-写真の部屋-

奥野和彦

選ぶ基準

2012-02-20 22:33:37 | 写真
120220
その、モノクロ写真も含めて
もう少し展開させた内容で
写真展をしようと思って会場探しをし始めた。
ちょっと前にF社のギャラリーを覗いた
と書いたが、その時丁度秋からの展示の募集を
しているとあったので申し込み用紙をもらって来た。

審査があるので、30枚ほどの四つ切りプリントを
提出せよと書いてある。
また、本番はF社の材料を使うように、ということなので
提出用のプリントも少し足さないといけないし
テストを兼ねてF社の印画紙を使ってみたのである。
セーフランプの事とか、いくつか懸念される事項が
あったので、ヨドバシカメラの店員に確認をとって
購入し、いざ作業に入ってみたが
露光を与え、現像液、停止液、定着液に浸けて
明かりをつけると、みるみるうちに紙全体が
グレーにかぶっていく。
自分の方法と薬品に落ち度がない事を確認して
F社に電話をかける。
さすがは、一流メーカー。担当者は私の話を
充分に理解してくれて、しっかりと対応策を出して
くれた。 要は、現像液の温度が高かったのである。
詳しい事は省くが、現像液の温度を規定通りに
下げた。
しかし、どうしても若干のグレーかぶりが残る。
翌日、もう一度電話をかけて、話を聞くとどうしても
出てしまう現象でもあるそうだ。

実際、どこのメーカーのものでも多少ある事なのだと思う。
でも、F社のカブリの色がどうしてもダメなのである。
他の印画紙がかなり黄色っぽかったって
茶色っぽかったって、味だぜ、と思うのだが
グレーは ダメなのである。
このうっすらカブるグレーのおかげでコントラストが
おかしな事になって
結果として、やはり自分には使えない印画紙という事に
なるし、ギャラリーへの応募も断念と言う事になる。

2月一杯が提出期限で、時間的にもちょっと厳しい。
まあ、また他の場所をあせらず探すとしよう。
印画紙も探さないと。



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