月末は素焼きですよ

2022-05-31 07:38:02 | 日記


素焼きの窯詰め前の、乾燥です。
寸前になるとでかいものをしゃかりきにつくりだす連中は、しはんを試してんのか?


ええ、上の作品すべてを、この左上の空きスペースに詰め込まねばならないのです。
心躍る憂鬱な時間のはじまり。


右サイドは、すでに超絶満々席。
呉越同舟の極致。


左サイドに取り掛かります。
天井スレスレまで積み上げ、なおもツクを三点設置。
スペースは余さず、使いきるのが信条。


ほら、まだこんなにも入ります。


なんとかおさまりました。


はい、最後に恒例の集合写真です。
どこにもすき間なし。


いやいや、待って〜、最後に大きな作品を、こう。
これで、マジで満載。


スイッチオン。
窯出しは、月を跨いで2日です。
釉掛け・本焼きの窯詰めは、早いもん勝ちシステムとなります。
よろしくね。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

井の頭公園、アートマーケッツ!(毎週末開催・・・が復活)

2022-05-30 08:44:11 | 日記


吉祥寺は井の頭公園、午前9時。
白鳥も肩寄せ合って、眠りの中・・・


工房がお休みとなる月末第五週末は、アートマーケッツに出展です。
陶器ノミ市の雰囲気?


33度予想に恐々としてたけど、涼風がそよ吹く素晴らしい気候でした。
読書とうたた寝に最高!
・・・あ、もちろん器も売ります。


この日のラインナップ。
脚付きの杯。
アイスクリームやヨーグルトでもいいですね。


首をかしげたワインカップも招集。
飲む前から、酔っ払った気分に。


ゆがんだ志野茶碗。風格は10万円の雰囲気。


が、お値段はお求めやすくなってます。
それにしても、話しかけてくる「茶人」「お茶やってます」的なひとって、みんな奇妙な知識自慢と説教をしてくださるけど、自分の無知をさらすだけなのでやめた方がいいね。
少しお茶の心でも学ぶといいわ。


いつの間にやら、白鳥先生たちが全出動の様相。
この公園は、健康&清潔そのもの。


夕刻、この日もケースを軽くして帰途に就くことができました。
腹ペコなんで、いつもの天下一品に立ち寄り。
サンキュー、吉祥寺。
またいつか、半端な器がたまったら。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宴会まであと少し

2022-05-29 07:12:00 | 日記


御蔵島から帰ってきたサチコさんです。
ゾウリエビをお土産に〜。


伊勢海老も。
まだまだ元気なようです、日本の海!


アカハタは、釣ってきたもの。
竿を振れば当たりがくるという、入れ食い状態だったようですよ。
そんな釣り、やってみたい。


その場にいた常連たちで、魚介争奪のジャンケン大会。
・・・久しぶりだなあ、この感じ(工房宴会のたびにやってました)。
ようやくこんなのが許される世の中になってきましたね。
宴会ができるまで、あと少し!
そして、工房生たちの作品発表会「第8回けっさくWorks展」の開催が決定です!
10月8日(土)〜12日(水)、川越の喜多町弁天長屋「トモリ食堂」さんのギャラリーにて。
こちらもお楽しみに。
工房生たちよ、それまでに傑作を制作せよ〜!


6月のご予約も、受付開始!
空き席状況は、上のカレンダーをポチして、情報をご確認ください。
体験さんも募集中です。
お待ちしてます。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

基本から、応用、展開へ

2022-05-28 07:55:52 | 日記


新人の宮本さんは、絵付けです。
成形の基本を覚えたら、それに装飾していくことを学びます。


筆の持ち方から、柄の立て方、穂先の当て方まで、すべてに意味があります。
テキトーに描くのは「ヘタ」、正しいやり方を崩すのが「前衛」です。
そこの理解のためにも、まずは作法に則って、正しいやり方を覚えましょ。


気持ちの入った、繊細なタッチです。
この子はきっと上手くなるでしょう。


釉薬掛けをしてるのは、みよこさんです。
こちらのルーキーは、崩しを模索中。


仮説、実験、成功と失敗、そしてフィードバック・・・
工房生たちは、日々こうして成長していくのでした。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はばたく創造性

2022-05-27 08:49:20 | 日記


新しい技法の開発と習得に挑んでる、佐藤(直)さんです。
ろくろ挽きした器の三点にスリットを入れました。


それを詰めて、つぼむわけですね。
立体裁断の要領です。


そこにさらに、いっちんでアクセント。


なかなかいいではないですか。
市場でもちょっと見たことがないようなスタイルが生まれました。


ありきたりの器を、オリジナルな世界に展開。
この創意と実験こそが、陶芸の醍醐味です。


背の高い器でやってみたり・・・


アワビのような、一箇所スリットもの。


二箇所を割いて、対角で。
さらに彫り込みで模様・・・
創造性は無限にひろがります。
創作って、楽しい〜。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陶芸体験さんの作品

2022-05-26 07:50:00 | 日記

陶芸体験さんは、いつでもおいでやす。
つくりたいもののご希望があれば、なるべく応えさせていただいてます。
スタッフはつくり方の基本を指導させてもらうだけで、その先のアレンジは自由。
粘土800グラムで、創作の楽しさをたっぷりとご堪能あれ。
ご予約、お問い合わせは、
お電話・・・03-3925-9978
メール・・・forestfish@mail.goo.ne.jp
まで、お気軽にどうぞ。


