素焼きの窯詰め、順調です。
今回は、棚板からはみ出す40センチ級の大物が目白押し!
窮屈な右サイドをそろりと窯詰めしますが・・・
スタンダードなタイプの棚板の設置がこれ以上は無理で、苦労をさせられます。
いきなり、どん!
ビッグユニット軍団の乱入。
いつになく、頭でっかち詰めとなりました。
工房展が迫ってきて、みんなうずうずしてるのですかね?
やりたい放題の様相。
窯出しは明日の予定ですので、釉掛け組はよろしくです。
さて、明日からもう9月なのですね。
来月のお休み情報です。
秋の新規入会さんの募集も開始。
いつでも↓こちらにご予約、お問い合わせくださいな。
お電話・・・03-3925-9978
メール・・・forestfish@mail.goo.ne.jp
ご入会前に、一度工房の様子を見にきて、陶芸体験していただくことをお勧めしてます。
上のカレンダーをタップしていただけたら簡略情報ページに飛べます。
うずうず、もんもん、そわそわしてるあなた、新しいわくわくをはじめてみませんか?
ご予約でのお越しを、お待ちシーテーいまーす〜。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
陶芸怪人氏の仕事のつづきをごらんいただいてます。
作品の成形に、磁器系の細密な目の土を用いてるので、ヤスリを当てると器体がツルツルになります。
小一時間も、ひたすらコシコシ・・・
いかがですか、このきめの細かさ。
絵付けをする器はこうでありたいものです。
ここに撥水剤をぬり、かぎ針の掻き落としで線画を描いていきます。
にゃんこ・・・
こうすると、掻き落とされた部分だけは撥水をまぬがれ、水を吸う器面が露出します。
そこにすかさず、色絵の具を染み込ませるというわけです。
線象嵌という技法です。
ごらんの仕上がりとなりました。
しかし、これで終わったわけではなく、素焼きで撥水剤を飛ばし、線画を残した後の彩色が待ってます。
いったいどこまでしつこく手間をかけ、求める出来栄えに昇華させるのか?
まだまだ横山くんの作品からは目が離せません。
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陶芸怪人・横山くんです。
大きなツボを、ろくろ成形。
・・・いやいや、ツボではなく、パーツが付属されるようですよ。
難しい挽き方。
さらに、こんなやつ。
・・・器用ですね。
削ります。
このシッタ(湿台)に逆さにのっけた削りも、難易度の高い技。
技と技との組み合わせの妙。
そして、クチバシの登場。
ほう・・・
アラビアンな雰囲気のポットができました。
が、まだつづきがあるので、その話はまた。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
田舎から出てきたわんぱくな小4の甥っ子です。
・・・じゃなくて、会社を辞めて放牧の身となった、よめはんです。
インダストリアルデザイン界を背負って立ってた激務時代には考えられないほどの、屈託のない笑顔を毎日振りまいて惜しむことを知りません。
すべてのストレスから解放され、メインテナンス中。
やっぱ日本の働き方、間違ってるわ。
今後は自由に生きよ。
えーと、うちの子ではありません。
「つちのねこ」大沢さん家の、はやみくんです。
二ヶ月になりました。
すくすくと育ってます。
陶芸家になるかもしれませんので、よろしくです。
工房塾頭・大矢さんが、テレビ出演するようですよ。
31日から四週にわたる水曜日夜9時54分、BS-TBSの「満喫セカンドライフ」という番組です。
よゐこの濱口さんが取材にきてくれまして、わが工房も一部舞台となってます。
よかったら観てね(地上波しか映らないうちは観られない・・・)。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
緑川さんです。
にゃんこイラストレイターさん。
黒化粧を用いて、なにやら新しい仕事をはじめましたよ。
にゃんこ・・・
一筆書きのように、すいすいと描き進めていきます。
液だまりを利用した有機的なマチエールは、さすが。
針で掻き落とし、細部を描写
生き生きとした二匹が生まれました。
このかわいい作品世界を磨いていってほしいですね。
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お蕎麦屋のはたのくんです。
自分のお店で使用する器をそろえるため、精力的に制作中。
