-写真の部屋-

奥野和彦

2019 郡上八幡

2019-09-11 22:43:49 | 写真


長良川の支流吉田川は
郡上八幡町内では夏の間、鮎の友釣りの
専用釣り場となっていて
私たちが釣りをしたのは20分ぐらい走った
上流のアマゴの釣り区域である。



しつこいようだが
この土地に職漁師がいた歴史と技術は
渓流釣り師、アユ釣り師の模範となっているので
ここを訪れる事、ここで釣りをする事
ここの道具を知る事に
憧れを持つ釣り人は大変多い。
そして町そのものも、可愛らしく
美しく懐かしい。





釣りをしている足元を流れて下った川は
郡上八幡町内で鮎釣りを楽しませ、
美しい景観で人々を楽しませ、
地元の子供達に橋から飛び込ませたりしながら
八幡町の終わった所で
長良川に合流する。



長良川本流では、また鮎釣りの猛者たちが
さらに強い流れに胸まで川に浸かって鮎を引き抜いている。
長良川鉄道の観光列車が
その夏の風物詩を見せようと
渡る鉄橋をゆっくりと進んでいる。



10時まで釣りをして満足して次の目的へ。
22年振りの郡上八幡市街を歩く。



あの時一緒にいた奥さんでも
お腹にいた長男でも無く
次男がお供である。
素朴なのんびりした田舎の町だと
思っていた郡上八幡は
シャッターの閉まった店も増えたかと想像していたが
外国人観光客も多く
郡上踊りグッズといにしえよりの景観を
全面に打ち出して盛業中である。







旅館吉田屋も杉錠鮮魚店も綺麗に改装してあり
前に来た時に
手網を買った すぎのやさん 郡上ビクを買ったダイタさん
店構えも品揃えも大体変わらず
職漁師達と共にあった釣具店も皆健在だった。