体験さんたちの最新作品集です。
フリーで、なおかつ計算された世界観。
かっこいいです。


色つけまでしにきてくれた、男女なかよしの体験さん。
陽気な色のカップリング。
こだわりの色合いがお気に召しましたかどうか。


素焼き後に絵付けまでしにきてくれた、ちびっ子体験さん。
だんぜんオリジナルな世界になりますね。


大仏が好きすぎ、母子体験さん。
壮大で荘厳な出来栄え。


開眼!
鉄粉のドットが、ちょうどいい位置に。
にょらいさまに魂が宿ったような・・・
ありがたき奇跡に、なむなむ・・・

陶芸体験は、このブログをごらんの方は2500円です(ちびっこは2000円)。
ご予約の仕方など、いろいろな情報は下のページでご確認ください。
森魚工房の空き席状況
一週間前になるとわわっと埋まるので、ご予約はお早めにどうぞ。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イルカの海

2022-05-25 06:27:00 | 日記


サチコさんです。
今度はタタラ作品。


ん?
イルカをのっけます。


プレスして、嵌め込み接着。
このイルカちゃんたち、実は青い顔料を練り込んだものなのです。
焼き上がると、クリアなブルーに発色します。


またひと儲けを目論んでるのですね。
イルカの島・御蔵島のお土産コーナーに直行です。


なかなかいい出来ですよ。
繁忙期の夏までに、大量生産しなきゃね。


さて、第一陣はすでに焼き上がってます。
今年はこのブルーで勝負。


群れ泳ぐイルカちゃんたち。
箸置きになったり、ブローチになったり、マグネットになったりして、島に派遣されます。


この子たちをたずさえ、サチコさんは今週から御蔵島行。
まだ冷たい海で、イルカちゃんたちと泳ぐと言ってたけど・・・心臓止めてくれるなよ!(このひとは二度止めた経験があります)

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ここんとこのいろいろ

2022-05-24 09:44:54 | 日記


コロナが収束に向かい、人出が戻ってる感じですね。
七人という定員を設けてはいるものの、午前と午後の境目にはどうしてもこうなっちゃいます。
満席になりがちな土日のご予約は、お早めにお願いします(月曜はスカスカで大安心ですよ、きてね)。
換気、消毒、マスク着用は徹底してますので、過度なご心配は無用でお願いします。


蚊が出はじめましたね。
今季はじめて、蚊遣りを焚きました。
みなさまも手づくりのものをご用意くださいな。


工房の釉薬は、しはんがヒマさえあれば混ぜくり返して、どれも常にサラサラのコンディションに保ってます。
よその教室ではおよそあり得ない、やさしいやさしい心づかい。
感謝してくれていいですよ(お礼はいりません)。


いつも工房生の作品でパンパンに窯詰めされるために、しはんが手すさびでたまにつくるものが窯に入りません。
ひとつくらいは入ってもよさそうなものだけど、やつらのでチョッキリちょうどなのだよなあ・・・
どんどんとたまっていきますが、感謝はいりません。


華麗なるフィボナッチ!
数学は好きですか?ええ、好きです。
うまくいったドライフラワーは、色もフィボナッチロールも完璧。


フィボナッチの巻きは、成長らせんともいいます。
昨日食べたサザエは、95度の急峻な巻き上げ。
ところで、アワビもよく見ると巻き貝なのですよ。
120度というゆるめに巻いてる感じ、わかりますか?
そしてそして、ハマグリなどの二枚貝も、実は巻いてるのです。
140度というだらしなさで巻き上げると、あそこまで平面的なおおらかな巻きになるわけです(へそのとこを見たら、巻いてるのが確認できます)。
これらの貝は、どれも巻き貝なのですね。
逆に、このサザエのフタも本体部と対象に巻いてて、元は二枚貝だったとわかります。
貝はこうまで枝分かれをして、別々の道で進化をつづけたのでしょうか。

ところで、進化論を極限まで突き詰めようという試みの文章を、しはんが別ブログで執筆してます。
相対性理論から量子力学、分子生物学、脳神経学、遺伝子学、熱力学や宇宙素粒子論まで混ぜ込んで練り上げたものです。
↓「最初の生命はいかに発生したか?」の個人的解釈と細密描写に挑んでるので、よかったら読んでみてください。
しはんの裏日記「B面」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建つ際にもご不便をおかけするかもしれませんが・・・

2022-05-23 05:19:03 | 日記


学園町にそびえ建つ、陶芸教室・森魚工房です。


そのお隣の家が・・・


建て替えのようです。
激しい騒音と振動で、制作中のみなさまには多大なるナニをアレしましたが、ようやく平穏な日々が戻っております。


はじめて目にする、工房の西壁。
壁の塗り替え屋さんも、こんな死角をこうまで完璧に仕上げてくださってたとは・・・驚きと尊敬、そして感謝。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陶芸教室の生徒さん募集

2022-05-22 08:39:54 | 日記

初夏の新入会さんも募集中です。
工房の仲間になりませんかー?


ルーキー気味のカズミさんです。
陶芸を基礎からみっちりと学んで、それをもとに自分の世界観を展開していきます。
この日は、基本を外してちょこっとアレンジのお皿づくり。


カブセのお皿の底に、細い土ヒモをめぐらせます。
高台を付けようというわけ。


カポっとな。


たったこれだけで、器面のRも美しくいきますし、シャープさが際立ちます。
こうして技法を一個いっこ突き詰めて、作品を洗練させていくわけです。
そのうちに自分らしい味わいが出てきますよ。
この自分の作品世界を見つけるって作業こそが、陶芸なのです。
やってみませんか?たのしすぎる陶芸〜。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする