毎年この時期に恒例となった、学童卒所記念の陶芸体験です。
今年は悪ガキ男子4人組。
前回つくったお皿の素焼きが終わったので、この日は絵付けをします。
アホなこやつら、「う◯ち」と書き初めをする、「へのへのもへじ」ですまして遊ぶ、と言う。
そこで「中学生になってもう少し賢くなってからも、う◯ちと書かれたお皿でカレーを食べることになる」と懇々と諭すと、はたと現世に連れ戻されたかのように・・・
真面目に描きはじめました。
ギリギリセーフだったぜ、ふう・・・
あとはもう、目を輝かせ、好きな絵を存分に描きたおします。
一生懸命につくったお皿なのだ。
素晴らしく仕上げるに越したことはないぞ。
いい思い出になりますように・・・
と、目を離すとこれ。
原始人の村の祭り、状態。
このお皿でカレーを食べるたびに思い出すがよい。
焼き上がりが楽しみ〜!
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
週末のろくろ修験者・佐々木くんです。
不思議な形を挽きはじめましたよ。
美しい張りを持ったツボ形です。
だけど、ちょっと背が低すぎないか・・・?
いえいえ、削り後のこいつに細工を施すのです。
繊細な調律中。
おいらの〜生まれは〜、メンフィス、テネシ〜・・・
あ、いや、バンジョーではないのです。
マンドリンでもありませんよ。
焙烙という、銀杏などを煎るハンドル付きの土鍋にヒントを得て、コーヒー焙煎器をつくったのでした。
これは戦車でもありません。
ウクライナに平和を!
コーヒーがおいしく飲める、穏やかな世界を!
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
ろくろ挽き面取り対決!
きれいな面と、エッヂのシャープさを競います。
黒田女史のフリーカップ。
河口さんの、高杯(ふう)小鉢。
横山くんのマグ。
勇気を出して、ザクザクと削いどくんなはれや。
さて、今度はカミクボくんが個展中です。
吉祥寺東急8階の美術品コーナーで、週末だけ在廊のようです。
よかったらのぞいてみてね。
カミクボユウスケ・スチームパンク世界展
流山のハモニコさん展も、絶賛開催中。
こちらも週末は在廊です。
カフェ&ギャラリー灯環/ハモニコ絵本・「春よ、こい」展
あったかくなって、いよいよ展覧会シーズンの到来。
ぜひ足を伸ばしてごらんくださいな。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
最新の焼き上がり作品集です。
サチコさんの、タタラ製の重箱。
黒をツヤとマットとでぬり分けて、シックなコントラストになりました。
ところが二段重の中は、意外な色。
なにを詰めるか、悩みそう・・・
マット釉を掛けた器地を指などでこすると、釉が薄くはがれて、錆びた風合いになりますよ。
河口さんのめし碗です。
これを凸凹のある器に応用すると、ごらんの感じに。
指と触れ合うトップ部分の釉がはがれ、深い部分には厚く残るので、ぞうがんの展開系のような。
マット系の釉は、どれも可能です。
この赤サビ感、ちょっとシブくないす?
黒田さんの回でご紹介した、赤白練り込みろくろ作品です。
こちらは柏木くんの仕事。
内も外も総削りすることで、白と赤の境界がくっきりして、コントラストが際立ちます。
偶然の模様を楽しみましょ。
土が二種類余ったら、やってみて。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
ハモニコさんが個展を開催中の、流山のギャラリー&カフェ「灯環(とわ)」さんにいってきました。
素晴らしい蔵造りの建物です。
・・・おっと、上のやつはコンポスト的なやつでした。
こちらが本当のとわさんです。
立派!
1階はカフェになってまして、超満席。
2階のギャラリーは、ごらんの通りの素晴らしい空間。
やっと人々の流れがひと段落したところで、一枚撮れました。
あ、気づきました?
