【涙活・映画】全米が泣いたかは不明ですが、私が泣いた映画。
by |2017-03-16 09:32:47|
皆様おはようございます。
本日も加登(公式ホームページはこちら)の広報スタッフブログ「カトカト日記」をご覧いただきありがとうございます。
>>加登のオススメ公園墓地 平成29年3月度チラシはこちら
『涙活』とは?
皆様、話題の【涙活】ってご存知ですか?
涙活:「自主的に涙を流せる物事に触れ、心のシコリをほぐすために積極的に泣く活動」のこと。涙を流すという行為によって、私たちの自律神経は交感神経優位、すなわち心が緊張している状態から、副交感神経優位、すなわち緊張から解き放たれた状態へと切り替わると言われる。
photo by nath.smith
私が泣いた映画。
泣こうと思ったら、一番手っ取り早い(?)のが映画鑑賞ですよね。
最近はめっきり涙腺が馬鹿になってきて、箸が転がってもだるまさんが転んでも泣けてしまうため、うっかり映画館になぞ行けない私ですが、かつて観た映画で「あれは泣けた、フリースタイル具合にマジ泣けたッス」という作品をいくつかご紹介したいと思います。
のび太の結婚前夜(1999年 日本)
同じドラえもん映画なら「STAND BY ME ドラえもん」の方が泣けるという噂ですね。
私は観ていないんですが、この「結婚前夜」をはじめ感動のエピソードの数々が再構築されているとのことで、いつかは観てみたいなあと。
ただ、こちらも確実に名作なので、特に娘を持つお父さんはぜひご覧になってみてください。
子供には決して理解できないアダルト・オリエンティドなドラえもんワールド、略してAODWがそこにはあります。
しずかちゃんのお父さんの愛と、のび太を取り巻く友情とが主旋律を奏でるヒューマンドラマ。
二十代半ばで観た時ですら、ラストはもう号泣ですよ。
今観たら気が狂ってしまうかも。
世界の中心で、愛をさけぶ(2004年 日本)
国内最高級墓石「庵治石」の産地としても有名な香川県高松市が主要ロケ地となった映画です。
のどかな田舎町。
月と太陽のようなふたつの無垢が惹かれあい、そして引き裂かれる。
主役二人の高校時代がとにかく初々しくて可愛くて、その真っ直ぐさ、清らかさが悲劇を一層悲劇たらしめているのには否定の余地がありません。
キャスティング( 森山未來と長澤まさみ)がズバリハマったのは作品にとって幸運だったと言えるでしょう。
レオン(1994 米・仏合同)
主人公が凶弾に倒れるシーンが最大のクライマックスで、全ての伏線はその一点に収斂(しゅうれん)されていくわけですが、このシーンを支えるカメラワークと音楽がもうキレッキレ。
この頃のリュック・ベッソン監督の瞬間最大風速ってホント、計測不可能なくらい凄かった。
本作品に才能のすべてを出し尽くしてしまったような感も無きにしも非ず。
ついでではありますが、ジャン・レノと当時12歳のナタリー・ポートマンという構図が、何とはなしにロバート・デ・ニーロと当時13歳のジョディ・フォスターが出演していた「タクシー・ドライバー」を想起させます。
今話題の「沈黙~silence」を監督したマーティン・スコセッシの代表作でもありますね。
ベティ・ブルー(1986 フランス)
ジャン=ジャック・ベネックス監督。
デビュー作「ディーバ」も素敵な作品ですのでぜひご覧ください。
じゃじゃ馬を絵に描いたようなヒロインに対する主人公ゾルグの愛の強さ故の、衝撃のラスト。
私自身が若かったこともあり、泣きじゃくりましたね(リアルタイムで観たわけではありませんが)。
作品名と関係あるのか微妙ですが、ウェットな色彩が美しい中で、ブルーの綺麗さと深さが際立っています。
ちなみに「ディーバ」は淡い黄色が良いです。
フランス映画って、「この色にこだわってるよ」みたいな明確な思想を、作品ごとに感じることが出来たりして好きです。
仕立て屋の恋(1989 フランス)
変態ストーカーおじさんのねちっこい純愛に感情移入してしまい、涙が止まらなかった作品です。
しっとりと濡れた彩度の低い、欧州映画ならではのストイックな映像美に釘付け。
絶望とは何か?
