春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

構造改革という破壊ビジネスの終焉?

2009年01月10日 15時38分17秒 | 国内情報
かんぽの宿バトル…「早く譲渡」の日本郵政を鳩山総務相批判 
日本郵政の西川善文社長は9日の衆院予算委員会で、「かんぽの宿」のオリックスへの一括譲渡について、「(2012年9月末までの)売却か、廃止が郵政民営化関連法で決まっているので、従業員の雇用確保を早くはっきりさせる必要がある。不採算事業なので(施設を)持てば持つほど負担もかかり、早く譲渡したい」と述べ、理解を求めた。

 一括譲渡に反対する鳩山総務相は同委で、「(景気悪化の)こんな時に安売りするのかと、国民は怒るだろう。どう考えてもおかしな話だ」と、日本郵政を批判した。

 また、総務相は9日の記者会見で、オリックスの宮内義彦会長について、政府の総合規制改革会議などの議長時代に「郵政民営化に強い執念を持っていたと、周りの人が言っている」と指摘。その上で、「自分が強くタッチした事柄からは身を引くべきで、倫理や道徳、哲学の問題だ」と、オリックスに辞退を促した。
(2009年1月9日20時49分 読売新聞より引用)
(因みに簡保の宿の売り渡し価格の総額は107億円だそうであるが、適正価格といえるのだろうか?)


原田武夫国際情報研究所公式ブログが「かんぽの宿」問題が示す日本マーケット大転換の潮目 の中で、
鳩山邦夫幹事長が、簡保の宿をオリックスに売却する事に待ったをかけたのは、世界の潮目が変わったからであると言う事を書いておられた。(下に引用)

1980年代半ばからどういうわけか盛んに煽りたてられてきた構造改革、あるいは規制改革という政策が、実はそれによって利益を得る者たちにとっては“破壊ビジネス”とでもいえるべきものであった以上、それを押しとどめるという政策判断は、すなわちこれまで隆盛だった“破壊ビジネス”という一つの確立されたビジネス・モデルがいよいよ終焉を迎えたことを示す大きな意味あいを持つからだ。つまり、日本の政界における今回の動きが今後どのような展開を見せるかは、結局のところ日本、そしてアジアや世界におけるマーケットで現在生じている「潮目」と合致しているのか、あるいは全くそうでないかによって完全に左右されるといっても過言ではないのである。
(原田武夫国際情報研究所公式ブログより引用)
そして麻生総理は、漢字が読めないなどと、負の面ばかり強調されているけれど、この潮目が読めているのだと原田さんは述べておられる。

本当に世の中の潮目は変わったのだろうか?
日本の富の大規模な収奪合戦は、本当にもう終わったのだろうか?
もしそうだとしたら、喜ばしい限りなのだけれど・・・・
リーマンブラザーズが破綻した時、禿鷹は死んだと、喜びがふつふつと沸いてきたものだったけれど・・・・・
でもまだ影で、収奪屋がうごめいているような気もするけれど・・・・・

2009年が、まともな経済観念のよみがえる、初めの年となりますように。



リホーム詐欺

2009年01月09日 10時17分04秒 | 思想信条
植草一秀の知られざる真実で面白い表現をしておられた。
小泉竹中政治が実行したのは「改革」ではなかった。「改悪」、「えせ改革」、もしくは「リフォーム(改革)詐欺」と呼ぶべきものだ。

そう言えば、小泉政権の頃にリホーム詐欺のニュースをよく耳にしたような気がする。
老人世帯を狙って、ほって置いたら家が危ないと脅して、実際にはそんなに必要もない補強工事を何重にもさせて、大金をせしめると言うあの詐欺である。

リホーム詐欺だけでなく、オレオレ詐欺とか振り込め詐欺とか、
今や詐欺だらけの世の中になっている。

アメリカの金融詐欺で、世界は金融危機を招来されたけれど、
アメリカのポチであった小泉政権も、ご主人様を見習って、せっせと詐欺的政策を考え出して、国民から搾り取るシステム作りに励んでいたようである。

①労働者の賃金が低く、②労働者をいつでも解雇でき、③労働者に対する福利厚生負担が低く、④法人税負担が低く、⑤株主と経営者の分配所得が高いという企業=資本の要望を満たすべく、労働基準法を無視した派遣法は制定され、今や派遣切りで仕事と住まいを突然同時に奪われて、寒風の屋外に放り出されて、凍死させられかねない情況となっているのである。

私達は改革とか、何々の為と言う美辞麗句の下、この小泉竹中改革をもろ手を挙げて応援した時期があった。

国民の多くがリホーム詐欺にかかったという事だったのだろう。
一日も早く詐欺のない社会に戻したいものである。

その為には、国民皆が、詐欺を見抜く目を養わなければならないということなのだろうけれど・・・・・

時々

渡辺喜美に麻生総理を怒る権利が有るのか?