飯田さんでした。
よめはんとハモニコさんのちびちびトリオでパチリ。
穏やかなもも色のおひなさまは、ハモニコ世界の象徴です。
かわいい陶フレームたち。
あ、しはん原作で、ハモニコさん作画の「しんかろん」も手に入りますよ。
飛ぶように売れてました(たぶん)。
ぜひ手にお取りくださいな(工房でも販売中!在庫いっぱい!)。
お外でのランチが最高の陽気でした。
会期は今月いっぱいの28日(月)までです。
よろしければ、流鉄流山まで足をお運びくださいな。
情報は、ハモニコさんのインスタよりどうぞ。
ハモニコ絵本「春よ、こい」展
おみやげは、ハモニコさんデザインのパッケージに入ったクッキー。
まことに行き届いた展覧会でした。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
陛下、誕生日おめでとう。
しはんも同じ誕生日です。
今、パソコンで記事を書いてたら、こんなお茶が歌とともに供されたところ(プレゼントはないようだ)。
さて、白土と赤土が同じくらい残ったら、こうしませんか?
ぺたーん!
白赤使用機会均等法を制定。
お好きな形にして、分厚めに押しつぶします。
タタラでスライス。
練り込みの模様とコントラストは、断面が最もクリアなので、必ずスライスします。
へりを上げまして・・・
簡単二色練り込み皿の出来上がりです。
紅白まんじゅうでもどうぞ。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
焼けてまーす。
飯田さんの、ヨーロピアンなお家世界。
ちょっと幻想的。
ファンタジーの世界に入り込んで遊べます。
なのに、リアルな生活感。
いろんなことを考えて、楽しみながらつくってます。
鉢植えも。
野の草でもいいし、多肉植物でもよさそう。
こちらのリアリズムなお家は、佐藤(直)さんのツーバイフォー様式。
対照的です。
来月に二人展を控える彼女は、小物も大量生産。
わんこ箸置きたち。
かわゆく、つぶらなまなざし。
「ホネ〜」と哀訴してるような・・・
いろんな犬種がそろってます。
かしこく、ふせ。
おあずけ!
お尻もかわゆい。
こちらは横山くんのこけし軍団。
坂本さんに似てますね、フギヤアー、の。
あ、フギヤアー、は、「メンソレターム」とアクセントを洒落た感じに言う名古屋のばあちゃんの「フィギュア」の発音です。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
個展間近!
いつも大あわてのハモニコさんですが、鬼気迫る大あわてっぷりです。
そのテキトーさが、ちょうどよい・・・のか、どうか?
まあ、精密さはハナから捨ててる作風なので。
んで、焼き上がりました!
イラストを入れるフレームたち。
いやはや、独特の味わいです。
ただの額縁なのに・・・
このすっとぼけた・・・いや、愛らしい表情ときたら。
んで「焼けたらすぐに送ってちょーだい!」の指令により、しはんが郵送係です。
梱包のお手本。
このタテ詰めなら、割れそうにないでしょ?
しかし、念には念を入れておきます。
頼んだぜ、配送さんたち。
ハモニコさんの個展は、流山にて、あさって23日(水・祝)〜。
ハモニコ絵本・「春よ、こい」展
よろしければ、足をお運びくださいな。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
前回、初めてろくろを挽いた緑川さんです。
この日はその削り作業。
挽きっぱなしでは、器にはなりません。
裏側を形よく造形し、高台をつけます。
おじょうず!
人生最初のろくろ作品が完成。
なにもかもをひとりきりでやりきった、正真正銘のあなたの作ですよ。
ゼロからなにかをつくるって面白い!
ろくろに向かうとき、ひとは創造主になるのですよ。
たちまち夢中だ〜。
ろくろ二回目の近藤さん、がんばってちょうだい。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
まだまだ、黒田女史は仕事の手を止めません。
ろくろで挽いた大鉢に、化粧で刷毛目を入れてます。
赤土には白化粧、白土には黒化粧、です。
今度はなにをおっぱじめたのか?
練り込みのお碗の削りのようです。
赤土と白土を混ぜてテキトーに練っただけでろくろ挽きすると、こんなマーブル模様になるのですよ。
表面はドベがぬりたくられた状態になってるので、表も裏も総削りにして、奥底に眠るクリアな階層を露出させます。
も少し削ってもよかったかな。
つか、よく見たらゆがんどるやないか。
ええ、性質の違う土を混ぜ合った練り込みのろくろ挽きはこうなりやすいので、注意です。
今ひとたび、修行せよ。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園