1.米国証券会社に口座開設
15年ほど前にアメリカのETRADE証券に口座を開いて少額ですが米国株投資を始めました。当時は日本の証券会社では米国株を取引できませんでしたから、米国の証券会社に口座をひらくしかありませんでした。また日本在住者でもネットで簡単に口座開設が出来ました。
当時はITバブルの頃で殆どをIT関連株を買ってました。ITバブル崩壊後は、いわゆる優良株に切り替えていましたがリーマン・ショック時にまた狼狽売りをしてしまい大分目減りしました。結局この15年間で5割位は増えたと思われます。ずっと優良株に投資していたらもっと高いリターンだったかもしれません。
2.ETRADEから取引停止の連絡
今年の6月にETRADEから日本在住者との取引を停止するので、口座を別の証券会社に移管するか、株式を全て売却して資金を何処かに送金するか、いずれかをしなさいというメールとレターが届きました。 いずれはETRADEの資産を日本に移さねばならないと思っていたので、どうしようか考えました。
最終的につい先日米国株を日本のM証券に、ドルキャッシュはM銀行にそれぞれ移動完了させましたが、それまでにいろいろと苦労の連続でした。
今では日本の証券会社でも米国株式の売買ができますから、日本の証券会社に口座移管することにしました。M証券とN証券に問い合わせたところ、N証券からは「そういうサービスはしていません。」というそっけない返事。 M証券からは「やっていないが、今回の特別な事情に鑑みて米国株のみ移管できるよう社内検討を進める」という回答を得、暫くして「米国株を受け入れるので、保有株の詳細を連絡して」との連絡を受けました。
3.Firstradeに口座開設
同時並行で米国内で別の証券会社に口座を開くことが可能かどうか調べたところ、Firstradeに口座開設が出来ました。しかし、いずれは日本に資産を戻さなければいけないので、この口座は開設しただけでそのままにしています。
4.共同名義から個人名義に変更
さて、保有株とETRADE証券の口座情報をM証券に連絡したところ、ETRADEの口座がカミさんとの共同名義になっている。一方M証券の口座名義は小生のみ(日本の証券会社や銀行では個人の共同名義はできません)なので、名義人が一致しないと株式移管が出来ないとのこと。
そこでETRADEから書類を取り寄せ・記入・提出して共同名義を小生単独名義に変更することとしました。しかし、書類と一緒にサイン証明が必要との再度の要請があり、となり町の公証役場までカミさんと行って、公証人の前でサインしてサイン証明を発行してもらいました。手数料1万数千円です。
再度書類一式をETRADEに提出したのですが、記入に不備があったようでカスタマーセンターに電話せよとのこと。トホホ。カスタマーセンターに電話して、職業欄が未記入であったのでそれを説明して何とか書類を受理してもらいました。しかし、30分以上英語でカスタマーセンターの担当者に事情を説明するのはなかなか大変な作業でした。金融用語が良くわからないし、担当者はこっちが日本から電話していると言っても早口の英語でいろんなことを聞いてくるし。ともかく何とかこっちの意図は通じたようです。
5.M証券に株式移管
1週間後くらいい口座名義の変更が完了したという連絡を受け、まずは第一段階を完了しました。次いで米国株をM証券に移管したいのですが、M証券からはETRADEに対して小生からM証券(正確にはM証券の米国子会社の証券会社)に株式移管をするという申し出をせよ、とのこと。ETRADEにメールで問い合わせると、株式移管は移管先のM証券会社から申し出をせよ、ということで事が進まない。
株式移管についてもカスタマーセンターに電話で相談すると、M証券の米国子会社に株式を移管する旨のレター(サイン付き)を提出すれば良いとのこと。今回はサイン証明は不要との確認もできた。しかし、M証券の米国子会社が株式の申し受けをするだけで、自ら株式投資事業をしないことを確認せよと。M証券に確認の上、M証券米国子会社への株式移管のレターをETRADEに送付。1週間後くらいにようやく株式移管が完了。ここまでに3ヶ月くらいを要しました。
6.ドルキャッシュを日本に送金
ところがここまで大分時間が経ってしまったので保有株式の分配金が出て、その分配金を再度同じ株式に投資するプログラムに入っているので、保有株式に端数が発生。端数は移管出来ないので、端数を売却しようとするも、口座の重要事項(名義変更)の変更直後なのでネットでは端数売却できず、またカスタマーセンターに電話連絡。前回同様の苦労の末、ようやく電話にて端数売却の依頼を受理してもらう。
次いで残っているドルキャッシュをM銀行に送金するための書類を書いてサインしてETRADEに提出。先週、ようやくM銀行にドルが入金されました。
ここまで費やした期間は足掛け4ヶ月。あー疲れた。でも何とか資産を日本に戻すことが出来た良かった。
