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Performance Engineering

USAG 420-300CC 改良 エリーゼタイプⅢ

2013-08-31 01:25:47 | 作業
イタリア製の洒落たオイラー。どっからともなくオイル漏れして格好良いラベルが剥がれた。この時点で普通のオイラーになり存在価値半減。それはさて置き、内部のワンウェイバルブの効きが弱く、直ぐにオイルが落ちてしまい、都度5~10回のポンピングを行わないとオイルが出ないという使い物にならない仕様。片付けついでに捨てようかと思ったけど、最後に分解してみた。


内部部品のアップ。左のボールがオイル保持の為のワンウェイバルブ。右はポンプ用のバルブ。ボールが収まるパイプがいかにも精度不足。明らかに真円ではない。何ともイタリアンクオリティー。


ボールに形状を合わせるべく、ボールを押し込みピンポンチとハンマーで引っ叩く。真中の段がその痕跡。これでシール性ばっちり。バリも酷いのでこの後処理した。


流路に接着剤。使ってる人は異物が混入しないように祈るべしw


ポンプASSY組み付け完了。リークが無くなり見違えるように調子良くなったけど、置物だなw安い樹脂のオイラーの方が余程実用的です。異物の混入もありえないし、ノズルがメタルに触れても傷付かない。値段も安い。見た目が残念だけどね。


さて、今日の仕事は


アルミ板叩いてこんなの作って


こいつの


ここに


デブコン練って


貼り付けて完成。ファンシュラウド?ファンケースが割れて穴開いてたので補修。車両は向かいの加工屋さんのVWタイプⅢ。たまにやると板金製作面白いんだけど、道具が殆どないのがちと辛い。まあ、プライベーター的に気合で乗り切った。


もういっちょ


今日はエンジンとミッションのオイル交換+α。


シフトレバーのカバー外して


またこいつ。真球度とでも言えばいいのか、精度が不十分で動きが渋い。まあ、一度バラバラになってるやつだし仕方ない。


ブルーペースト塗って当たりを見るとやっぱちょっとでかくなってるらしく、外側の当たりがきつい。


採寸。


とりあえず、そのまま元通りに。

続く

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