京都府警山科署は4日、京都市山科区に住む市立中学校3年の男子生徒(15)を大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕した。学校から「様子がおかしい」と署に連絡があり、発覚し
全身の筋肉が徐々に動かなくなる筋萎縮性側索硬化症(ALS)の進行を抑制する田辺三菱製薬の治療薬について、カナダ保健省が同社に対して承認の結果を伝えたことが4日(日本時間5日未明)、分かった。「エダラボン」という薬で、昨年5月には米国でも承認されており、北米全域に販路が拡大する。今後は自社販売だけでなく、海外の製薬会社とも提携し、各国・地域での承認を踏まえて、普及を図る エダラボンは平成27年に日本でALS治療薬として承認を取得。現在、韓国と米国で販売され、カナダ、スイス、欧州医薬品庁(EMA)にも承認の申請をしていた 米国では毎年5千~6千人がALSと診断されているが、エダラボンの発売まで約20年間、治療薬は1種類しかなく治療の選択肢が限られていた。患者団体が米食品医薬品局(FDA)などに早期の承認を求めたことから、米国での治験データに代わり、日本のデータを用いる異例の対応が取られ、申請受理から9カ月で承認された経緯がある 産経新聞
日本経済新聞社と日経QUICKニュースが4日まとめた中国エコノミスト調査によると、7~9月の実質国内総生産(GDP)成長率の予測平均値は6.6%だった。4~6月の6.7%をわずかに下回る水準に踏みとどまる。当局の景気刺激策もあり、短期的には米中間の貿易戦争による大幅な失速を回避しそうだが、この争い自体は長引くとの見方が目立った
笹川平和財団上席研究員・小原凡司氏と東洋学園大学教授・朱建栄氏が4日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、中国の対外世論工作について議論、トランプ米大統領が「中国はニュースのように見せかけ、プロパガンダの広告を行っている」と批判したことなどについて、小原氏は「中国の手法に問題がある」と指摘した。これに対し、朱氏は「中国のやり方はまずいが、米国は中国の台頭を過剰に警戒している」と中国を擁護 読売新聞
ペンス米副大統領は4日、ワシントンの政策研究機関でトランプ政権の中国政策に関し演説した。ペンス氏は、「中国は尖閣諸島(沖縄県石垣市)の周辺で恒常的に監視活動をしている」と指摘した上で「尖閣諸島は日本の施政権下にある」と強調し、東シナ海や南シナ海で覇権的な進出姿勢を強める中国に対抗していく姿勢を打ち出した ペンス氏は、南シナ海で9月末に「航行の自由」作戦を実施していた米駆逐艦に中国の艦船が異常接近したことにも言及し、米国が国際法で認められた全ての場所で「自由に航行し飛行し続ける」と表明した ペンス氏は、中国が11月の米中間選挙で共和党の勝敗を左右する重要州で干渉を画策していると強調。対中貿易の不均衡是正に向けて中国製品に制裁関税をかける政策を推進するトランプ大統領が1期で退任するのを画策した動きであるとの認識を示し、「中国は米国の内政に干渉しようと、これまでにないほどの力を行使している」と訴えた 中国が米国内で反中的な中国人留学生を対象に「嫌がらせ行為」などを展開する一方、中国に批判的な研究機関にサイバー攻撃を仕掛けたり一部の米学者にビザを発給しないなど、「学問の自由を侵害している」と非難 台湾情勢に関しては「一つの中国」原則を踏まえた政策を今後も尊重するとしつつ、「台湾で確立された民主体制は中国の国民により良い道筋を示している」と指摘。米国として台湾の体制を擁護していく姿勢を打ち出した ペンス氏はその上で、「中国がトランプ大統領の米国第一主義を挫折させようとしているが、大統領は決して屈することはない」と強調した 産経新聞