凍死しかねない人々を多数出させられています。
次は憲法9条を改悪して、命そのものまで差し出させられようとしていると言うわけですね。
幸いまだ選挙制度だけは残っているのですから、
何としても憲法9条の改悪には反対して、
平和憲法を守りぬきたいと痛感させられました。
今日は久し振りに快晴になって、お布団を干したのだけれど、お昼頃から急速に曇り始めた。