植草一秀の知られざる真実で面白い表現をしておられた。
小泉竹中政治が実行したのは「改革」ではなかった。「改悪」、「えせ改革」、もしくは「リフォーム(改革)詐欺」と呼ぶべきものだ。
そう言えば、小泉政権の頃にリホーム詐欺のニュースをよく耳にしたような気がする。
老人世帯を狙って、ほって置いたら家が危ないと脅して、実際にはそんなに必要もない補強工事を何重にもさせて、大金をせしめると言うあの詐欺である。
リホーム詐欺だけでなく、オレオレ詐欺とか振り込め詐欺とか、
今や詐欺だらけの世の中になっている。
アメリカの金融詐欺で、世界は金融危機を招来されたけれど、
アメリカのポチであった小泉政権も、ご主人様を見習って、せっせと詐欺的政策を考え出して、国民から搾り取るシステム作りに励んでいたようである。
①労働者の賃金が低く、②労働者をいつでも解雇でき、③労働者に対する福利厚生負担が低く、④法人税負担が低く、⑤株主と経営者の分配所得が高いという企業=資本の要望を満たすべく、労働基準法を無視した派遣法は制定され、今や派遣切りで仕事と住まいを突然同時に奪われて、寒風の屋外に放り出されて、凍死させられかねない情況となっているのである。
私達は改革とか、何々の為と言う美辞麗句の下、この小泉竹中改革をもろ手を挙げて応援した時期があった。
国民の多くがリホーム詐欺にかかったという事だったのだろう。
一日も早く詐欺のない社会に戻したいものである。
その為には、国民皆が、詐欺を見抜く目を養わなければならないということなのだろうけれど・・・・・
時々