大空を見上げて

日頃感じていること

裁判員(続)

2013-05-03 | Weblog
 一日目、冒頭手続~午後から始まった法廷で私達裁判員は裁判席に座り、検察官が起訴状を読み上げ被告人と弁護人が起訴状の「公訴事実」欄に書かれている内容について意見を述べ合うのを聞いていました。
二、三日目は検察官の冒頭陳述又続いて弁護人の冒頭陳述及び証人、被告人の証言などがありました。
四、五日目証拠調べ、私達裁判員も裁判評議室で証拠品をすべて手にに取って確認しその後裁判長、裁判官二名、裁判員6名でこの事件について評議に入りました。
裁判長、裁判官は進行係に努め裁判員達の意見をしっかり聞いてくれました。
この刑事事件に関係した裁判長は八千草薫に似た素敵な優しそうな女性でした。
裁判官の一人は女性で30代後半、あと一人は20代の男性で裁判官になって二年だといっていました。
私達、裁判員にお菓子、お茶、コーヒー等すごく気を使って礼儀正しく優しく接してくれました。
そして最後にどのような刑にするかそれぞれ一人一人の意見を聞き、最終評議が整ったところで裁判官3人が評議室を離れ判決文をまとめてそれを又私達裁判員と評議修正して全員で読み上げ確認しました。
六日目裁判官と裁判員は法廷に向い着席した後、判決宣告、判決文を読み上げ終了となりました。
あの素敵で優しそうな裁判長から通る声で被告に対して厳しく判決宣告、私は身が引き締まる思いがしました。

 *最後に部屋にもどり裁判長、裁判官、私達裁判員皆で労をねぎらい合いました。
  本当にこの度の体験は身の引き締まる貴重な思い出となりました。

数日経っても時々頭に残り緊張を感じていますが、今日のフェィスブックに載った孫の櫂生と家族の元気な写真を見て気持ちが和んでいます。

         
コメント
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