「狙いは日本艦排除」 中国軍艦、尖閣進入の深刻さ

2016年06月15日 18時07分53秒 | Weblog

6月9日午前1時ごろ、眠りにつこうとしていた首相、安倍晋三に報告が入った。この日は私邸ではなく、首相官邸脇の公邸に宿泊していた。

 「中国艦船が尖閣諸島の接続水域に入りました……」

 目覚めた安倍は付近に展開する海上自衛隊の護衛艦の動きを問い、素早く指示を出した。緊迫した中国のジャンカイ1級フリゲート艦の進入事件の謎を解くカギは、その3時間余り前にあった。

■「黙契破ったのは日本」という強弁

 「日本の軍艦が先に接続水域に入った。そして中日双方には、艦船を接続水域に入れないとの黙契がある。中国海軍は既に東(シナ)海海域の巡航を常態化した。今回は監視中に日本艦の行動を察知し、緊急対応した」

 共産党機関紙、人民日報傘下の国際情報紙、環球時報が伝えた中国の主張だ。簡単にいうと、先に進入したロシア艦の動きは無関係で、日本艦が先に「黙契」を破ったため中国艦船も進入した、との趣旨だ。

 もちろん中国の言う、日中の密約を意味する「黙契」など存在しない。尖閣の実効支配を確立している日本は、無用な摩擦を避けるため、通常、海上保安庁の巡視船が対処しているにすぎない。中国政府は、領土問題の存在を認めよと迫る際、「日本は過去に『棚上げ』を認めた」と主張する。「黙契」の存在の主張は同じ論法だ。

 友であるロシアの艦隊が『航行の自由』を標榜して釣魚島(尖閣諸島の中国名)の接続水域に入っても見過ごす選択肢はある。だが、日本の軍艦が入った場合、我々、中国も入らなければならない。そして排除する必要がある。そうでなければ日本の実効支配を崩したとはいえない」

 

この論理を真に受ければ、もし日本の護衛艦が尖閣諸島を守るため領海に入れば、中国艦も侵入する可能性が高くなる。戦闘になってもおかしくない。極めて危険な状態だった。

 忘れてならないのは、中国が2012年秋以来、「日本の実効支配を崩した」と公言していることだ。日本の尖閣国有化を逆に利用して中国公船が領海を侵犯。その後も定期的に接続水域、領海に入っている。それでも、これは中国海警局所属の公船だ。日本側で対処するのは海保の巡視船になる。双方が厳しく対峙しても軍ではないため即、戦争にはならない。

 今回はロシア艦の進入が誘因とはいえ、日本艦が接続水域内を航行した。中国側は「新たな事態で放置できない」いう論理でプレーアップした。「見過ごせば中国海軍が上層部から叱責されかねなかった」。こんな見方もアジアの外交・安保専門家の間にはある

 

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都知事辞職 都議「決断遅すぎ」「解明続ける」…

2016年06月15日 18時00分23秒 | Weblog

東京都の舛添要一知事(67)が15日、政治資金「公私混同」問題などの責任を取り、知事を辞職する意向を固め、都議会の川井重勇議長(自民)に辞表を提出した。辞職は21日付。都議会自民党や公明党が15日未明に不信任決議案を提出したことで、辞職が不可避となっていた。就任から2年4カ月。猪瀬直樹前知事に続き“政治とカネ”の問題に絡み、都知事が2代連続、任期半ばで身を引く事態になった、都選挙管理委員会によると、辞職に伴う都知事選は7月14日告示、31日投開票か、7月21日告示、8月7日投開票のいずれかで調整が進められる

 舛添氏は14日、自らの政治資金「公私混同」問題を受け、参院選への影響を懸念する都議会自民党から辞職を促されたが、再三にわたり固辞。15日未明には自民、公明などを含む主要会派が共同で不信任決議案を提出した。15日午後の都議会本会議で、全会一致で可決されることが確定的になっていた。

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舛添知事辞職

2016年06月15日 17時55分10秒 | Weblog

東京都によると、21日付で辞職する舛添要一知事には在任期間2年4カ月分の退職金として約2200万円が1カ月以内に支払われる。返納を望んでも、公選法が公職者らに禁じる「選挙区内での寄付」に当たる可能性があり、難しいという

 都議会総務委員会で行われた政治資金流用問題などを巡る13日の集中審議で、舛添氏は都政を混乱させたとして給与全額の返上を表明。そのための条例案を議会に提出したが、15日に撤回した

