-写真の部屋-

奥野和彦

いる

2022-11-17 20:26:40 | 写真


炒ると言う言葉を覚えたのは
母がゴマを炒るフライパンのようなやつで
銀杏を炒って見せた時である。
焼く、でも 炒める、でも無い 炒る。
炒るための調理器具もそれで知った。
ゴマもその 鍋?で炒った。

あの調理器具は
鍋でも、パンでもないしなとさっきネットで調べたら
ゴマ炒り器とも書いてあった。
その写真には上にゴマや銀杏が爆ぜても飛び散らないように
網が被せられるようになっている。
家にあったのもそうだった気がしてきた。

炒るについては煎るとも書くようで
お茶の葉などは煎る。
はぜる、も不思議な言葉だ。爆ぜる。
鍋でもフライパンでもない呼び方のないその器具で
炒ったり煎ったりして爆ぜさせる。

今、家にはそれもないので
スキレットで爆ぜさせる。
アルミホイルをかぶせて
ポップコーンの要領だ。