生徒さんたちの作品展「第9回けっさくWorks展」、初日の模様です。
満員御礼!
とてもいい展示ができました。
たくさんの方にごらんいただきたいです。
開催初日でいいお天気とあって、わくわくを抑えきれない人々が入れ替わり立ち替わりにひっきりなし。
とてもいい一日が過ごせました。
設営・展示と同時進行で、デザイン班が看板などを用意してくれました。
これを目にしたら、気軽にお入りくださいな。
簡単レタリング、さすが。
このままフォントにできそうです。
こちらのガレージから中にお進みください。
どぞ、どぞ、ご遠慮なく。
垂れ幕まで・・・
まるでお祭り騒ぎです。
見上げれば、お尻・・・
お祭りです。
外に追いやられた神さまたち。
しばしのご辛抱を。
おっと、お祭りだねえ。
祭りだ祭りだあ。
花屋さん「アートルーム」のゆみちゃん(こちらもかつての生徒さん)、サンキュー。
アンケートもたまりつつあります。
ご来場の際には、ご協力くださいな。
販売コーナーからは、商品が着々と消えていきます。
早い者勝ちだぜい。
本日の売り上げ実績。
販売したいものを持ってるひとは、どんどん運び込んでね。
なにしろお祭りなんで、面白そうなこと全部しちゃいましょ。
生徒さんたちの作品発表会「第9回けっさくWorks展」は、現在絶賛開催中!
教室を舞台に、7月6日(土)まで(2日・火、3日・水、お休み)です。
入場無料で、手づくり作品の販売も快調!
かつてないほど多彩な作品展開になってます。
教室にきたことがないひとも、場所の見学ついでと思ってお気軽に!
森魚工房が誇る個性全開大爆発の展覧会を、どうぞお楽しみください。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
「第9回けっさくWorks展」いよいよ本日開幕です!
教室をギャラリー化して開催する、一年半に一度の生徒さんたちの作品展ですよ。
前日の会場設営です。
まずは大掃除。
棚も、中身を全撤去。
きれいにします。
夕刻に集まりはじめる、お手伝いの人々。
ありがたや。
動きが異様にテキパキ。
こりゃ心強い。
どんどんと片付いていきます。
ろくろブースの什器設営がたちまち完了。
メイン島。
山脈棚も運び込まれました。
釉掛けコーナーの奥の島も万全。
ここまでわずか30分。
みんな、仕事がはやい。
明日こられないひとたちの作品展示が、さっそくはじまりました。
が、本日はここまで。
明日初日の開幕前二時間で、大半の作品を搬入して展示を完了させます。
集合は午前8時!
みんな、自信作を持ち寄ってちょうだい。
決められたスペースに収めようなんてこだわらないで、多めに持ち込んで、その場でセレクトするのも悪くない。
とにかく、この一大イベントのあらゆるプロセスを楽しみましょ。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
うちの陶芸教室の指導方は、普通のお稽古事とは少し違ってるかも。
決まったカリキュラムをしましょう、とか、じょうずにつくれるようになりましょう、とか、そういうのは二の次。
もちろん、陶芸の基礎理論やトラディショナルな作法はどんな教室よりも入念に、綿密に叩き込まれるけど・・・
ここで教わるのは、たったひとつのこと。
すなわち、「自由でいなさい」「そのために自立しなさい」ってことのみ(あ、ふたつか)。
だからこの教室に通うひとは、誰もが創造的。
そして、自由!
ついでに、あまりにもかしこくなってしまうので、他のどんな教室に通う生徒さんよりもじょうず(逆にね)。
なので毎日、誰もが楽しい時間を過ごしてるし、たくさんのしあわせを持ち帰ってくれてます。
そう信じたい。
今回の工房展も、そんな会になりゃええが、と思ってます。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
こんなのをつくりました。
なんだと思います?
