撮りたい写真、撮れちゃう写真

最近、写真に目覚めてしまったようで
今更ながら、色々考えている事がある。
それを、書いておきたい気もして
ブログのタイトルを「写真の部屋」としてみた。
まあそんなに続かずに飽きるとは思うけれど
まずは一昨日の写真。



重いカメラキャリーを引き摺りながら
有楽町のホームにいて
ああ、今日も皆暑さの中頑張っているよなぁ
アスファルトに描かれた横断歩道が眩しいぞ
などと思いながら1枚撮ったところ
「1番線を京浜東北線電車が通過します」とアナウンスがあって
どれ、このまま画面の中に電車の頭が入って来たところで
撮ってやるぜ、と最近手に入れたCanon M3を握りしめる。



おりゃっ！
見なさい、この技術。連写では無いですよ。
1枚ポツンと撮るだけ。
通過車両ですよ。
電車の被っていない向こう側の景色と
運転席の窓越しの向こう側の景色と
電車のボディの影と。窓越しの景色が
こんなに撮れているとは思わなかったけれど
狙った通りの写真が撮れて
シャッターを切るタイミングの練習としては成功な訳です。

で、ふと、
このままもう1枚撮ってみるか？
と思って今度は適当なところで
シャッターを切ってみたら




今度はこう。
写真自体も面白いのだけれど
何気なく交差点の遠景を撮るところから始まって
思いもよらぬ写真が撮れてしまうまでの過程が、
この数十秒間の体験が、
写真をすることの面白さだとも思うのです。