2009年01月08日 20時35分46秒 | 国内情報
離党問題に揺れる自民・渡辺元行革担当相「麻生さんでは天下り根絶は無理」
迷走する定額給付金をめぐり、8日の衆議院予算委員会でも身内からも厳しい指摘が飛び出すなど大論戦になっている。
一方、離党問題に揺れる自民党の渡辺喜美元行革担当相は、官僚が天下り後、さらに関連企業などに再就職する「渡り」の禁止をめぐり、「麻生さんでは天下り根絶は無理」と述べ、進退について「きょう考えます」と語った。
8日午後、自民党の会合に出席した渡辺元行革担当相は、「渡り」の禁止をめぐり、「話にならないですね。これは話になりません」、「もう渡りあっせんは認めちゃう。天下り規制は骨抜きですね」、「(自民党では公務員制度改革は不可能?)無理だね、無理だ。(離党の意思は固まった?)無理だ!」と怒りをあらわにした。
( 以下略   FNNより引用)

「福田首相が辞任した本当の理由」(Electronic Journal)
によると、福田総理が辞任した本当の理由は、アメリカから100兆円の提供を迫られ、
金融庁が渡辺案
「米政府が必要とすれば日本の外貨準備を公社救済のために米国に提供する」
との報告書をまとめ上げ、提出する直前だった。
と言う事です。
おちおちしていたら、日本の外貨準備100兆円が全部アメリカのものになっていたかも知れないのです。
だから福田総理は、突然であっても敢て辞任されたのだそうです。

そして100兆円の提供を推進していたのが、当時の金融庁長官だったこの渡辺喜美なのです。
他にも渡辺喜美は金融庁長官のときに、政府系ファンド(SFW)を創ろうと熱心に動いていた経歴もありました。
ファンドという名で、
日本の資産(大部分私達の 年金積立金)を、損をしたという形式の下、
アメリカに提供させられる事になるのを折り込み済みで、
敢て投入させようとしていたのでした。

又行革担当相だったときにも、本気で行政改革をする気が無かった証拠に、
官僚の天下りは、一向に減っていないではありませんか!

そんな自分のことを棚に上げて、怒りをあらわにする等、恥知らずも良い所ではありませんか!
渡辺のようなダラカン売国政治家が、無能ダラカン政治家を笑ったとしても、
怒る権利など有りはしないのでは?


参院、政府に失業者支援求める 全会一致で決議 

2009年01月07日 18時53分15秒 | 国内情報

参院、政府に失業者支援求める 全会一致で決議 
参院は7日の本会議で、雇用情勢の深刻化を受け政府に失業者支援への取り組みを求める「雇用と住居など国民生活の安定を確保する緊急決議」を全会一致で可決した。

 決議は「今後、正規雇用者を含む大量失業者の発生が憂慮される」と指摘。政府に離職者の住居など生活の安定確保や、円滑な再就職の職業訓練などに全力で取り組むよう要請。企業にも安易な解雇や内定取り消しはせず、政府が雇用維持のための十分な支援をするよう求めた。

 決議は当初、野党各党が衆参両院に提出。参院では、自民党が独自の決議案提出も検討したが、与党側の意見を野党案に採り入れることで折り合った。衆院では与野党間で引き続き協議している。

2009/01/07 18:23 【共同通信】


どうやら事態の深刻さが、各党の国会議員にも浸透したものの様である。

これも「年越し派遣村」と言うものを組織して、
現実に悲惨な境遇に放り出され、
凍死もさせられかねなかった派遣切り被害者の、救済にすばやく動いた人々が有ったお陰なのではないだろうか?