仮に誰かに問われたとしたら、黙ってこの映画を観ろと、そう言ってあげたい。
私の中の「キング・オブ・涙活」映画です。
先述の「ベティ・ブルー」も胸が張り裂ける物語ではありますが、最後には主人公の「選択」すなわち主体的な意志でもって、自ら悲劇の幕を下ろす点でこの「仕立て屋の恋」とは大きく異なります。
最後の最後まで弄ばれ、人格のすべてを蹂躙された主人公の救いの無さはまさにカインの末裔のよう。
ペパーミント・キャンディー(1999 韓国)
このテのランキングにしばしば登場する韓国映画の筆頭と言えば「猟奇的な彼女」。
ベタな少女マンガみたいだなあ、なんて思っているうちに気が付けば泣いてしまってたりしますよね。
しかし、この「ペパーミント・キャンディー」は別格。
展開の複雑さや主演のソル・ギョングの素晴らし過ぎる演技も相まって、「生きることの不条理と哀しみ」という漠然としたビッグテーマを監督デビュー作にして描き切ったイ・チャンドン氏に乾杯!!
ちょっとしたボタンの掛け違えで、人生の歯車というのは修正不能なほどに狂う。
善人が常に救われ、悪人が常に断罪されるような痛快な世の中だったら良いのだけれど、現実はむしろその反対だったりして、そんなリアルに目を瞑るような能天気なおとぎ話が大嫌いな私にとって、泣ける映画とはすなわち理不尽な映画のことでもあります。
その意味で本作品は私が思う「泣ける映画」の条件を完全に満たしていると言えるのかも知れません。
最後に
番外ですが、テレビドラマ「傷だらけの天使」最終話「祭りのあとにさすらいの日々を」は涙活に持ってこいです。
ただし、それまでの25話をすべて観たうえで観賞することが必須です。
苦楽を共にした相棒の死体を温めてやるべく風呂に入れる主人公の心情やいかに。
映像も音楽も衣装も、凝りに凝っていた最高のドラマでした。
ところで、子供が生まれてからは、ほとんど映画って観ていません。
「クレイマー・クレイマー」とか「アイ・アム・サム」、「禁じられた遊び」なんかを今観直すと滅茶苦茶泣いてしまいそうで怖いです。
「今、会いにゆきます」とか・・・。
加登でもやります! 【涙活】
加登のオススメ公園墓地『川西中央霊園(兵庫県川西市)』にて、涙と笑いの”朗読トーク・ライブ”を開催します。
予約制ですので、ご希望の方は今すぐ川西中央霊園までお問い合わせください!
出演:橋本 昌人氏(放送作家)
日時:平成29年4月8日(土)14時~
場所:川西中央霊園
住所:〒666-0117 兵庫県川西市東畦野長尾1-28
予約:072-794-2666 まで
予約受付時間:9時~18時(毎週水曜は定休)
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『涙活』とは?
皆様、話題の【涙活】ってご存知ですか?
涙活:「自主的に涙を流せる物事に触れ、心のシコリをほぐすために積極的に泣く活動」のこと。涙を流すという行為によって、私たちの自律神経は交感神経優位、すなわち心が緊張している状態から、副交感神経優位、すなわち緊張から解き放たれた状態へと切り替わると言われる。
photo by nath.smith
私が泣いた映画。
泣こうと思ったら、一番手っ取り早い(?)のが映画鑑賞ですよね。
最近はめっきり涙腺が馬鹿になってきて、箸が転がってもだるまさんが転んでも泣けてしまうため、うっかり映画館になぞ行けない私ですが、かつて観た映画で「あれは泣けた、フリースタイル具合にマジ泣けたッス」という作品をいくつかご紹介したいと思います。
のび太の結婚前夜(1999年 日本)
同じドラえもん映画なら「STAND BY ME ドラえもん」の方が泣けるという噂ですね。
私は観ていないんですが、この「結婚前夜」をはじめ感動のエピソードの数々が再構築されているとのことで、いつかは観てみたいなあと。
ただ、こちらも確実に名作なので、特に娘を持つお父さんはぜひご覧になってみてください。
子供には決して理解できないアダルト・オリエンティドなドラえもんワールド、略してAODWがそこにはあります。
しずかちゃんのお父さんの愛と、のび太を取り巻く友情とが主旋律を奏でるヒューマンドラマ。
二十代半ばで観た時ですら、ラストはもう号泣ですよ。
今観たら気が狂ってしまうかも。
世界の中心で、愛をさけぶ(2004年 日本)
国内最高級墓石「庵治石」の産地としても有名な香川県高松市が主要ロケ地となった映画です。
のどかな田舎町。
月と太陽のようなふたつの無垢が惹かれあい、そして引き裂かれる。
主役二人の高校時代がとにかく初々しくて可愛くて、その真っ直ぐさ、清らかさが悲劇を一層悲劇たらしめているのには否定の余地がありません。
