晴耕雨読さんの
「世界同時大不況」を歓呼の声を持って迎える人たちを読んで、この記事はエンロン破綻の時のことを扱っておられるのだけれど、
この度の麻生総理言われるところの100年に一度の世界的金融危機についても、同じ事が言えるのではないかと、その卓見に感心させられた。
小泉元総理に騙された人々の項目の中に、私のような種類の者もちゃんと入っていたのが、面白くもあった。
日本にオバマのような指導者をと、うらやましがる向きもあるようだけれど、
小泉総理の指導力と言って、もてはやしていたけれど、実態は巧妙に国民を操るための仕組みでしかなかったのが分かったのだから、
もう強力な指導力を持った個人に期待するのは、よしたほうが良いのではないかと思われる。
もっと理性的に、国民にとって良い事か、悪いことかを個々に検証し、
以前自民党が唱えていたように「是々非々」で行くのが一番なのではないかと思う。(尤もこの「是々非々」を唱えていた時の自民党が、本心でそうしようとしていたかどうかは私は知らないのだけれど・・・・・)
私たち国民は、もうそろそろ、右翼だとか左翼だとかにこだわらないで、
実質的にものを考えるようにならないと、いつまでたっても操られ続けることになるのではないだろうか?
日本人は日本人であって、アメリカ人でもなければ、中国人でもないのだから、
どちらの国のやっていることであっても、良いことは良いし、
悪いことは悪いと、当たり前のことを当たり前に、感じることこそ、
日本に道を誤らせないために、必要不可欠の事なのではないだろうか?
日本には世界的不況によって、儲けを掠め取れるほどの大金持ちは、
現在のところいないということである。
トヨタがそれを狙っていたのかもしれないけれど、そんな欲を掻いていたら、
豊臣秀吉の「明」の国王になる夢のように、
種々の罪を重ねた挙句に、結局滅びてしまうことになるのではないだろうか。
トヨタの社長も日本人であることを思い出されて、これからの日本が立ち行く道を誠実に考えて、力を尽くしてくださったならば、
それがトヨタの生き延びる道にもなるのではないかと思うのだけど・・・・・
国民を苦しめて、自社だけ超え太っても、
ついには外国の超弩級の金融資本に飲み込まれ、
自国民からも恨まれる最悪の結果が待っているだけではないだろうか?
今日は久しぶりに日差しがさしてきた。
後