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ハンニバル戦記

2019-08-17 | 社会
ローマ人の物語を読み返しています。面白いのですが登場人物の名前を思えられないのが残念です。ハンニバル戦記で覚えたのは、ハンニバルとスピキオ・アフリカヌスだけでした。

ローマ人は戦争に勝ったあと負けた国の人をどうしたか?ポイントは人口のそう多くないローマが敗戦国をコントロールしていかなければならないことです。当然圧政をすることはできません。そのためには相応の軍隊やら役人を常駐させる必要がありますから。
で敗戦国の自治を基本的に認め、時にはローマ人と同じ権利を与えることで同盟化することでした。敗戦国のトップを処刑する事は殆どなかったという。

戦争には勝者と敗者があるがそれが正義と非正義を意味するものではない、という塩野七生氏の言葉は本当に腑に落ちます。

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