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都議会の全会派が一致、舛添氏不信任案を提出

2016年06月15日 02時49分29秒 | Weblog

政治資金の私的流用問題で批判を受けている東京都の舛添要一知事について、知事与党の自民、公明両党を含む都議会の全会派が一致して15日未明、不信任決議案を議会運営委員会に提出した。

 議会最終日となる15日の本会議に上程され、可決される見通しとなった。舛添知事は14日夕、都議会に対して改めて9月まで不信任案を提出しないよう要請し、不信任案が可決された場合は、辞職せずに議会を解散して対抗する可能性も出ている。

 自民党都連は14日朝から緊急幹部会を開き、知事に自発的な辞職を求めることで一致した。午後には都議会の川井重勇議長(自民)が知事に辞職を促したが、舛添知事は「応じられない」と拒否した。

 このため、午後2時半から始まった議会運営委員会理事会では、自民党を含む全7会派が不信任案を15日に上程することで一致。休憩に入り、決議案の一本化に向けた調整に入った。

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舛添要一氏・涙ながらに都議会に前例のない懇願

2016年06月15日 02時46分05秒 | Weblog

舛添要一氏・

 涙ながらに都議会に前例のない懇願https://youtu.be/Q8ILQ2Y6-_o

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航空自衛隊・心神「X-2」 米空軍の持つ世界最強ステルス戦闘機「F-22ラプター」をも上回る飛行性能

2016年06月15日 02時26分47秒 | Weblog

航空自衛隊・心神「X-2」

米空軍の持つ世界最強ステルス戦闘機「F-22ラプター」をも上回る飛行性能

                https://youtu.be/gDoYXG91eOU

               

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舛添都知事辞任への最後のチャンス!おおさか維新の会が猛アピール

2016年06月15日 02時20分30秒 | Weblog

舛添都知事辞任への最後のチャンス!

 おおさか維新の会が猛アピール https://youtu.be/Kfre1XIImPg

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舛添知事が『韓国学校計画を放棄させられる』敗北を喫した模様。胡散臭い返答を疑う声が続出

2016年06月15日 02時15分16秒 | Weblog

舛添知事が『韓国学校計画を放棄させられる』敗北を喫した模様

 胡散臭い返答を疑う声が続出  https://youtu.be/5zA5bGLf-Bk

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舛添要一の辞職が確定 自民党が不信任案を提出へ ホテルで会議は嘘、在日からの外国人献金疑惑も浮上…

2016年06月15日 02時12分08秒 | Weblog

舛添要一の辞職が確定 自民党が不信任案を提出へ ホテルで会議は嘘、

 在日からの外国人献金疑惑も浮上… https://youtu.be/ppLKa5KnZ8s

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自民、説得拒まれ…ついに見切り

2016年06月15日 01時48分06秒 | Weblog

都議会自民党は2年余り前の東京都知事選で舛添要一氏を推した経緯もあり、「本人の顔を立てたい」と自発的な辞職を促してきた。都議会閉会の前日になって「舛添降ろし」に踏み切った背景には、想定を超える舛添氏の頑迷さと世論の反発があった、都議会の川井重勇議長(自民)は「辞職するよう説得する役割を果たしたい」との決意を他党の幹事長に語り、舛添氏との面談に臨んだ。川井議長は懸命に辞職の道を説いたが、舛添氏は首を縦に振らなかった、「政治とカネ」の問題で猪瀬直樹・前知事が辞職して実施された都知事選で舛添氏を推した自民は当初、追及に及び腰だった。「騒動が大きくなれば支援したことが批判され、参院選に影響が出てくる」(自民都議)との懸念があった、疑惑が連日のように報道される中、自民都議らの事務所に「なぜ舛添氏を知事にしたのか」などの苦情が殺到。自民は今月開会の都議会の一般質問で「身を切る覚悟」を求め、舛添氏から給与削減の言質を引き出したが、なお「舛添氏を擁護している」との批判がついて回った、公明の不信任決議案提出方針が13日に表面化したことで、自民にも一気に辞職論が拡大。「『辞めさせる』のではなく『自ら辞める』という形で舛添氏の顔を立てるため、ぎりぎりまで説得に動くことにした」(自民都連関係者)、別の都議は舛添氏のかたくなさに「常人では考えられない思考回路だ」と嘆いた

2016.6.14 21:29更新

 

 

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