全国植樹祭に天皇皇后両陛下ご臨席 49年ぶりの開催<岩手・陸前高田市> (23/06/04 18:30) - YouTube
岩手県では49年ぶりとなる全国植樹祭が6月4日開催され、天皇皇后両陛下が臨席されました。 全国植樹祭の会場となった高田松原津波復興祈念公園に両陛下は午後2時に到着されました。 記念式典では、東日本大震災で犠牲になった方々への黙祷が行われました。 そして、天皇陛下がお言葉を述べられました。 「震災発生から今日に至るまで数多くの被災者が共に助け合い、また国内外から多くの支援を受けながら復興への歩み進められてきました」 「震災を乗り越えて、この度、全国植樹祭が開催されることは誠に意義深く、復興に向けた地域の人々のこれまでのたゆみない努力と、大会関係者の尽力に深く敬意を表します」 その後、苗木を植えるお手植えで天皇陛下は岩手県の木・ナンブアカマツに加えカシワ、タブノキを植えられました。 皇后陛下は陸前高田市が発祥の地と言われているベニヤマボウシそしてハナヒョウタンボク、ミチノクナシを植えられました。 両陛下のご出席は、2022年と2021年は新型コロナウイルスの影響でリモートで行われたため、直接のご訪問は4年ぶりとなります。 式典では、このほか大会テーマ「緑をつなごう輝くイーハトーブの森から」が朗読やダンスで表現されました。 出演した人たちは豊かな森を次の世代へつなぐことを誓っていました。
【シンガポール共同】浜田靖一防衛相は4日、韓国の李鐘燮国防相とシンガポールで会談した。韓国艦による自衛隊機への火器管制レーダー照射問題を巡り、再発防止に向けた協議を加速する方針で一致した。閣僚間で再発防止の重要性を確認した一方、照射を否定する韓国側との立場の違いは残った。地域の安全保障環境が悪化する中、防衛協力を優先し、協力を妨げる事実解明を棚上げにした形だ。
日韓防衛相の会談は2019年11月以来、約3年半ぶり。浜田氏は会談後、照射を受けたとする日本の立場を説明したと記者団に強調。「防衛協力の進展のため、韓国側と緊密に意思疎通を図る」と述べた。
防衛省幹部は、再発防止に関しては従来も日韓間で議論する機会はあったと指摘。今後は事務レベルで具体策を協議し、照射の事実関係も必要に応じて議論するとした。
会談では、5月31日に北朝鮮が弾道ミサイル技術を使用して打ち上げを試みた「軍事偵察衛星」の発射を強く非難。北朝鮮や地域の課題への対応で日韓、日米韓3カ国の協力を推進すると確認した。
共同通信社
4日、都内の中国大使館前で、中国共産党に抗議する天安門事件の学生指導者、周鋒鎖氏(左から2人目)ら(田中靖人撮影)
中国の民主化を求める学生らが武力鎮圧された天安門事件から34年となった4日、当時の学生指導者ら約40人が在日中国大使館(東京都港区)前で抗議デモを行い、「中国に自由、民主、人権、選挙を」などと訴えた。
デモを主催した「民主中国陣線」の日本代表、王戴氏は「中国共産党政権は事件を風化させようとしている。大虐殺を忘れてはならない」と呼び掛けた。当時の学生指導者で事件後に投獄され、現在は米国在住の周鋒鎖氏は「中国は世界的な独裁大国となり、先端科学技術で全ての人を統制しようとしている。共産党は中国人の人権だけでなく世界の平和に対する脅威だ」と訴えた。
参加者は大使館前で「独裁はいらない」「習近平(国家主席)は辞めろ」などと抗議の声を上げた。デモには香港や新疆(しんきょう)ウイグル自治区の人権問題を批判する人々も参加した。
産経新聞