15年ほど前にアメリカのETRADE証券に口座を開いて少額ですが米国株投資を始めました。当時は日本の証券会社では米国株を取引できませんでしたから、米国の証券会社に口座をひらくしかありませんでした。また日本在住者でもネットで簡単に口座開設が出来ました。
当時はITバブルの頃で殆どをIT関連株を買ってました。ITバブル崩壊後は、いわゆる優良株に切り替えていましたがリーマン・ショック時にまた狼狽売りをしてしまい大分目減りしました。結局この15年間で5割位は増えたと思われます。ずっと優良株に投資していたらもっと高いリターンだったかもしれません。
2.ETRADEから取引停止の連絡
今年の6月にETRADEから日本在住者との取引を停止するので、口座を別の証券会社に移管するか、株式を全て売却して資金を何処かに送金するか、いずれかをしなさいというメールとレターが届きました。 いずれはETRADEの資産を日本に移さねばならないと思っていたので、どうしようか考えました。
最終的につい先日米国株を日本のM証券に、ドルキャッシュはM銀行にそれぞれ移動完了させましたが、それまでにいろいろと苦労の連続でした。
今では日本の証券会社でも米国株式の売買ができますから、日本の証券会社に口座移管することにしました。M証券とN証券に問い合わせたところ、N証券からは「そういうサービスはしていません。」というそっけない返事。 M証券からは「やっていないが、今回の特別な事情に鑑みて米国株のみ移管できるよう社内検討を進める」という回答を得、暫くして「米国株を受け入れるので、保有株の詳細を連絡して」との連絡を受けました。
3.Firstradeに口座開設
同時並行で米国内で別の証券会社に口座を開くことが可能かどうか調べたところ、Firstradeに口座開設が出来ました。しかし、いずれは日本に資産を戻さなければいけないので、この口座は開設しただけでそのままにしています。
4.共同名義から個人名義に変更
さて、保有株とETRADE証券の口座情報をM証券に連絡したところ、ETRADEの口座がカミさんとの共同名義になっている。一方M証券の口座名義は小生のみ(日本の証券会社や銀行では個人の共同名義はできません)なので、名義人が一致しないと株式移管が出来ないとのこと。
そこでETRADEから書類を取り寄せ・記入・提出して共同名義を小生単独名義に変更することとしました。しかし、書類と一緒にサイン証明が必要との再度の要請があり、となり町の公証役場までカミさんと行って、公証人の前でサインしてサイン証明を発行してもらいました。手数料1万数千円です。
再度書類一式をETRADEに提出したのですが、記入に不備があったようでカスタマーセンターに電話せよとのこと。トホホ。カスタマーセンターに電話して、職業欄が未記入であったのでそれを説明して何とか書類を受理してもらいました。しかし、30分以上英語でカスタマーセンターの担当者に事情を説明するのはなかなか大変な作業でした。金融用語が良くわからないし、担当者はこっちが日本から電話していると言っても早口の英語でいろんなことを聞いてくるし。ともかく何とかこっちの意図は通じたようです。
5.M証券に株式移管
1週間後くらいい口座名義の変更が完了したという連絡を受け、まずは第一段階を完了しました。次いで米国株をM証券に移管したいのですが、M証券からはETRADEに対して小生からM証券(正確にはM証券の米国子会社の証券会社)に株式移管をするという申し出をせよ、とのこと。ETRADEにメールで問い合わせると、株式移管は移管先のM証券会社から申し出をせよ、ということで事が進まない。
株式移管についてもカスタマーセンターに電話で相談すると、M証券の米国子会社に株式を移管する旨のレター(サイン付き)を提出すれば良いとのこと。今回はサイン証明は不要との確認もできた。しかし、M証券の米国子会社が株式の申し受けをするだけで、自ら株式投資事業をしないことを確認せよと。M証券に確認の上、M証券米国子会社への株式移管のレターをETRADEに送付。1週間後くらいにようやく株式移管が完了。ここまでに3ヶ月くらいを要しました。
6.ドルキャッシュを日本に送金
ところがここまで大分時間が経ってしまったので保有株式の分配金が出て、その分配金を再度同じ株式に投資するプログラムに入っているので、保有株式に端数が発生。端数は移管出来ないので、端数を売却しようとするも、口座の重要事項(名義変更)の変更直後なのでネットでは端数売却できず、またカスタマーセンターに電話連絡。前回同様の苦労の末、ようやく電話にて端数売却の依頼を受理してもらう。
次いで残っているドルキャッシュをM銀行に送金するための書類を書いてサインしてETRADEに提出。先週、ようやくM銀行にドルが入金されました。
ここまで費やした期間は足掛け4ヶ月。あー疲れた。でも何とか資産を日本に戻すことが出来た良かった。
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