大空を見上げて

日頃感じていること

新聞の“人生相談”を読んで。

2013-10-05 | Weblog
 10月になって随分と涼しく過ごしやすくなった。
朝食後、読売新聞に目を通す時人生相談を読むのも日課になっている。
相談の大体80%は人間関係の問題で、夫婦、姑、兄妹など身内の問題が多く、他に仕事、会社の上司、同僚とのコミュニケーションなどの問題である。

 今日の人生相談は夫婦の問題の記事でちょっと驚いた。
結婚して20年以上過ぎた50代の男性で、妻が自分をゴミ扱いにするとの相談だった。

「休みで私が家にいると嫌がるので図書館で時間をつぶします。
 子供が生まれて寝室は別になり、旅行に行っても私のいびきがうるさいと別の部屋をとります。
妻は私が入った風呂は汚いと湯を取り換え洗濯物は別々に洗います。
トイレの回数が多いとか私への文句や批判が毎日で、妻が変わることはもう絶対にないので一人で穏やかに過ごす為、蒸発するか早く死んでしまいたいと思います。」

回答者で精神科医の野村先生は、
「これはもはや夫婦問題を超えたいじめ、虐待のレベルです。
 夫婦を続ける意味があるでしょうか。
 あなたが晩年一人で穏やかに迎えたいなら自分の気持ちをしっかり伝えて行動すべきです。」
とのことであった。

この記事を妻も読んで、「世の中にはいろいろな夫婦がいると思うけどこれはちょっと酷いね」と言っていた。
そこまで言われる主人の方にも問題があるのかも知れないが、かわいそうな気がする。
 
 
 以前、妻と群馬県の万座温泉に行った時、そのホテルのオーナーでクリスチャン歌手の泉堅が夜8時より巧みなトークを交えながらライブをみせてくれた。
夫婦について面白、可笑しく自分の経験談を交えて話していた。
結婚して20代は性の関係、30代は喧嘩、40代は惰性(だったかな)、50代はあきらめ(だったかな)、60代は思いやり、、70代以上80代は手を取り合って優しさと慰め合いで仲良く一生を終えるのが夫婦の関係であると言っていた。

私は70歳を超えたが優しい妻で良かった。
手を取り合って仲良く楽しく過ごしたいと希望している。(笑)

  
      ( 万座温泉  オーナー 泉 堅)


コメント
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