言っても詮無い事ながら、労働者派遣法が制定される時に、こういう動きをする人が有ったならば、
もしかしたら、今日の事態は避けられたのかもしれない。

しかしながら、派遣切りに泣く人が、凍死しても知らん顔をするような社会にだけはしないで済んだのは、
本当に、「年越し派遣村」の実行メンバーの方々のお陰であり、
これで日本のムードも、かなりまともな方に変わったのではないだろうかと感じられる。

裏が有るのかも知れないが、経団連の御手洗会長が、
これからはワークシェアリングをしていきたいと言い出されるようになってきたことは、瞠目すべきことなのではないだろうか?

この流れを確実にものに出来るように、皆が無茶な事をする人に対しては、例え自分のことでなくても、
そんな酷い事をしてはいけないと、ちゃんと言える人が、多数派を占める社会にしていきたいものである。


イスラエルのガザ進攻に、「ハマスが悪い」とブッシュ大統領

2009年01月06日 19時35分12秒 | 思想信条
昨年末イスラエルが、パレスティナのガザを攻撃して、5日には死者512人、死傷者合わせて3100人に上るという。
今朝のテレビで、アメリカのブッシュ大統領が、「ハマスが悪い」と言っているのを見て吃驚した。
田中宇さんの「ガザ、中東大戦争の瀬戸際」の中に書いてあるところによると、

イスラエルが12月27日にガザを空爆し始めた時、イスラエルは前日にハマスと結んでいた48時間の停戦協定を破って空爆したからである。ハマスは、停戦期間中だったのでイスラエルの空爆を予測しておらず、無防備に集会を開いており、そこを空爆されて多くの死者が出た。空爆開始時、イスラエル軍の死者が異例に少なかったが、これはハマスが停戦の態勢で無防備だったからだろう。エジプトも、事前にイスラエルの空爆予定を知っていたが、自国のイスラム過激派の分派であるハマスに潰れてほしいと思っていたため、ハマスには何も伝えずにだました。


という事らしい。

このことをブッシュ大統領が知らないはずは無いのに、
一方的に「ハマスが悪い」というのである。
12月のはじめ、イスラエルとの停戦協定が切れたとき、
ハマスは、12月19日にイスラエルとの停戦協定が切れた後、イスラエルへの短距離ミサイルの発射を再開し、イスラエルを苛立たせた。
という経緯はあるかもしれない。
しかし50年にも及ぶ中東戦争のことを考えれば、恨みが恨みを呼び双方に恨みは充満していたであろうから、一方的にハマスが悪いとは言えないのではないだろうか?

直前に交わした停戦協定を破って、攻め立てたのはイスラエルなのに、
ブッシュ大統領は一方的に「ハマスが悪い」なのである。

私はこのニュースを見た時、江戸時代のお奉行様の言葉を思いださせられた。
「お上に楯突くとは、不届き千万・・・・・」という感じの言葉である。

イスラエルはアメリカが応援している国だから、
ブッシュ大統領にとって、イスラエルに楯突くと言う事は、アメリカに楯突く事であるということになるのだろう。
つまり「アメリカに楯突くとは不届き千万」という事になるのではないかと感じたのだった。

世界中を一つの国にするという考え方、グローバリズムの恐ろしい所でも有るかと思う。
ブッシュ大統領のような感覚で世界中が統治されたならば、
世界国家で幸せな国民は、トップの国の国民だけということになるのではないだろうか?
他の国々の国民は、搾り取られるだけで、不満を申し立てたりしたら、
「お上に楯突く」とは言わないまでも、国を混乱させようとしているとか言って、
成敗されてしまうというのがオチなのではないだろうか?

解体前のソ連に於いても、連邦とは言っても、ロシアと周辺の弱小国では待遇がかなり違っていたと聞いたことがある。

それに人間の能力には限りがあるのだから、どんなに優秀で善意の塊のような政治家であったとしても、
組織が大きすぎる為に、配下の不届きな行為に気づかない事もあるかもしれないし、間違った報告を鵜呑みにすることも有るかもしれない。
強欲で自己本位なだけの政治家だったりしたら、目も当てられない事になるだろう
やっぱり世界国家、グローバリズムは、止めて置いた方が良いのではないかと思ったのだった。

どうか中東大戦争になどなりませんように



世界の政治を牛耳っている?ビルダーバーグ会議

2009年01月05日 11時03分12秒 | 政治
これは先日書きました「政治は誰がやっても同じではなかった」に寄せられましたコメントでの遣り取りの一部を写したものです。
大恐慌後のアメリカ、ルーズベルト大統領の時代に、クーデター騒動があったのだそうです。


