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奥野和彦

冬のトレーニング

2018-01-06 12:17:18 | 写真


なぜ、冬は体力トレーニングをするのか。

冬は気温が下がるので、野球がしにくくなります。
どういうことかというと
手がかじかんでボールがうまく投げられない。
グラウンドに霜が降りて溶けて練習にならない。
身体が温まらないままやるとケガもする。



どうせ投げてもボールがちゃんと行かなかったり
怪我するぐらいなら
冬は跳(と)んだり走っていれば暖かいし
だったら身体をきたえておくことに
使おうということではないかと思います。
筋力や持久力はもちろんですが
今、どんどん成長しているみなさんにとって
思ったように体が動かせる
器用になるということにもつながります。



プロ野球も冬にはやりません。
アマチュア野球も冬は試合をやりません。
ただ、なぜか少年野球は冬も大会があったりするので
まるでボールをにぎらない時期がないのですが。


暖かくなって、体が思うように動かせるようになったら
技術的なこまかいことに力を入れていくとして

そのときが来て、ボールを1球投げようとする。
バットでボールを打ってみる。
それが、思ったよりも速く投げられて、
思ったよりも遠くへ投げられて、打てたなら
強力な武器になる。
冬のトレーニングのせいかが表れたということでしょう。



でも、これはきっと他のチームもしていることです。
そうだとしたら、手を抜けませんね。
何よりも私自身が高校生の時に感じたことです。
冬休みのトレーニングがきつくて
監督先生をにらみつけたりするぐらい嫌だったのですが
そんな選手を見放しもせず、むしろ人より厳しくやらされて
春になり、フリーバッティング、練習試合を始めたら
自分の打球が 飛ぶわ、速いわで驚いたのです。
最上級生になって1番バッターになれたのはその練習のおかげです。



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