化学系エンジニアの独り言

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所得税の還付

2019-02-11 | 社会
1/15に投函した書類が無事受理されて2/8に還付金が指定の銀行に振り込まれました。昨年は1/15に受理されて2/2に振り込まれましたので、1週間ほど余計に事務処理期間がかかったことになる。ふるさと納税が増えたせいで時間がかかったのでしょうか?

還付の内訳は医療費控除とふるさと納税だけです。実質の還付は医療費控除だけですので、飲み会一回分程度。書類づくりに要した時間は二時間程度でしたから、そんなに面倒なもんでも有りません。

それにしてもふるさと納税の返礼品制度はきっとそのうち無くなるんだろうな。
納税する人にとっては1万円寄付して3,000円のお米や海産物をもらえるのでお得。寄付を受ける自治体は黙って7,000円(返礼品の発送や事務処理のコストがかかるのでもう少し目減りしているだろうが)が入ってくる。返礼品を扱う地元業者は売上が増える。ここまではみんなお得ですが、寄付する人が住んでいる自治体は納税額が減ってしまい、損することになります。

でも別の人がその自治体に寄付をすると考えると、納税者全員の納税額は変わらないのでゼロサムとなり、結果としてどの自治体も住民税の一部を返礼品購入に当てていることになる。その分、何か別の支出が削られるわけで、これって健全な税金の使いみちなんでしょうか?

実際は都会の自治体の住民税納税が減って、地方のふるさと納税額が多くなり、結果として都会から地方に住民税が還流している事になっているのでしょう。その額がどれくらいかは詳しく知りませんが、制度の趣旨には沿っているものと理解します。

自分が住んでいる街でいったい自分はどれくらいの住民サービスを受けているのか分かってないですね。よく利用するのは図書館くらい。小学校の体育館や市立体育館は時々利用します。ごみ収集も市のサービスでした。あとは・・・道路も使っているし警察にもお世話になっている。治安を維持してもらっているという意味で捕まったわけでは有りません。

と考えるとそこそこ利用しているんでしょうか!