ここに、こうかぶせて使います。
タタラ成形の型にするわけです。
ノコ刃で凸凹をならし、精密な半球体にしていきます。
このひと手間で、全体のフォルムが見違えるほどスッキリしますよ。
刃のギザギザテクスチャーが気になるなら、スポンジでツルツルにするなり、乾燥後にヤスリを当てるなりしてください。
素焼きをしたいところですが、このまま使っても平気。
布をかぶせます。
高屋さんは、これと同時進行で、土板のチップを6枚用意しました。
これを新造の型に張りつけていくわけですか。
なるほどなるほど。
寄せて、密着させて、ハブのパーツでまとめます。
素敵なお花形の風鈴ができました。
黄金のゴブレットで乾燥とは、なーまいき〜。
みなさんも、想定する形の型がなかったら、オリジナルをつくったらいいのですよ。
手で成形するよりも、格段にうまくいきます。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
徒然なる日常、つれづれなるままに。
週末からの工房展に向け、徐々に片付け(スペース空け)と掃除を開始。
棚からぐい呑みがゴロゴロと発見される、の巻。
こうやって「お好きな器でどうぞ」って飲み屋さん、ありますね。
ここまでいかついラインナップのお店は、銀座赤坂でもなかなかないでしょ。
粉引きに、志野に、唐津に、楽に、黄瀬戸に、織部に、薪窯もの・・・
桃山時代のサムライ軍団!
オニいかちーやつ、発掘。
信楽焼き締め片口ぐい呑み。
灰かぶりの自然釉で、床にくっついちゃったやつですね。
この趣きがまたなんとも・・・
こいつで一杯やると酔えますよ。
まともに置けないんで、飲み干さなきゃ手から離せない(べくさかずきと言います)、ってわけです。
本物志野に、本物楽、そして珠洲の作家ものたちも掘り起こし。
きれいにしました。
ちゃんとお酒でも清めなきゃね。
能登の復興を祈りつつ。
温度が下がりきってない還元窯を、ちょい開けしてチラ見せ。
窯出しは、明日の午後1時5分。
よかったら見にきてね。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
還元の窯詰めです。
最下段に、炭化のサヤ詰め。
サヤ(焼成用の小箱)は、棚板ピッタシにつくったしはんのお手製。
窯詰め、快調。
還元は、窯内に火を回すためにスカスカ気味に配置するのが定石だけど、一年に一度の焼成回ですべての作品を詰める必要があるんで、ちょっと無理め。
いつもの欠け棚板が、いつものようにピッタシフィット。
手前よりも、奥の中央上空に残した空きスペースが気になります・・・
ツク(支柱)を三点設置しましたが、どこにあるかわかります?
そして、しはんは棚板をどう置くのでしょうか?
こうでした。
天空のプラチナステージ。
ここに、またギリギリで詰めていきます。
空間は大切に。
どんだけギリギリスレスレか、ワゴンスライドがどんだけドキドキハラハラな行為か、見てみたいひとはインスタで動画をどうぞ(上の画像をタップ)。
すでにスイッチは入ってまして、その数時間後、窯内の温度は950度を超えてます。
バーナーに点火。
窯に炎をぶっ込みます。
器を焼き尽くせ〜。
攻め焚き中。
窯内を容積以上の炎であぶり立てると、内空間が酸欠状態になります。
すると、もっと燃えていたい炎は、土と釉から酸素の強奪をはじめ、要するに器に酸化の逆現象である還元がかかって、サビ色が抜けます。
赤や黄色に発色するはずの鉄分(赤サビ)は青寄りに、緑に発色するはずの銅分(銅サビの緑青・ろくしょう)は赤寄りに・・・と酔っ払うのです。
どうなりますかは、神のみぞ知る。
結果は、木曜日午後1時5分の窯出しにて。
よかったら、そのリアルな現場を見にきてちょうだい。
面白いよ〜、還元の窯出し。
そんなみんなの作品発表会「第9回けっさくWorks展」は、いよいよ今週末の29日(土)からの開催!
