ドイツメディア:
中国の産業スパイがドイツの基幹産業を狙っている https://www.youtube.com/watch?v=E9jbpKzgwrE
自衛隊、災害支援「提案型」に 西日本豪雨後に見直し
大規模災害時の支援をめぐり、自衛隊が自治体の要請を待って活動する従来の「受け身型」から、関係省庁の情報を集約して、適切な支援を打診する「提案型」の運用に切り替えたことが6日、防衛省関係者への取材で分かった。昨年7月の西日本豪雨が見直しのきっかけとなった。運用の見直しで、自衛隊側がより積極的に災害支援活動に当たることが可能になる 災害派遣は自衛隊法などに基づく任務の一つで、原則は都道府県知事らの要請で実行。人命救助や給食・給水支援といった支援任務は、現地の部隊から連絡員を派遣し、自治体の要請を受けて対応してきた 西日本豪雨のような大規模災害では、被災経験がなく小規模の自治体が、対応に追われて的確な支援要請を出せず、自衛隊も要請が出るまで待機することもあったという 近年は自衛隊も柔軟な支援が可能になり、西日本豪雨では岡山県倉敷市真備(まび)町で陸上自衛隊が災害ごみを移動するため、初めて大型重機を投入。道路網が寸断された広島県呉市では、食品を届けるためコンビニの輸送車を海上自衛隊の輸送艦で運んだ こうした対応は国や自治体との協議で最終的に実現したが、政府は今後も自治体側の要請を受ける形が続けば、自衛隊に迅速な要請ができない可能性があると判断。西日本豪雨での対応を検証し、各省庁が集めた情報を自衛隊に集約し、自治体に提案する「提案型支援」が有効と判断した これを受け、防衛省では大規模災害時に、決定権のある本省課長級以上を連絡員として現地に派遣し、提案した支援策を自衛隊が直ちに実行できるよう運用方針を変更した 防衛省関係者は「これまで自治体の経験値次第で対応スピードに差が出たが、今後は地域性に関係なく迅速に必要な支援任務を行うことが期待できる。こうした対応が明確化された意味は大きい」と話している 産経新聞
台湾与党、新党首に親蔡派・卓栄泰氏 来年総統選へ立て直し
台湾の与党、民主進歩党(民進党)は6日、昨年11月の統一地方選での大敗の責任を取り党主席(党首)を辞任した蔡英文総統の後任を選ぶ党主席選を実施した。蔡氏に近く、党内の中堅世代から幅広い支持を得ていた卓栄泰前行政院(内閣)秘書長(59)が選出された。来年1月の総統選へ向けた党勢立て直しが新党主席の最大の課題となる 党主席選には、卓氏のほか蔡氏の政権運営に批判的な民進党系シンクタンク「台湾民意基金会」の游盈隆会長(62)が出馬、親蔡派と反蔡派の一騎打ちとなった 行政院で蔡政権を支えてきた卓氏は、党内最大派閥「新潮流」をはじめとする複数派閥の立法委員(国会議員)らが支持。游氏には党内に一定の影響力を持つ陳水扁元総統や急進的独立派の長老が支持を表明していた 産経新聞
京都市左京区の如意ヶ嶽の山中から平安時代前期(9世紀前半)の寺院跡が見つかり、文献のみに記されている“幻の寺”とされてきた「檜尾(ひのお)古寺」であることが分かった。寺院跡からは粘土を主材料にした仏像の破片も出土し、専門家は「当時の宗教活動が分かる資料」としている 文徳天皇の母の藤原順子(のぶこ)が平安前期に建てた安祥寺(あんしょうじ)にある古文書に書かれていた位置とこの寺の位置が合致。さらに、京都女子大が確認調査で2棟の建物跡を発見し、散乱していた土器の制作年代から檜尾古寺と特定した 仏像の破片は約50個見つかり、最大幅は約5センチ。渦巻き文や衣の一部とみられる破片もある 仏像の制作は奈良時代までは粘土を使うことが多かったが、平安時代以降は彫刻が主流とされている。だが今回は、平安前期の檜尾古寺跡から粘土を使った仏像の破片が見つかり、調査を指導した梶川敏夫・同大非常勤講師は「平安遷都間もないころの宗教活動をうかがわせる資料」と話している 仏像の破片は5日から、京都市考古資料館(上京区)で展示されている 産経新聞
安倍首相は6日のNHKの番組で、第2次世界大戦中に動員された韓国人元徴用工らが新日鉄住金の資産差し押さえを申請したことを受け、対抗措置の検討を指示したと明らかにした。首相は「国際法に基づき毅然(きぜん)とした対応をとるため、具体的な措置の検討を関係省庁に指示した」と述べた 差し押さえ申請は、韓国大法院(最高裁)による昨年10月の判決を受けたものだ。首相は、賠償問題は1965年の日韓請求権・経済協力協定で「完全かつ、最終的に解決済み」との日本政府の立場を強調し、元徴用工らによる動きは「極めて遺憾だ。政府として深刻に受け止めている」と語った 憲法改正を巡っては「未来に向けて日本をどういう国にしていくか、骨太の議論が国会で求められている。各党は考え方を持ち寄るべきではないか」と呼びかけた。先の国会で自民党は、改憲の条文案を国会に提示できなかった。首相は2020年の改正憲法施行を目指す持論について「気持ちは全く変わりない」とする一方、「スケジュールありきではない。国会が決めていくことになる」と柔軟姿勢も示した 読売新聞
北海道の新千歳空港で5日夜にまとまった雪が降り、羽田や関空、中部などを結ぶ同日の計105便が欠航した。空港ビルの管理会社によると、この影響で約2000人が空港内で一夜を明かした。5日に搭乗できなかった人に加え、帰省客や観光客のUターンラッシュも重なり、同空港では6日も混雑が続いた 国土交通省新千歳空港事務所によると、5日は2本の滑走路を交互に一時閉鎖して除雪したが、機体に雪が積もり、除雪も間に合わず、夜に入って欠航が相次いだ。空港ビルの管理会社は、空港内で寝泊まりする人たちに毛布を支給した 読売新聞