大沢さんは、化粧土を用いて新しい世界を構築中です。
赤土に白化粧を掛けた上に、黒化粧をぬってるようですよ。
それをかき落としまして、三層の配色に。
まるで影絵みたいなメルヘン世界。
こちらはシンプルな白化粧かき落とし。
わが子の日常を描いてるのですね。
わくわくしてくるような作風です。
ちょきん・・・
ドベの絞り出しでいっちんを試みようとしてるのは・・・
飯田さんでした。
おなじみのいい家が、クリスマス仕様に。
まるでお菓子みたいに柔らかな風合いになりました。
稚拙ないっちん線が、かえっていい味。
この技法、育てましょ。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
少女像つくりに明け暮れてるコダマさんです。
ついに全身立像へのチャレンジに至りました。
まあこのへんは、経験と技術の蓄積からしてお手のもの。
大変なのは、ここから先です。
すなわち、四肢のジョイント。
うまく噛み合わないようです。
ちょっと接合部も心もとない・・・
進化。
しかも、可動式?
うまくはまりそうですが・・・
こうなりましたか・・・
首もジョイント式にしちゃって、仕事量が果てしない。
試行錯誤が極まって、この状況。
しかし、どうにか完成を見たようです。
焼き上がって合体する日を心待ちにしましょう。
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女子部(特に男子と分けてるわけでもないけど)の意欲も爆上がりの秋。
岡村さんは、にゃんこ花瓶を制作中。
顔に悩みます。
そして手足の造形・・・
こうきましたか。
女子の発想はガサツな男子とは少し違うようです。
宮下さんは、来年の干支つくり。
にょろろ、ヘビさんです。
かわいいですね。
なかなかヘビでこうかわいくはいきませんよ。
こちらは、ペンなんかを立てておくにも使えそうです。
置きものをつくるにもただではすまさない、主婦のさがか。
すださんは、クリスマス飾りつくり。
玄関に下げるリースでしょうか。
原始の豆のサヤタイプ。
大きくて実り多き一年でありました。
山登りの好きなはんなさんは、お山シリーズ。
ランチ用のプレートです。
チャーハンと餃子と、小さなエリアにタレでもいいな。
男子よ、こういう細かいとこ見習え。
そんなみなさんの素焼きは、本日窯出し。
どきどきワゴンスライドは、インスタの動画(上の画像ポチ)でごらんいただけます。
色つけが終わっての本焼きは、空けて12月の9日(月)です。
今回の場所確保は、マジで純粋はやいもん勝ち!
だけど21日にもちゃんと二発目を焼くんで、ご安心を。
ここまでにつくられた器は、今年中に必ず焼き上げます。
落ち着いて、きっちりと、納得いくように仕上げましょ。
12月のご予約も承ってます(上画像ポチで情報ページへ)。
つくりたいものは、ぜひ今年のうちにつくっちゃって。
そして心置きなく新年を迎えましょう!
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もうひとり、週末の男子が。
ろくろで削ってるものは・・・?
球体・・・
トラディショナルな花瓶ですね。
よかった、使いものになりそうです。
これに模様を施すわけですね。
なかなか洒落てます。
おっと、中腹に穴を空けちゃいました!
これじゃまた使いものにならなくないすか・・・?
どうも、こんな楽器をつくってみたかったみたいですね。
穴を叩くと、あるいは薄削りにした底を叩くと、ポヨン、ポヨン、と笑けてくるような音が響きます。
おいおい、しかもこんなのをふたつもつくっちゃったか・・・
男子たちの仕事は、いったいどこを向いてるのでしょうか・・・?
いえいえ、それでいいのですよ。
自由!それは心の解放!
そしてそれは、ひとがなんと言おうと正解なの!
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週末の男たちときたら、こんなことばっかして・・・
なんなの・・・?
ワニなの・・・?
開眼しちゃったの?
うえきばち・・・だそうで。
どんな植物を〜・・・?
こんなんくっつけて・・・
あんなんくっつけて・・・
ドラゴンマグ、飲みにくそう・・・
ど、ど、どうすんのよ、これ・・・
上のやつと合体するそうですよ。
なんなの〜・・・?
またでかいもんつくって・・・
ちっちゃいのもつくって・・・
合体・・・って、花瓶〜・・・!