教室を舞台に展開する、楽しい楽しい展覧会です。
入場無料で、作品の販売もありますよ。
みんなの熱い想いのこもった作品が一堂に並び、見応えのある展示になりそうです。
ぜひ足をお運びくださいな。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
どんどんどんがらがったった〜。
山田くんです。
タタラつくりがじょうず。
いろんな技法にチャレンジです。
蚊帳目(かやめ)写し。
昭和時代に蚊を追いやったという、あの室内天幕の蚊帳です。
「火垂るの墓」でおなじみですね。
あのキメを、器面に写し込むのです。
古くは桃山時代からつづく技法ですよ。
このテクスチャーがつくだけで、器の格がワンランクアップ。
こちらは魯山人写し。
川石でゴンゴン叩いて伸ばすお皿のつくり方。
即興名人の魯山人は、平らに伸ばした土をひざにペン!で形をつくっちゃったと言いますが、陶芸にはなんでも使えちゃうのですね。
おっと、お皿のへりに白化粧を施して、ちょっぴりおしゃれに。
黒土に、白い外縁ライン。
きりりとフォルムが締まります。
ひと工夫で、こちらもワンランクアップ。
みなさんも形をつくりっぱなしじゃなく、あとほんの一歩、表現の域にまで踏み込んでみて。
器にだんぜん格がつきますよ。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
あひる〜。
かわいい図案は、秋山さん。
素焼きずみのものに釉掛けして、さらにガラスをのっけます。
ガラスは、本焼きの温度でサラサラにとけてくれるのです。
ちなみに熱でとけるのは「融ける」で、塩は水に溶け、雪は春に解けるので、使い分けましょ。
ガラスは融点が低くて、とけて冷え固まると真っ平らな面になります。
分量の見極めが大切。
おっと、画竜点睛。
生命感、生き生きと。
とーけーまーしーた〜。
すごくきれいですが、ちょっと荒波感?
こちらの気になる焼き上がりも見てみましょう。
横山くんの、電動空気ポンプでパスカルの原理により水が循環する(はずの)メダカ鉢です。
空気圧でにゃんこの足元の水が体内に汲み上がり、小脇のポットからだーだー流れる仕組み・・・
おお、水が滝のように・・・
お披露目は、工房展にて。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
ぴょんっ!
ウサギさんです。
大矢さんの作業風景。
わんことF1マシーンの制作に夢中でしたが、ここにきて方向性が変わりました、か?
動物たちが躍動。
筋肉のつき方などの観察眼には驚かされますが、そこに生命感を吹き込む愛情がまたすごい。
まるで生きてるようです。
目にも輝き。
息づかいが聞こえそう。
すでに焼き上がっておりまして、月末からの工房展でみなさまに会えるのを心待ちにしてます。
こちらも大矢さんの仕事。
ブンチョウさんです。
描写にかける執念がケタ外れです。
まさしくスーパーリアリズム。
宿れ、生命。
はばたけ、表現。
陶芸の可能性って、無限。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
タタラつくり!
この技法で、いろんなものがつくれちゃいますよ。
すださんは、タタラで伸ばした土板に高台をつけます。
これだけで、ちょっぴりスタイリッシュ。
形がキリリと締まるのです。
高台をつけると、「お皿」は「平鉢」と名前を変えます。
なんとなく、ワンランクアップした雰囲気に。
タタラで分厚めに伸ばしてへんな模様を彫り込んでるのは、ハモニコさんです。
気分のおもむくまま〜。
絵の具のパレットのようですよ。
イラストレイターさんに必須のアイテムです。
使いやす・・・いのかどうなのか?
ゆりちゃんは、タタラで伸ばした土の薄板をパイプに巻き巻き。
一生懸命です。
さらに、取っ手をつけてます。
さてはこれは・・・
マグカップとは!
にゃんこのワンポイントも効いてます。
こりゃ、ばあばにあげちゃうのがもったいないような出来栄えだあ。
ゆりちゃんママはというと、タタラで伸ばしたお皿をゴンゴンと川石で叩きはじめましたよ。
魯山人が編み出した、というつくり方。
サムライの風格を持ったまな板皿の制作です。
ここに魚を盛りつけると、お値段がひと桁違うような高級感が出ます。
おうちで料亭の雰囲気を楽しみましょ。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園