1929年の世界大恐慌以後ドイツとイタリア、スペインでは資本家、国家社会主義、保守勢力、カトリック勢力等が協力しファシズム政権を作り出しましたが(ヒットラー、ムッソリーニ、フランコ)アメリカでも保守資本家層によるルーズヴェルト大統領に対する軍事クーデターが計画されていたのです。此れはどの国アメリカでも学校では教えられないし殆ど話題にならない事件ですが(多くの人類愛、平等の為に戦った人々の話は無視されるか、変えられているのですが。例えばヘレンケラー等)ビジネスプロットと呼ばれていて当時の民主党の政治家と資本家によっての陰謀でした(デュポン家、スタンダードオイルのロックフェラー家、等アメリカの有力資本家達が参加していました)このクーデターは指揮を執るはずだった退役軍人のスメドリーバトラー海兵隊将軍が協力する振りをしてクーデターの前に議会にクーデターの存在を報告しクーデターは頓挫したのですが、クーデターに参加した資本家、政治家達は法律で裁かれる事も無く現在も米資本の支配の中枢に居る家族が多いのです。つまりファシズム思想を持っている人々がアメリカでは罰せられず現在も存続していると言う事なのではないかと思うのです。
 カカセオさんとの話にあった“ビルダーバーグ会議”は政府要人、有力資本家がメンバーなのですが、政府間の正式な会議ではなく民間の会議なので市民の機関である政府とは全く関係ないのです。70年代に設立のビルダーバーグ会議の派生機関であるトライラタラルコミッションも同様です。
 長くなりましたが欧米の資本家達の間では秘密結社では無いのですが、強いて言えばカントリークラブの様な存在がビルダーバーグ会議なのです。彼等が何を話しているのかは外部に漏れず、人によっては秘密結社扱いする人も居る様です。
 少なくともビルダーバーグに参加している欧米の資本家達と政治家は密接な関係が有るようです。昨年のビルダーバーグ会議はアメリカで行われヒラリークリントンとオバマ氏も招待されていたとの話です。
 私には現在始まっている南米の国々の民主社会主義と安定した国家経営を続けている北欧型社会主義は日本が学ばなければならない政治形態だと思えます。


コメント有難うございます。
ビルダーバーグ会議とは、世界的財閥の会議なのですね。
「晴耕雨読」さんが、言っておられるところのパワーエリートの事ですね。
パワーエリートは会議をして、世界中からの略奪を論議していたのですね。
今日本で問題になっている、「ゼネコン」の世界版が、何十年も前から有って、世界各国の政治を握って、税金の上前を如何に巧妙にピンはねするかを相談していたと言うのでは、庶民には手も足も出ない感じですね。

そんな所で、折角与えられていた、労働基準法をやすやすと手放すなんて、日本人は何と馬鹿な事を許してしまったものでしょう。
今日本では派遣社員の突然の解雇寮追い出しで、凍死しかねない人々を多数出させられています。

次は憲法9条を改悪して、命そのものまで差し出させられようとしていると言うわけですね。

幸いまだ選挙制度だけは残っているのですから、
何としても憲法9条の改悪には反対して、
平和憲法を守りぬきたいと痛感させられました。

今日は久し振りに快晴になって、お布団を干したのだけれど、お昼頃から急速に曇り始めた。



明朝厚労省の講堂を出される派遣村の人々

2009年01月04日 21時46分23秒 | 労働問題
つかの間「暖かい夜を過ごす事ができた」とほっとした言葉も聞かれた派遣村の人に与えられた屋根は、今夜までで、明日の朝にはもう厚労省の講堂は引き払う約束になっているそうである。

500人に膨らんだ、派遣切りの被害者達は又屋外に放り出されなければならないのだろうか?
中には健康を害して救急車で運ばれる人も多数あるという。
新型インフルエンザの為にと460億9700万円もの代金を払って、アメリカから何かと問題のあると噂されている薬を、購入するくらいに、国民の健康に気を使ってくれている政府が、
このまま寒に入ろうとしているこの時期に、救いを求める国民を屋外に放り出したままで、平気で居られるのだろうか?
それではやっている事が矛盾撞着しているとのそしりを受けても仕方ない事になるのではないだろうか。

根本的な対策を考えてほしいものである。

今日は曇り時々晴れ
立木さんに初詣した。4日でもかなりの人出であった。

政治は誰がやっても同じではなかった!

