今回のメニューではピストンは純正のスカート部分に潤滑性コーティングを施工し若干のオーバーサイズとし、シリンダーはホーニングにて修正します。この程度のホーニングなら内製で対応可能です。
当たりを見ながら内径を調整している段階。通常の磨耗の仕方だと上死点のリング位置の磨耗が一番多い。上死点付近で燃焼圧力は最大となるので、ここの段付き磨耗でリングのシール性が低下しているとブローバイガスの増加やパワー . . . 本文を読む
前回の続き。ヘッドの燃焼室側。
分解&洗浄後
上側、捨て洗浄(加工前の洗浄)でオイル焼けもおおよそ取れました。ヘッド、ブロックは合計で3回程度は洗浄します。
ピストン&コンロッド
小端部圧入タイプなので軽く炙ってから(10秒未満)プレスでピンを抜きます。常温よりも少ない圧力で抜けるのでピストンの支持部の負担が減ります。
リングも取り外し。
ブロック、ヘッド、小物の洗浄、ブラケ . . . 本文を読む
スターレットのエンジン脱着、相当な回数やってるので作業には全く問題も無く進行。
純正ブローオフバルブ取り付け部分の割れ
エアホースの亀裂
ホース外そうとしたら樹脂パーツが粉砕。
製造から15年以上経過しているので、壊れ方が旧車っぽい感じに…。
エキマニの遮熱板を外すと、純正エキマニが割れてた。
タービン側もパックリ。
排気漏れの形跡。うるさいマフラーだとトラブルを見逃しが . . . 本文を読む
車検で預ったEP82スターレット。まだコンプリートエンジンのメニューも無い頃に製作して5年程かな、まだまだ調子は良好。特に問題も無いのでちょこっとメンテのみ行います。
クーラント交換。色では分かりにくいけど慣れると匂いで劣化が分かったりする。今回は劣化が始まってた感じ。エンジン、ラジエター内は水で軽くフラッシング、リザーバータンクはスラッジが貯まっていたので高圧洗浄。
気温が下がると空気圧 . . . 本文を読む