中国外相の逆ギレ騒動 https://youtu.be/3cxBh72a7yk
安倍政権の帰趨を占う3つの勝敗ライン (1)与党で改選過半数 (2)自民単独で過半数 (3)改憲勢力で3分の2
参院選(22日公示、7月10日投開票)の勝敗ラインとして、自民党内で3つの目標が浮上している。安倍晋三首相が掲げた自民、公明両党での改選過半数▽27年ぶりとなる自民党単独での過半数▽首相の悲願である憲法改正に向けた改憲勢力3分の2以上-の確保だ。高支持率というフォローの風を受け、安倍・自民党はどこまで“飛距離”を伸ばすことができるか
「この選挙、勝ち抜いていく。そして何としても与党で過半数を獲得する」
安倍首相は4日、視察先の熊本県益城町で記者団にこう強調した
選挙区73、比例代表48の計121議席を争う参院選。自公両党は平成22年に60議席、25年には76議席を獲得した。このうち22年に9議席、25年に11議席を獲得した公明党は今回、13人を公認。公明党の獲得議席が9-13議席とすれば、与党の改選過半数(61議席)には、自民党で48-52議席が必要ということになる
自民党の真のターゲットは、改選50議席から7増となる57議席を獲得し、27年ぶりの単独過半数を実現することと見る向きも多い。麻生太郎副総理兼財務相は5月19日の麻生派の会合で「単独過半数を実現するのが、われわれの使命だ」と断言している、ある党幹部によると、政権側が今年5月に行った参院選の情勢調査で自民党は単独過半数に届く勢いだったという。しかし、「影響力低下を恐れる公明党が、自民の単独過半数を避けるために支援を緩める可能性もある。実際にはかなり高い目標だ」(自民党中堅)との声もある