2009年01月03日 11時50分33秒 | 思想信条
「植草一秀の知られざる真実」の今日の記事「市場原理主義者の詭弁-NHKスペシャルから-」は、小泉竹中政権が犯した、過ちを事細かに説明しておられる。
さすが経済学者のブログだと思った。
やっぱり植草さんが捕まったのは冤罪だったに違いないと、改めて確信した。

それにしても何と汚い事をする輩であったことか、小泉竹中一派は!
以前の記事によると、りそなの報道に関わった新聞記者で不審死をされた人も有るというから凄まじい。
(りそな銀行はその後、自民党に対する融資を激増させた。この重大ニュースをスクープしたのが朝日新聞だった。しかし、この重大事実をスクープしたと見られている朝日新聞の敏腕記者はスクープ記事掲載と同時に東京湾で死体で発見されたと伝えられている。《記事中一部引用》)

小泉、竹中という人たちは、そこまでして日本をどうしたかったのだろうか?
今あらゆる所で、そのひずみが出て国民が苦しんでいると言うのに、竹中平蔵は、未だに平然として今の困った状態は、改革を途中止めにしたからだと嘯いているらしい。
彼等は本当に分かっていないのだろうか?
それとも分かっていて、居直っている確信犯?

いずれにしても、国民がどんな政治家を選ぶかで、国はこんなにもひどくなるものであると言う証明をして見せてくれたような面々であった。

一時「政治なんて誰がやっても同じことだから、選挙になんか行かない。」という言葉が、国民の大部分の思いを占めていた時期が有ったけれど、
政治を誰がやるかによってこんなにも違いが出てくると言う事を、私達国民は肝に銘じなければならないのではないだろうか。

やっぱり自分達の身は自分達で守らなければならないというのは、真実であると言う事だろう。
この「身を守る」ということは、必ずしも武力によって守るということではない。
国民はたゆまず政府を監視して、選挙では必ず落とすべき人を落とし、選ぶべき人を選ぶということなのではないだろうか?

軍備は大抵の場合国民を抑える事に使われると聞いたことが有るから、
程々にしたほうが、かえって国民は安心なのではないかと思う。
軍事大国アメリカの今の惨状を見るにつけても、その感は深まる一方である。

今日は曇り勝ちながら今年になって初めて、外に洗濯物を干す事ができた。


年越し派遣村

2009年01月02日 17時06分34秒 | 労働問題
今日も時々は陽がさすものの、降ったり止んだりの目まぐるしく変わる、風の冷たい寒い一日だった。
年末に年越し派遣村というボランティアの救援活動が、行われていると言うニュースを見て、暖かいものを感じさせていただいたのだった。
支援を求めてこられた派遣切りに遭わされた人は、
最初130人だったのが、1月2日には早くも250人に増えたと言う。
政府も東京都も、彼等をこの寒空に何時までもテント暮らしをさせたままでいる積りなのだろうか?


年越し派遣村に支援求め250人 厚労省に迅速対応訴え

 派遣契約打ち切りなどで仕事や住居を失った労働者らのための“年越し派遣村”(東京・日比谷公園)の実行委員会は2日、支援を求めて集まった人が250人を超えたことを明らかにした。

 大みそかの開設時は130人ほどだったが、日を追うごとに要支援者が増えているという。実行委は「入村者は寒さに耐えかね、衰弱しきっている。今日にも体育館などの緊急避難所が必要だ」と訴え、迅速な対応を取るよう厚生労働省に申し入れた。2日午後、連合の高木剛会長が視察。「『こんな日本でいいのか』という思いで、派遣の問題に取り組みたい」と述べた。

 実行委によると、夜は4-5人用のテント約50張を使って入村者が寝泊まりしているが、満員で入れず、外でストーブにあたりながら夜を明かす人も。中には体調を崩して救急車で運ばれる人も出ており、医療経験のあるボランティアが不足している状況だ。

 神奈川県内の工場を12月に解雇されて派遣村に来たという男性(39)は「宿も食べ物もない人がこんなにいるのかと驚いた。何とか暖だけでも不自由なく取らせてほしい」と疲れ切った様子で話した。

 派遣村では約510人のボランティアが炊き出しや宿泊場所の紹介、相談を実施している。5日朝まで。問い合わせは実行委、電話090(3499)5244。

2009/01/02 13:38 【共同通信】