2015年3月30日のブログ記事一覧-カトカト日記 ~霊園・墓石の株式会社加登 公式ブログ~

好きな音楽をただ語れ(6) ”Pet Sounds” The Beach Boys

「欧米の音楽評論家が選ぶポップス/ロック ベストアルバム」みたいな企画が組まれる度に大抵1位にランクするのが1966年に発表されたこのアルバム。
The Beach Boysの"Pet Sounds"です。
僕ごときが今更語ることなどないわけで、CDを買えば山下達郎氏が書き下ろした、半ば偏執狂的とも言える思い入れたっぷりのライナーノーツが付いてくるのでそちらを読んでください(笑)




ところでビーチ・ボーイズと言えば「サーフィン、ドライブ、女の子」を題材にした軽佻浮薄な曲ばかりというイメージを未だにお持ちの方も多いと思いますが、これは飽くまで初期の戦略に過ぎなかったわけで、リーダーのブライアン・ウィルソンが後のインタビューに答えて「海は好きだけど、泳ぐのは好きじゃない。眺めてる方がいいね」とか言っているドキュメンタリーを見た僕は心底驚嘆しましたね。
あれだけサーフィンサーフィン言っておきながら、実際にサーフィンをするのは故・デニス・ウィルソンだけだったなんて!

実際70年代に入ると「ビーチ・ボーイズ」のくせにルックスはまるで山賊。
サーフボードよりもほら貝の方がしっくりきそうな出で立ちでステージに立っていました。




さて、本題の"Pet Sounds"です。
僕がこのアルバムを初めて聴いたのは確か中学生の頃だったと記憶しています。
初めは正直余り理解出来ませんでした。

曲が分かりにくかったんでしょうか?
今聴くと案外キャッチーな気もするんですが。

ともあれ、気が付くと青春の1ページのようなアルバムになっていました。
「哀しいほどに美しい」旋律はいつ聴いても決して色褪せることがなく、その都度フレッシュな驚きを与えてくれます。

1曲目の "Wouldn't It Be Nice(素敵じゃないか)"のイントロが聴こえてくるだけでもう、条件反射的にヨダレ、ではなくドーパピンが脳内に湧き出してしまうのであります。

 収録曲
 1. Wouldn't It Be Nice 素敵じゃないか
 2. You Still Believe in Me 僕を信じて
 3. That's Not Me ザッツ・ノット・ミー
 4. Don't Talk (Put Your Head on My Shoulder) ドント・トーク
 5. I'm Waiting for the Day 待ったこの日
 6. Let's Go Away for Awhile 少しの間
 7. Sloop John B スループ・ジョン・B
 8. God Only Knows 神のみぞ知る
 9. I Know There's an Answer 救いの道
 10. Here Today ヒア・トゥデイ
 11. I Just Wasn't Made for These Times 駄目な僕
 12. Pet Sounds ペット・サウンズ
 13. Caroline, No キャロライン・ノー

オススメは全て。
好きな曲を強いて挙げるなら2、4、8、10、13でしょうか。
5曲にしか絞れないなんて素敵じゃないか。




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