どんな花をだ〜・・・?
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焼き上がりの新作選です。
にょろん、ほのかちゃんのヘビさんは来年の干支。
あずさんのヒツジ少女は、出色の出来栄え!
12人そろえろ〜。
金田さんのシマシマ練り込み皿。
四つのトーンを並べ分けて、グラデーションにしたのが大成功。
はんなさんの丼は、サイズ感たっぷり。
形も張り詰め感もすごくきれい。
河鍋さんの新しい作行きは、撥水掻き落とし。
線ぞうがんにしたシャープな桜がキマってます。
のりこさんの謎の容器。
いろんな色彩技法が入り混じって、ゲージツの匂いを漂わせてます。
こちらもチャレンジング。
秋山さんの北欧風フォルムのマグは、しのぎ線も色彩も複雑。
まさみさんの、花瓶?
いろんな釉のコンビネーションを試してみました。
なかなかシブい。
野本くんは、ろくろで形勝負。
フェルメールのミルクピッチャー風。
今井くんのクリスマスツリーは、素晴らしい出来栄え!
苦労した色ぬりも大成功と言っていいでしょう。
暖かいクリスマスを迎えられそうです。
さらに気もはやく、おひなさまをつくってくれた栗原家。
頭だけのやつは、前期のものとすげ替え用です。
いろんな表情のおひなさま、たのしいかも。
素焼きのスイッチは明日で、次の本焼きは明けて12月の9日の予定です。
23日にも焚いちゃうから、あわてないあわてない。
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こちらはしのぎの作業です。
河口さん、安定したいいピッチで進んでます。
極に向かうにしたがって空間がせまくなっていくリーマン曲面では、ユークリッドの公理が通用しません。
お隣と平行に進むと線が交わっちゃいますよ、ご注意を。
うまく調整して、正確な間隔が取れてます。
結構これも難しいのですよ。
内側刷毛目に外側ズブ掛けの、変則粉引き。
とてもきれいに仕上がりました。
焼き上がると、エッヂが際立ってこれがまたかっこいい。
明日が素焼きで、本焼きは来月は9日、23日の二回!
今年の器、今年のうちに!
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作品の造形を終えて、お化粧を施します。
粉引きに熱中しはじめた野本くん。
凸凹の器面に、自分で調合した白化粧土をぬり込めます。
コテコテのペッタペタだあ。
わんぱくは相変わらずですね。
手元に集中しすぎて足元に神経は行き届きませんが、ちゃんとお掃除をしてくれるいい子です。
パキパキ粉引き、うまくいったようです。
迫力のある風合い。
こちらは刷毛目ですね。
稲ワラのほうきでさっとひとハケ。
なんだか玄人じみてきました。
人間にも熟成が進む、わんぱくろくろビトです。
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いよいよ真打ちの登場です。
染め付けの神、黒田女史。
鉛筆線であたりを取ってから、ペン入れです。
細密・・・
あっちからこっちに板を渡して手を支えるのは、イーゼルを使わずに彩色をする日本画技法の応用ですね。
これで筆先を安定させます。
ロウガ・・・遠視が進み、目がしょぼしょぼします。
休憩しながら、集中力を高めます。
コツ書きの後から薄墨を差す派。
ちっちゃなところにも気を抜かず。
焼き上がりました!
なんと、ブルーの雪を降らせてたとはニクい演出。
のっけるのはチキンか?はたまたホールケーキか?
聖夜が待ち遠しくなってきますね。
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野鳥が大好き!なナゴヤくんです。
大きなお皿に、染め付けで鳥さんのアクセント。
ゴスという青絵具を使った絵付けを「染め付け」と言います。
最も初歩的な装飾技法ですが、筆の持ち方、穂先の運び方から学びましょう。
焼き上がりまして、きれいな発色。
いい風景に仕上がりましたね。
こちらは西川さん。
えんぴつ線は焼けて飛んじゃうんで、下書きに用いることができます。
鉛筆のあたりを頼りに、まずは薄墨を入れまして、後からコツ書き(アウトライン)を入れていきます。
この順序なら、シャープさを保ちたい濃い線が散りません。
均一な細線はむずかしいですよ。
これにもコツがいります。
集中して。
空色の釉でコートしました。
すてきな風情です。
名品のいっちょ上がり!
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