メルヘン世界

2024-11-30 07:21:51 | 日記


大沢さんは、化粧土を用いて新しい世界を構築中です。
赤土に白化粧を掛けた上に、黒化粧をぬってるようですよ。


それをかき落としまして、三層の配色に。
まるで影絵みたいなメルヘン世界。


こちらはシンプルな白化粧かき落とし。
わが子の日常を描いてるのですね。
わくわくしてくるような作風です。


ちょきん・・・
ドベの絞り出しでいっちんを試みようとしてるのは・・・


飯田さんでした。
おなじみのいい家が、クリスマス仕様に。


まるでお菓子みたいに柔らかな風合いになりました。
稚拙ないっちん線が、かえっていい味。
この技法、育てましょ。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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合体式少女

2024-11-29 08:58:36 | 日記


少女像つくりに明け暮れてるコダマさんです。
ついに全身立像へのチャレンジに至りました。


まあこのへんは、経験と技術の蓄積からしてお手のもの。


大変なのは、ここから先です。
すなわち、四肢のジョイント。


うまく噛み合わないようです。
ちょっと接合部も心もとない・・・


進化。
しかも、可動式?


うまくはまりそうですが・・・


こうなりましたか・・・
首もジョイント式にしちゃって、仕事量が果てしない。


試行錯誤が極まって、この状況。
しかし、どうにか完成を見たようです。
焼き上がって合体する日を心待ちにしましょう。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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女子部も活発

2024-11-28 07:34:59 | 日記


女子部(特に男子と分けてるわけでもないけど)の意欲も爆上がりの秋。
岡村さんは、にゃんこ花瓶を制作中。


顔に悩みます。
そして手足の造形・・・


こうきましたか。
女子の発想はガサツな男子とは少し違うようです。


宮下さんは、来年の干支つくり。
にょろろ、ヘビさんです。


かわいいですね。
なかなかヘビでこうかわいくはいきませんよ。


こちらは、ペンなんかを立てておくにも使えそうです。
置きものをつくるにもただではすまさない、主婦のさがか。


すださんは、クリスマス飾りつくり。
玄関に下げるリースでしょうか。


原始の豆のサヤタイプ。
大きくて実り多き一年でありました。


山登りの好きなはんなさんは、お山シリーズ。
ランチ用のプレートです。


チャーハンと餃子と、小さなエリアにタレでもいいな。
男子よ、こういう細かいとこ見習え。


そんなみなさんの素焼きは、本日窯出し。
どきどきワゴンスライドは、インスタの動画(上の画像ポチ)でごらんいただけます。
色つけが終わっての本焼きは、空けて12月の9日(月)です。
今回の場所確保は、マジで純粋はやいもん勝ち!
だけど21日にもちゃんと二発目を焼くんで、ご安心を。
ここまでにつくられた器は、今年中に必ず焼き上げます。
落ち着いて、きっちりと、納得いくように仕上げましょ。


12月のご予約も承ってます(上画像ポチで情報ページへ)。
つくりたいものは、ぜひ今年のうちにつくっちゃって。
そして心置きなく新年を迎えましょう!

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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男ってやつは

2024-11-27 10:02:05 | 日記


もうひとり、週末の男子が。
ろくろで削ってるものは・・・?


球体・・・


トラディショナルな花瓶ですね。
よかった、使いものになりそうです。


これに模様を施すわけですね。
なかなか洒落てます。


おっと、中腹に穴を空けちゃいました!
これじゃまた使いものにならなくないすか・・・?


どうも、こんな楽器をつくってみたかったみたいですね。
穴を叩くと、あるいは薄削りにした底を叩くと、ポヨン、ポヨン、と笑けてくるような音が響きます。


おいおい、しかもこんなのをふたつもつくっちゃったか・・・
男子たちの仕事は、いったいどこを向いてるのでしょうか・・・?
いえいえ、それでいいのですよ。
自由!それは心の解放!
そしてそれは、ひとがなんと言おうと正解なの!

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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男たちの陶芸

2024-11-26 08:34:49 | 日記


週末の男たちときたら、こんなことばっかして・・・


なんなの・・・?


ワニなの・・・?
開眼しちゃったの?


うえきばち・・・だそうで。
どんな植物を〜・・・?


こんなんくっつけて・・・


あんなんくっつけて・・・
ドラゴンマグ、飲みにくそう・・・


ど、ど、どうすんのよ、これ・・・


上のやつと合体するそうですよ。
なんなの〜・・・?


またでかいもんつくって・・・


ちっちゃいのもつくって・・・


合体・・・って、花瓶〜・・・!
どんな花をだ〜・・・?