キャスティング( 森山未來と長澤まさみ)がズバリハマったのは作品にとって幸運だったと言えるでしょう。
レオン(1994 米・仏合同)
主人公が凶弾に倒れるシーンが最大のクライマックスで、全ての伏線はその一点に収斂(しゅうれん)されていくわけですが、このシーンを支えるカメラワークと音楽がもうキレッキレ。
この頃のリュック・ベッソン監督の瞬間最大風速ってホント、計測不可能なくらい凄かった。
本作品に才能のすべてを出し尽くしてしまったような感も無きにしも非ず。
ついでではありますが、ジャン・レノと当時12歳のナタリー・ポートマンという構図が、何とはなしにロバート・デ・ニーロと当時13歳のジョディ・フォスターが出演していた「タクシー・ドライバー」を想起させます。
今話題の「沈黙~silence」を監督したマーティン・スコセッシの代表作でもありますね。
ベティ・ブルー(1986 フランス)
ジャン=ジャック・ベネックス監督。
デビュー作「ディーバ」も素敵な作品ですのでぜひご覧ください。
じゃじゃ馬を絵に描いたようなヒロインに対する主人公ゾルグの愛の強さ故の、衝撃のラスト。
私自身が若かったこともあり、泣きじゃくりましたね(リアルタイムで観たわけではありませんが)。
作品名と関係あるのか微妙ですが、ウェットな色彩が美しい中で、ブルーの綺麗さと深さが際立っています。
ちなみに「ディーバ」は淡い黄色が良いです。
フランス映画って、「この色にこだわってるよ」みたいな明確な思想を、作品ごとに感じることが出来たりして好きです。
仕立て屋の恋(1989 フランス)
変態ストーカーおじさんのねちっこい純愛に感情移入してしまい、涙が止まらなかった作品です。
しっとりと濡れた彩度の低い、欧州映画ならではのストイックな映像美に釘付け。
絶望とは何か?
仮に誰かに問われたとしたら、黙ってこの映画を観ろと、そう言ってあげたい。
私の中の「キング・オブ・涙活」映画です。
先述の「ベティ・ブルー」も胸が張り裂ける物語ではありますが、最後には主人公の「選択」すなわち主体的な意志でもって、自ら悲劇の幕を下ろす点でこの「仕立て屋の恋」とは大きく異なります。
最後の最後まで弄ばれ、人格のすべてを蹂躙された主人公の救いの無さはまさにカインの末裔のよう。
ペパーミント・キャンディー(1999 韓国)
このテのランキングにしばしば登場する韓国映画の筆頭と言えば「猟奇的な彼女」。
ベタな少女マンガみたいだなあ、なんて思っているうちに気が付けば泣いてしまってたりしますよね。
しかし、この「ペパーミント・キャンディー」は別格。
展開の複雑さや主演のソル・ギョングの素晴らし過ぎる演技も相まって、「生きることの不条理と哀しみ」という漠然としたビッグテーマを監督デビュー作にして描き切ったイ・チャンドン氏に乾杯!!
ちょっとしたボタンの掛け違えで、人生の歯車というのは修正不能なほどに狂う。
善人が常に救われ、悪人が常に断罪されるような痛快な世の中だったら良いのだけれど、現実はむしろその反対だったりして、そんなリアルに目を瞑るような能天気なおとぎ話が大嫌いな私にとって、泣ける映画とはすなわち理不尽な映画のことでもあります。
その意味で本作品は私が思う「泣ける映画」の条件を完全に満たしていると言えるのかも知れません。
最後に
番外ですが、テレビドラマ「傷だらけの天使」最終話「祭りのあとにさすらいの日々を」は涙活に持ってこいです。
ただし、それまでの25話をすべて観たうえで観賞することが必須です。
苦楽を共にした相棒の死体を温めてやるべく風呂に入れる主人公の心情やいかに。
映像も音楽も衣装も、凝りに凝っていた最高のドラマでした。
ところで、子供が生まれてからは、ほとんど映画って観ていません。
「クレイマー・クレイマー」とか「アイ・アム・サム」、「禁じられた遊び」なんかを今観直すと滅茶苦茶泣いてしまいそうで怖いです。
「今、会いにゆきます」とか・・・。
加登でもやります! 【涙活】
加登のオススメ公園墓地『川西中央霊園(兵庫県川西市)』にて、涙と笑いの”朗読トーク・ライブ”を開催します。
予約制ですので、ご希望の方は今すぐ川西中央霊園までお問い合わせください!
出演:橋本 昌人氏(放送作家)
日時:平成29年4月8日(土)14時~
場所:川西中央霊園
住所:〒666-0117 兵庫県川西市東畦野長尾1-28
予約:072-794-2666 まで
予約受付時間:9時~18時(毎週水曜は定休)
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