ぽかぽかと晴れた日には、縁側に座って、カンナの研ぎ出し。
ろくろ組が使い倒してくれるので、すぐに刃がボロボロになります。
このなまくらを・・・
ピカピカの新品同様に。
切れ味鋭く、タッチも軽く。
こいつで削った作品の仕上がりの美しさも違ってきます。
手づくりの道具は、研ぎも手作業にて、入魂。
みなさま、いい仕事をしてくだされや。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
窯を焚きまくってます。
本焼きの窯詰め中。
かわいい子たちが、図らずもみんなこちらを向きました。
さらに、サンタさんたちも。
それにしても、この工房の作風の展開、すごくないす?
どれもこれもが別の人物の作とは。
例によって、この場所で大活躍の掛け棚板が出動。
これでなきゃいけない理由、わかります・・・?
突出箇所をきれいに避けてくれるすぐれものなのです。
いぶし銀の働きっぷりを見せてくれる一枚です。
ビタビタに詰めまくりました。
この回にあぶれた作品も、来週(11月6日・月)にもう一本の本焼きをするので、そちらに間違いなく入ります。
釉掛け、引きつづきまして大急ぎでよろしくです。
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ボーン!
びっくり玉です。
上空から見ると、こんな顔です。
風船構造なので、100円玉をたくさん食べてくれます。
お腹いっぱいで、もう入りそうにありません・・・
なんとか飲み込みまして、これで最終的な作品の完成。
かわいい姪っ子たちにあげようか、あげまいか・・・
こちらのペンギンさんタイプの子は、なっちゃん作。
頂戴しまして、50円玉で育ててます。
こちらもお腹いっぱいのようです。
なんとか飲みくだせ〜。
なまいきな甥っ子たちに、あげようか、あげまいか・・・
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本日、工房クローズ後の午後6時〜、偶数月第四土曜日恒例の工房宴会です。
料理と飲み物を一品ずつ持ち寄りで、会費無料・自由参加。
参加者さんは、カップと取り皿・取り鉢は持参して、自分で洗ってのお持ち帰りにご協力くださいな。
しはんはおでんを用意するけど、かぶることを恐れず、自慢のおいしいものを用意してきて(※写真のようなものが用意されるとは限りません)。
んな感じで、おしゃべりと飲み食いが好きなやつ、みんな集合〜。
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こちらは手びねりの作業。
新人の坂口くんは、実直な性格から、基本をしっかり身につけよう、という見上げた姿勢。
切っ立ち湯呑みは、成形の基礎。
まっすぐ立ち上げるのは難しいのですが、苦心して技術習得に努めてます。
できたようですよ。
なかなかの出来栄えではないですか。
高台削りです。
こちらも教科書通りの形状に。
さらに、しのぎを入れていきます。
不器用くらいが、伸び代が大きくてちょうどいい。
どんどんと上達して、見違えるような作品世界を築いてください。
陶芸教室/森魚工房では、新入会さんも募集中です。
お問合せ、入会のご申請、そしてご予約など、下記までご連絡ください。
「東京で陶芸!森魚工房」
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純情系・柏木くんです。
真面目、まっすぐ、ひたむきにろくろに精進します。
この日は、前回に挽いたものの削り出しですが・・・
おや?おやおやおや・・・?
なんと、シマシマのマーブル模様が現れたではありませんか。
実はこれ、赤土と白土を練り込んで挽いたものだったのです。
二種を完全に混ぜきらないで、粗くテキトーに数回だけ菊練りするのがコツです。
そして全面総削りをして、色のにごった表面を一層だけ落とします。
内側も全面削っちゃいます。
焼き上がると、炭素と有機物が飛んで、クリアな白と深い赤のコントラストが際立ちますよ。
なかなかやりますね。
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素焼きの窯を焚きました。
いつもごちゃごちゃでごめん。
本焼きは、木曜日の窯出し直後(三日後)の日曜日。
ですが、そのまた一週間後に二発めを焼く予定ですので、お急ぎの方は早めの釉掛けをお願いします。
よめはんの植木鉢が焼き上がり。
ちまたで見たことない形ですが、根っこがよく伸びて、元気に成長してくれそう。
あまり成長してほしくない、ローズマリー(バケモノのようになります)が植えられました。
お料理で使いまくって、爛熟を抑制します。
もういっこの方にも、ハーブ系。
ちょっとつまんで入れるだけで、料理が劇的になるのだよなあ。
こうして、窓辺にどんどんと鉢植えが並んでいきます。
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だいたいうちの工房の子たちって、上手とか天才とか言われるよりも、変態と言われる方がうれしがるんですね。
こちらも変態さんです。
入会して半年の井口さんですが、毛を一本一本植毛したわんこをつくりきりました。
だけど、これだけじゃ終わりません。
お家で一緒に暮らしてるヨウムさんをつくりはじめましたよ。
ムクで成形して、内側をくり抜きね。
はいはい、正攻法です。
そして、両断した部分を再び接着。
ベースづくりが完了しました。
が、変態さんの仕事はいよいよここからはじまります。
ええ、植毛です。
羽根の目を考え、末端部方面からの植え込み。
トップに向かうに従い、羽根がだんだんと小さくなっていくようです。
細かくて、ついにピンセットが出動。
うはー・・・仕事が細密すぎて、ピントがきません。
いよいよ最終盤、お顔の処理。
顔が命ですので、今一度集中!
完成しました。
まるひと月がかり。
じゃじゃん!
どうですか、この出来栄え。
完全に伝統工芸展で賞を獲るやつのクオリティです。
まるで生き写し!(本物を見たことないけど)
お家に持って帰ったら、ヨウムさんも思わず声を掛けちゃうとこでしょう。
「オマエダレ?オマエダレ?」
また一ヶ月乾燥させまして、焼き上がりが楽しみです。
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成形と装飾が結びついて、はじめて自分の世界観になります。
そうしてオリジナル世界を展開しましょう。
緑川さんは、黒化粧の掻き落とし。
ろくろ挽きしたカップに、小さなカンナで彫り込みのラインを入れはじめたのは、秋山さんです。
この溝に白ドベを埋めまして・・・
表面を削り出しますと・・・
ぞうがん技法です。
赤土と白ドベとのコントラストがくっきり。
フォーマルなぞうがんがめんどくさければ、簡単な方法もあります。
彫り込みを入れた器を素焼き後に、溝に白化粧をぬりたくり、スポンジで表面を拭き取ります。
簡単ぞうがんを試してるのは、徳永さん(ダンナ)。
いろんな技法を習得し、独自ワールドを展開する足がかりとしましょう。
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行列のできちゃうお蕎麦屋さん「唐木田・蕎千花」さんを営む、はたのくんです。
この日も、お店でお出しする手打ち蕎麦を盛りつける器の制作。
こちらは、薪窯で焼く器。
風格がありますね。
蕎麦懐石風のお店なので、お酒の器も重要。
自然釉をかぶせ、重厚な焼き上がりを狙います。
こちらは、ガラスを使って清廉な仕上がりを狙います。
焼き上がってみれば、まるで南国の海のようなエメラルドに。
こんな器でお蕎麦を食べてみたいひとは、小田急線で唐木田にゴ〜!
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