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けっさくWorksたち

2024-11-25 08:09:07 | 日記


焼き上がりの新作選です。
にょろん、ほのかちゃんのヘビさんは来年の干支。


あずさんのヒツジ少女は、出色の出来栄え!
12人そろえろ〜。


金田さんのシマシマ練り込み皿。
四つのトーンを並べ分けて、グラデーションにしたのが大成功。


はんなさんの丼は、サイズ感たっぷり。
形も張り詰め感もすごくきれい。


河鍋さんの新しい作行きは、撥水掻き落とし。
線ぞうがんにしたシャープな桜がキマってます。


のりこさんの謎の容器。
いろんな色彩技法が入り混じって、ゲージツの匂いを漂わせてます。


こちらもチャレンジング。
秋山さんの北欧風フォルムのマグは、しのぎ線も色彩も複雑。


まさみさんの、花瓶?
いろんな釉のコンビネーションを試してみました。
なかなかシブい。


野本くんは、ろくろで形勝負。
フェルメールのミルクピッチャー風。


今井くんのクリスマスツリーは、素晴らしい出来栄え!
苦労した色ぬりも大成功と言っていいでしょう。
暖かいクリスマスを迎えられそうです。


さらに気もはやく、おひなさまをつくってくれた栗原家。
頭だけのやつは、前期のものとすげ替え用です。
いろんな表情のおひなさま、たのしいかも。

素焼きのスイッチは明日で、次の本焼きは明けて12月の9日の予定です。
23日にも焚いちゃうから、あわてないあわてない。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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しのぎ粉引き

2024-11-24 08:32:03 | 日記


こちらはしのぎの作業です。
河口さん、安定したいいピッチで進んでます。


極に向かうにしたがって空間がせまくなっていくリーマン曲面では、ユークリッドの公理が通用しません。
お隣と平行に進むと線が交わっちゃいますよ、ご注意を。


うまく調整して、正確な間隔が取れてます。
結構これも難しいのですよ。


内側刷毛目に外側ズブ掛けの、変則粉引き。
とてもきれいに仕上がりました。
焼き上がると、エッヂが際立ってこれがまたかっこいい。
明日が素焼きで、本焼きは来月は9日、23日の二回!
今年の器、今年のうちに!

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こうして作家になっていく

2024-11-22 15:09:03 | 日記


作品の造形を終えて、お化粧を施します。
粉引きに熱中しはじめた野本くん。


凸凹の器面に、自分で調合した白化粧土をぬり込めます。
コテコテのペッタペタだあ。


わんぱくは相変わらずですね。
手元に集中しすぎて足元に神経は行き届きませんが、ちゃんとお掃除をしてくれるいい子です。


パキパキ粉引き、うまくいったようです。
迫力のある風合い。


こちらは刷毛目ですね。
稲ワラのほうきでさっとひとハケ。


なんだか玄人じみてきました。
人間にも熟成が進む、わんぱくろくろビトです。

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雪降る聖夜

2024-11-22 08:49:04 | 日記


いよいよ真打ちの登場です。
染め付けの神、黒田女史。


鉛筆線であたりを取ってから、ペン入れです。
細密・・・


あっちからこっちに板を渡して手を支えるのは、イーゼルを使わずに彩色をする日本画技法の応用ですね。
これで筆先を安定させます。


ロウガ・・・遠視が進み、目がしょぼしょぼします。
休憩しながら、集中力を高めます。


コツ書きの後から薄墨を差す派。
ちっちゃなところにも気を抜かず。


焼き上がりました!
なんと、ブルーの雪を降らせてたとはニクい演出。
のっけるのはチキンか?はたまたホールケーキか?
聖夜が待ち遠しくなってきますね。

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染め付け

2024-11-21 08:02:23 | 日記


野鳥が大好き!なナゴヤくんです。
大きなお皿に、染め付けで鳥さんのアクセント。


ゴスという青絵具を使った絵付けを「染め付け」と言います。
最も初歩的な装飾技法ですが、筆の持ち方、穂先の運び方から学びましょう。


焼き上がりまして、きれいな発色。
いい風景に仕上がりましたね。


こちらは西川さん。
えんぴつ線は焼けて飛んじゃうんで、下書きに用いることができます。


鉛筆のあたりを頼りに、まずは薄墨を入れまして、後からコツ書き(アウトライン)を入れていきます。
この順序なら、シャープさを保ちたい濃い線が散りません。


均一な細線はむずかしいですよ。
これにもコツがいります。
集中して。


空色の釉でコートしました。
すてきな風情です。
名品のいっちょ上がり!

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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