2023年10月6日またも京都周辺を探訪してきました。
快晴で探索するにはちょうど良いので、京阪電車で祇園四条から三条界隈を歩いてきました。
①霊山歴史博物館・京都霊山護国神社
維新関連です、こんなところ。
祇園四条駅で下車。6番出口を外に上がると京都南座です。
東に向かうと八坂神社。人出が多いのです。
右に折れて南に向かって歩くこと10分、高台寺付近を更に東上します。
京都霊山護国神社が見えてきましたよ。
翠紅館という建物の跡です。
土佐藩武市半平太、長州藩井上馨、久坂玄瑞が集まったり、後に長州藩桂小五郎と久留米藩真木和泉がお話したりと、後の維新に関わる会合が行われた場所です。
数多くの志士たちの御霊が眠っているそうです。
維新の道と呼ばれる急な坂を登ると、霊山歴史館。
入口には軍装の徳川慶喜さん、龍馬さんがお出迎え。900円の入場料をお支払いして中に入りますよ。
中には様々な資料がありました。撮影しても良いのが以下三点の刀です。
龍馬を斬った男、桂早之介の刀で越前国住人兼則。
桂さんは小太刀の達人で京都見廻組の隊士。龍馬暗殺の近江屋事件に関わるも、鳥羽伏見の戦いで戦死したそうです。
続いて新選組副長土方歳三の大和守源秀國。
一般に土方の刀としては和泉守兼定が有名ですが、複数の刀を所有しているとされ、そのうちの一振りとされています。
最後に新選組局長近藤勇の阿州吉川六郎源祐芳。
近藤勇処刑後に近藤の下僕が持ち出したそうです。
これ以外は一切撮影禁止です。
他には木戸孝允や新撰組側の資料が豊富でしたよ。興味ある方は是非行ってみて下さいな。
資料見学後は京都霊山護国神社のお墓参りへ向かいました。
京都霊山護国神社の本殿です。先にお墓参りへ。
お墓参りには300円の入園(?)料が必要ですよ。
維新志士1,356柱の御霊と明治以降の対外戦争戦死者が眠っています。
志士たちのお墓については、以下の様な地図があります。どこに誰が眠っているのか丸わかりですよ。
こんな階段を登っていくのです。
すぐに海援隊と陸援隊の隊長たちのお姿が。
その奥に坂本龍馬と中岡慎太郎のお墓がありました。左が坂本、右が中岡です。
一番奥が桂小五郎こと木戸孝允のお墓。
ご立派なお墓。
隣には奥さんの幾松こと木戸松子。一緒に葬ってあげればよいのに、と思ってしまうのです。
戻ってくる途中には、長州藩のトリックスターいや破壊神かな、高杉晋作が眠っています。本物のお墓は下関の東行庵にあるんですよ。
来島又兵衛、久坂玄瑞も仲良くご一緒です。
下に戻って本殿にお参りします。
お昼ごはんを食べに高台寺辺りまで戻ると、凄い人出です。
何故か着物の男女が多いのですが、足はブーツだったりスニーカーだったりサンダル。きっと外国人が着物レンタルしているんですね。
混んでてお話にならないので、高台寺、二寧坂近辺を脱出、八坂神社近くのカレーうどん屋さんにしました。
味味香さんです。
角煮カレーうどんをお願いしました。ちと辛めでしたが美味しいのです、1,350円でした。
食べ終わって15時。次には刀鍛冶の聖地(?)粟田神社へ。
②粟田神社
粟田神社はこんなところ。
由緒は古く清和天皇の貞観18年、876年。名を取った粟田口派の刀鍛冶たちとその刀が有名ですね。
八坂神社を抜けて、北側の知恩院に沿ってしばらく歩いてから、青蓮院の先を右折すると粟田神社です。
八坂神社から歩いて10分も掛かりませんでした。
神社に入ってすぐ左に加治神社。
主祭神は加治の神様の天目一箇神(あめのまひとつのかみ)、他に三条宗近や粟田口藤四郎の実在した鍛冶が祀られています。
左に見える絵馬には、刀剣ギャルズの熱い思いが日本語やタイ語(?)で綴れられていましたよ。
加治神社から失礼して上に登ります。
お手水。アヒルちゃんがたくさんいますね。
本殿が見えました。
お参りしてから宝物殿に入ります。撮影可です。
無銘の刀が飾ってありました。
③三条京阪周辺
粟田神社を後にして三条京阪駅方面に歩きます。とあるところに写真の様な石碑がありました。
この辺りはかつて青蓮院の境内で建物があったそうです。その中で龍馬とお龍が内々の結婚式を挙げたというのです。
信じるか信じないかはあなたと私次第、です。
もう少し歩くと地下鉄東西線の東山駅、そこを南下すると、一澤帆布工業さんのお店があります。
入ってみましたが、お値段が大分お高くなっておりまして、私ごときには買えそうもありません( ;∀;)
あのスキャンダル、骨肉の争いは終息したんでしょうねえ。
お店の中は賑わっておりました。
再び三条通を西へ。三条大橋を渡って少しのところに、池田屋の跡があるのです。
今は居酒屋はなの舞さんのお店になっていますよ。金曜の夕方ですので人通りが多いです。
その近くには、佐久間象山と大村益次郎が遭難した旨の石碑がありました。
高瀬川沿いです。京都にはいろいろありますねえ。
でわ、そろそろ失礼します、また。
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