午後になってさらに3本処理をして
窓際にぶら下げたフィルムを眺める。
撮った絵柄のチェックはもちろんだけれど
古いカメラを使っているので
シャッタースピードだとかフィルム送りだとか
カメラがちゃんと動いているかのチェックもしているし
薬品の劣化だとか、処理上でのトラブルが無いかとか
無意識の内に色々な事を見ているのだ。
見る事が知識になり、データになり経験になる。
フィルムの乾燥は水洗のちドライウェルに浸けて干すけれど
ドライウェルから出す時に自分の右手の人差し指と中指も
ドライウェルに浸けて濡れた指でフィルムを上から下へスクイーズする。
スポンジなどでするより液ムラが残らない。
で、一旦風呂場に干す。換気扇を回す。
水滴が落ちるのが風呂場である方が都合が良く
無理やりドライヤーなど当てるよりカールしにくい。
風呂場で水滴が落ち切って生乾きぐらいになってから
部屋に持ってきて窓際のカーテンレールに
フィルムクリップごとひっかける。
くるくるのカールがつかないで乾燥出来る。
フィルムを窓際にかける前に洗濯物も取り込みましょう。
その後、スキャニングを終えて
概ね、撮れている物にも今日の作業についても納得をして
パソコンの画面を眺めながら夜のコーヒーを飲んでいます。
ブログに写真も載せて、さて風呂でもためて入ろう。
お風呂の縁にああ、コーヒーをくるくるしたスプーンが
なぜか置き忘れ。