まさちゃん達が、娘を乗せて、次に向かった先は?そう、『有馬温泉』
関西圏で近いことと、お湯の質がいいっていうから、パパさんがここを選んでくれたんよ
照りつく暑さが、ほとぼりも、ようやく冷めたころ、ちょうど、まさちゃん達がついた日から、川べりでお祭が始まってたよ
どこかの大学の和太鼓部の力強い太鼓の音が、町中に響き渡っていたわ~
芸者さんの踊りもあったみたいだけど、それは見れなかった、、、
そんなに大きなお祭ってわけでもないけど、旅館の人に
「今日から、お祭が始まりますよ~」って言われると、なんだかうきうきした気分になって、下駄はいて、ゆかたで、出て行ったよ
こんなイキな、演出もされていて、お祭気分を盛り上げてくれていた!
たくさんの観光客が、威勢のいい太鼓の音に、誘われるように川べりに集まってきて、そんな中を「有馬温泉 青年部」とか背中に書かれたハッピを着た若いお兄ちゃん達が、お祭の中を、忙しそうに走り回っていた
「ここでも、若い人が、頑張ってるんやな、、、」って思えて、あちこち走り回っている青年の姿が、なんだか嬉しかったよ
ここ有馬温泉も、震災で大きな打撃を受けているんだよ
旅館の一角に、震災のときの被害の様子を人々に伝えているコーナーが設けられていてね、まさちゃん、その震災の写真とか見てたら、
「よく、ここまで、みんなが頑張って再建されたよなぁ。。。」って、つくづく思ったわ~
まさちゃんが泊まった旅館の別館などは、リニューアルオープンして、なんと17日目に震災にあって、つぶれてしまったと書いてあった
ここまで、復興された人々の頑張りは、すごいもいのだよね
この『有馬温泉』ってね、秀吉もよく好んで来てたらしいよね
ねねさまの像も立っていた。。。
秀吉が活躍していた安土桃山時代にも、幾度も河川も氾濫や、地震によって、この有馬温泉が荒廃状態になったのを、見事に復興させたって、資料に書いてあったよ
昔の人から、現在の人に至るまで、たくさんの人々がくじけずに、頑張ってこの温泉を守り抜いてきてくれたお蔭で、まさちゃん達も、有馬温泉を楽しむことができたんだよね
人間って、すごいなぁ~
さぁ、まさちゃんも、頑張らなくちゃ!
暑いけど、みんな元気に頑張ろうぜ~