春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

弱い者いじめの構図

2009年01月29日 16時57分19秒 | 思想信条
自民党政権のうちに、野党が反対しそうな問題はどんどん決めていけとの
アメリカからの命令によるのかもしれないけれど、
一昔前だったら何日間も国会が空転していたに違いないような問題が、
次々と国民にろくに説明もしないまま決定されて行っている。

今朝のニュースショーの話題は、麻生総理が小泉構造改革と一線を引くと明言したことを、郵政選挙で民意を得て決定されたものなのにと、
麻生総理の事を例によって、こてんこてんに貶めていた。
郵政選挙の時にはだまされて、小泉一派に投票した人が多数あったのは事実だけれど、その反省から一昨年の参議院選挙では、与党がぼろ負けしたのだから、
今の民意は、小泉構造改革に反対のものであると思える。
民意を言うのであるならば、速やかに総選挙をしてから言うのならともかく、
虎の子の3分の2議決権にしがみついて、民意に反することを次々に決めて行っている人たちが、都合の良い時だけ民意をかざして、反対意見を封じ込めようとしているのは見苦しい限りである。

そしてこんなに問題山積の今日なのに、
朝青龍がモンゴルに帰国したのがけしからんと、日本には何一つ問題にすることがないかのようなのんきな話題に、力を入れているのだった。
負けたら引退だと、手ぐすね引いて待っていた朝青龍が、
案に相違して優勝したので面白くなかったのか、
優勝を決めた時、思わずガッツポーズしたのが、横綱の品位にかかわるの何のと、海老沢氏がけちをつけていた。
そんな人の気持ちの全然分からない、思いやり皆無の海老沢氏の方が、
日本の国技の審議会委員としての品位に欠けると、私には思えるのだけれど・・・・・
それに朝青龍のおかげで大相撲に関心が集まり、
どれだけの人が朝青龍見たさに、両国国技館に足を運んだかを考えたら、
日本人力士がだらしない時に、相撲を盛り上げてくれた恩人とも言えるようなものなのに、あんなあしらいをするから、
朝青龍はふるさとが恋しくてならなくなって、大急ぎで帰国してしまったのではないだろうか?
相手を苦しめておいて、そのストレスから逃げ出したら、
又々けしからんと言って、マスコミを動員して総攻撃とは!
今の横綱審議会の委員たちは、いじめっ子中学生のような感じにさえ見えてくる。

ソマリア沖の海賊がけしからんと、一方的にソマリアだけが悪いように言って、
政府は憲法無視、法律無視で自衛隊を海外派遣しようとしているけれど、
昨日の記事にejnewsさんがコメントを下さったところによると、諸外国の無法な行いの所為で、ソマリアの人たちは漁も出来なくなって、
生きるためにやむを得ず、海賊行為をするようになったのではないかと思われる。

(ejnewsさんのコメントの一部を引用)
ソマリアの海賊問題は元々イタリア等のゴミ処理業者がソマリア沖で工業廃棄物不法投棄を始め、核物質や放射線廃棄物が大量に含まれていてソマリア沖漁場が汚染され多くのソマリア人が病気になり、其の外に日本も含まれていると思いますがアジアからの遠洋漁業船団の漁場侵略で地元の漁民が漁場を失い、彼等が生活のために海賊になったのだそうです。ソマリアは長い戦乱で政府が機能してないので外国の違法行為に対処できない事が原因の様です。と言う事で海賊には70%以上のソマリア人の支持があるそうです。私には海上自衛隊を送るより援助資金を送った方が安上がり、効果的、日本の評判も良くなると思えるのですが、なんだか裏がありそうですね。
こんないきさつが有るのに、外国人を殺傷することを、日本国憲法が許すようなことになったら、日本も侵略国の仲間入りと言うことになってしまうのではないだろうか?
憲法改悪をたくらんでいる人たちは、海賊と言う言葉で、
全面的にソマリア人だけが悪いように印象操作して、
こういう悪い人間が世界にはうようよいるのだから、
世界の秩序維持のために日本も軍隊を派遣できるようにならなければ、無責任のそしりを受けることになる、
とか何とか言う理屈をつけて、憲法改正論議を高めようと言うのではないかと心配になってくる。
ejnewsさんの言われるように、ソマリアに経済援助したほうが、弱いものいじめの罪を犯すことなく、しかも余程安上がりになるに違いないのだから、
平和憲法を擁する日本政府は、
「ソマリアを助けて、海賊行為を止めさせましょう。」と諸外国に働きかけるべきなのではないだろうか?