お蕎麦はもちろん手打ちです。
新蕎麦の時期を迎えますが、陶芸ではもう少し先を見据えて、あったかいお蕎麦用の器を用意してるところです。
面取りがいい感じのどんぶり鉢。
還元の窯焚きが迫ってまして、その機会に「緋だすき」(ワラを巻いて焼き締めます)にします。
凄みのある備前になりそうです。
そんな器で賞味する手打ちお蕎麦の味ときたら・・・
なるほど、行列もできちゃうはずです。
彼のおそばを食したい方は、「唐木田・蕎千花」さんへどうぞ。
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先日の体験さんです。
職場の先輩後輩のふたり組。
特別につくりたいものがあるようです。
が、あまりに難しそうなので、まずは一作目で手慣らしのご飯茶碗づくり。
これで基礎を学びます。
二作目。
知識が頭に入ったところで、自由制作を開始。
筒に立ち上げまして、トップを水平に整えます。
フタづくり。
合わせものなのです。
手びねりではなかなかピタリとはいきませんが・・・
なんとかやりきりました。
七味入れの出来上がりです。
容量もたっぷりで、使い勝手もよさそう。
がんばれば、できるものなのです。
焼き上がりをお楽しみにね。
陶芸体験の情報は、↓こちらから。
森魚工房のご予約、お問い合わせページ「学園計画」
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
最近買った本。
ポスト・ダーウィニズムのドーキンスが、「科学の限界を神さまの存在で説明する(つまりそこに逃げ込む)」のではなく、「科学の論法(このひとのロジックはしつこい)で神さまを否定してみせる」らしい。
それと同時に、宗教スレスレの哲学である形而上学(世界の根本原理を理性の思惟で説明しようという学問)とを対比させて楽しもうという、アブノーマルな試み。
世界には自然によって普遍的に決定されてる数値があって、それは光のスピードだったり、いちばんちっちゃなものの大きさだったりするんだけど、その定数をどうやって導き出すのか?というお話。
ものすごくわくわくしない?
ついにマンガに手を伸ばす。
人類が滅びた後、文明をまた一からつくり直してロケットの制作にまで至る・・・らしいやつと、地動説を突き詰めて考える・・・らしいやつ。
新聞の書評で目にして、直感で。
ちなみに、マンガ家だったしはんも、スピリッツとジャンプ系で賞を獲って(ずうずうしく二度)デビューしたんだよ。
絵本の第二弾を、ハモニコ女史と再び組んで執筆中。
次作は天体もの。
お楽しみに。
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天才の名を欲しいままにするやつが、この工房にはいっぱいいますが、この子は掛け値なしの才能を持ってます。
いっちんの神、平野さんです。
当たりもつけず、下絵もなく、ちゃっちゃと即興で、色ドベを絞り出して配色していきます。
謎の異能の持ち主。
稠密にして正確。
最近はお家でつくってきますが(他の自称天才たちが鬱陶しいのかも)、常に予想のななめ上をいきます。
焼き上がり作品です。
この最終的な仕上がりに課題を残してます。
釉の色調とのコンビネーション。
いろいろと試して、自分の作品世界を獲得してちょうだい。
ろくろの腕前も上がり、器体のバリエーションも増えて、ますますたのしみです。
工房では一心に成形に精進し、おうちでは集中して空間認識能を最大限に発揮しきる細密仕事というサイクル。
まだまだ未完の大器です。
伸びよ、羽ばたけ、昇華せよ、工房生〜!
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
薮田少年です。
月一回、いちずにろくろに打ち込んでます。
筒挽きの練習に入りました。
格好も非常にサマになってきましたよ。
挽いては割き、挽いては割き・・・を繰り返し、自分のつくり出すものの質と向き合います。
がんばれ。
努力は嘘をつかないぞ。
意欲まっすぐな純情派、柏木くんです。
こちらのろくろ技術は成熟してきました。
なんという淀みのなさ・・・
彼の心を映し出したかのようです。
技術習得にがんばってきた甲斐がありました。
成果の刈り入れどき。
素晴らしい作品をたくさん生み出してください。
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