-写真の部屋-

奥野和彦

冬休み野球教室2

2015-12-24 17:36:58 | 写真


東武線のこの壁にボールを投げて練習をしていたのは
WPチームの子で、もうすぐ卒業である。
3年生ぐらいの時か、仕事の帰りに見かけたので
声をかけてみると、もうWPチームに入っています。という。
それでは、残念だけど仕方が無い、と思って見守ったけれど
ガッツあふれるそして明るい選手になって今年は
彼らになかなか勝つことが出来なかった。
この壁はウチのマンションの前までつながっていて
そこにも、もちろん歴代のタイガースナインの選手たちが
付けたボールの後が残っている。

12月初めの地区リーグの日、
WPの監督に奥野さん、と話しかけられて
「トイレに行って入ろうとしたらね、ちょうど出て来る
タイガースナインの子がね、トイレのサンダルをちゃんと
こっち向きに揃えてくれてたんですよ。
感心して ◯◯くんだよね、ありがとう、と言ったんだけど
トイレから出たらね、外に脱いであるオレの靴まで
ちゃんと揃えてあった。立派だね。」

私もよそのチームの子を見ているし
自分のチームの子もよその人から見られているし
野球の勝ち負け以外でも
誉められれば嬉しいし、良い所は
学んで認めるべきである。
でも、このトイレの話はご家庭のしつけがいいのでしょう。
そのことをミーティングで皆に話そうと思っていて
忘れてしまった。来年だな。

右側を歩く、青信号で渡る… 
普段のルールを守れない者にルールのある「野球」は出来ません。
その上、
教えてもらってありがとう
グラウンドを使うことができてありがとう
毎週のお弁当、洗濯をありがとう
たくさん感謝をすることで人を思うことができるように
なるとも思います。
それも、野球を通じて身に付く成果です。
ホームランを打つのと同じくらいに大事な要素です。





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