最新の人口(令和5年6月1日現在)
●男女別人口
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男 |
女 |
合計 |
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住民基本台帳人口 |
174,321 |
173,305 |
347,626 |
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内訳 |
日本人 |
152,988 |
153,568 | 306,556 |
外国人 |
21,333 | 19,737 | 41,070 |
●年齢3区分別人口
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年少人口 |
生産年齢人口 |
老年人口 |
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66,936 |
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住民基本台帳人口 |
30,297 |
250,393 |
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内訳 |
日本人 |
27,797 |
213,529 |
65,230 |
外国人 |
2,500 |
36,864 |
1,706 |
※構成比の計については、小数点第二位で四捨五入をしているため100%
にならない場合があります。
●世帯数
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世帯数 |
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住民基本台帳世帯 |
225,440 |
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内訳 |
日本人のみの世帯 |
192,640 |
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日本人と外国人の複数国籍世帯 |
3,287 |
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外国人のみの世帯 |
29,513 |
中国人 15611 男:7942 女:7699
韓国人 9002 男:4373 女:4629
蓋石が取り外された石棺(中央)。内部に流入した大量の土に蓋石の痕跡が確認できる=5日、佐賀県吉野ケ里町
古代史最大の謎、邪馬台国(やまたいこく)の候補地とされる吉野ケ里(よしのがり)遺跡(佐賀県吉野ケ里町、神埼市)で5日、有力者を葬ったとみられる石棺墓の蓋石(ふたいし)の取り外し作業が行われた。蓋石の裏側に、新たに「×」印の線刻が見つかり、被葬者の魂を封じ込める意味があるとみられ、当時の葬送儀礼を考えるうえで貴重な資料になりそうだ。
注目の副葬品については、石棺内に土が大量に流入していたため、有無は分からなかった。県は、土を取り除いて詳しい状況を調べることにしている。
石棺墓は、弥生時代後期後半~末期(2世紀後半~3世紀中ごろ)の邪馬台国の時代にあたり、4月に発見された。板状の蓋石4枚で構成され、長さ約2・3メートル、幅約0・7メートル。同遺跡では最大の石棺墓で、盗掘を全く受けていなかった。
一辺70センチ以上ある最も大きい蓋石を取り除いたところ、裏側に「×」印の線刻が複数確認された。同様の線刻は、別の2枚の蓋石の表側に刻まれているのがすでに確認されており、被葬者の魂を封じ込めるなどの意味があるとされる。
以前に見つかった石棺蓋石の表面に施された「×」や「キ」のような線刻。5日の調査では別の蓋石の裏面にも「×」印の線刻が見つかった。
また、赤色顔料の一部も確認され、埋葬当初は石棺の蓋石の裏側が赤く塗られていた可能性が高いという。
石棺内には、蓋石の隙間などから長年の間に流入した土がびっしりと詰まっていた。石棺は高さ40~50センチと推定され、副葬品があるとすれば石棺の底に置かれたとみられる。県は、土を慎重に取り除きながら調べていく。
ロシアのプーチン政権を敵視する武装集団「自由ロシア軍」と「ロシア義勇軍団」は4日、ウクライナ側からロシア西部ベルゴロド州に入った越境作戦の結果、複数のロシア兵を捕虜に取ったとするビデオ声明を出した。グラトコフ州知事に捕虜交換を呼びかけたが、指定場所に現れなかったため、ウクライナ側に引き渡すとした。 通信アプリに投稿されたビデオには捕まったロシア兵とみられる10人余を収録。うち2人は病床に横たわっている。 グラトコフ氏は4日、ウクライナ国境に近いベルゴロド州ノーバヤタボルジャンカでウクライナ側とロシア軍の戦闘が起きたことを認め、指定場所と違う同州シェベキノで捕虜と面会する用意があるとビデオ声明で表明していた。 ロシア国防省は4日、軍と国境警備隊がノーバヤタボルジャンカでウクライナ破壊工作部隊の越境侵入を砲撃で阻み、撃退したと主張した。(共同)
産経新聞
任期満了に伴う埼玉県蕨市長選は4日投開票され、現職頼高英雄氏(59)が、自民党出身の元県議で新人須賀敬史氏(56)を破り5選を果たした。いずれも無所属。頼高氏は全国でも数少ない共産党籍を持つ現職市長。自民系新人との一騎打ちで、注目が集まった。投票率は50.89%。
頼高氏は2007年に自民、公明両党推薦の候補を制し初当選。15年の無投票3選を除き、自民推薦候補に競り勝った。
共同通信
【シンガポール=市岡豊大】日本、韓国両国の防衛当局間で最大の懸案だった韓国海軍艦による海上自衛隊機へのレーダー照射問題は、照射の事実解明を棚上げしたまま、類似事案の再発防止を図ることとなった。日韓関係の停滞により米国主導のミサイル防衛網を妨げないようにするためだ。名を捨てて実を取る選択だが、日韓の首脳外交が先行する中、韓国の危険行為を見過ごすことになりかねない決断に、現場には腑に落ちない思いも残る。
「お互いに率直に議論しようという姿勢があった」
4日にシンガポールで行われた韓国の李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防相との会談後、浜田靖一防衛相は記者団にこう述べた。会談前には会場に先着した浜田氏が他の防衛省幹部を待つ間、李氏と親しげに談笑する様子もみられた。
関係改善を急ぐ両国を象徴する場面が前日にあった。日韓と米国のオースティン国防長官の3カ国で行われた防衛相会談。開始前の写真撮影時に李氏から「握手してください」と浜田氏に求めた。2人の間にいたオースティン氏は2人の手を取り、掲げて結束をアピールした。米国の仲介による3カ国の関係を表しているかのようだった。
「韓国の姿勢が昨年と全然、違う」。防衛省関係者は会合後、こう話した。韓国は、入港時の国際慣例である自衛艦旗の旭日旗掲揚を拒否した問題で、5月に海自艦が旭日旗を掲揚しての釜山寄港を認め、正常化させた。
米韓は4月、米戦略原子力潜水艦の韓国寄港などの方針を表明し、足並みをそろえた。日米韓の結束に向け、レーダー照射問題を訴える日本側にも譲歩が求められていた。防衛省幹部は「立場が違う以上、追及すれば話ができない。思うところは飲み込むしかない」と苦しい胸の内を明かす。
産経新聞
韓国の李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防相は4日、浜田靖一防衛相とシンガポールで会談後、韓国海軍による海上自衛隊機へのレーダー照射問題について「再発防止策を打ち出すことに重点を置くことにした」と記者団に述べた。実務協議からスタートし、解決策を探ることで合意したとしている。
韓国国防省は、日韓両首脳が日韓関係の一層の発展で合意したことを受け、防衛当局間でも「安全保障協力の増進に向けて緊密に意思疎通していくことで一致した」と会談の結果を明らかにした。
ただ、国防省関係者は、肝心のレーダー照射問題を巡る日韓双方の防衛当局の立場について「現在も変わりはない」と指摘。「いったん双方の立場をそのままにし、再発防止策を打ち出していくことで合意はなされた」と説明した。
韓国側は、レーダー照射自体行っておらず、むしろ自衛隊機が韓国軍の艦艇周辺を低空で威嚇飛行したと反論し、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権に入ってからもこの立場を維持してきた。
産経新聞