18日午後11時20分ごろ、東京都渋谷区千駄ケ谷の路上で、中国籍の20代の男子学生が、2人組の男に襲われ、現金約85万円などが入ったバッグを奪われた。男子学生は目に軽いけがを負った。男らは白のワンボックス車で逃走。警視庁原宿署が強盗傷害事件として行方を追っている。 原宿署によると、男子学生が現場でタクシーを降りたところ、後続のワンボックス車から降りてきた2人組の男に、突然催涙スプレーを顔にかけられ、路上に引き倒された。男らは中国語で「車に乗れ」と迫ったが、男子学生は抵抗。顔を殴るなどして、バッグを奪って逃げたという。
産経新聞
日本滞在中には東海道新幹線に乗車し、JR東海の総合指令所も視察した。「新幹線が何よりもすごいのは、その安全性だ。JR東海が培ってきた安全文化を米国も見習いたい」と述べた。JR東海が取り組む新幹線の車両やシステムの米国輸出については「進展があることを期待している」と述べた。
洪水被害を防ぐプルイット排水機場を視察される天皇陛下=18日午後、インドネシア・ジャカルタ(代表撮影)
天皇陛下は3月、米ニューヨークの国連本部で開かれた「国連水と災害に関する特別会合」にビデオで基調講演をしたほか、5月には荒川ロックゲート(東京都江戸川区)を視察するなど、今年に入り、ライフワークとする「水」問題に意欲的に取り組まれている。今回のインドネシア滞在中には、18日に訪れた排水機場のほか、砂防実験施設へのご訪問も予定。即位後、新型コロナウイルス禍で停滞していた「現場主義」とも称される陛下のご研究について、関係者は新たな国際親善の1つの形となることに期待する。 この日、陛下が訪問された排水機場は、地下水のくみ上げによる地盤沈下で生じたジャカルタの低地帯を洪水から守るため、雨水を海に排出する施設。東京の江東地区にも同様の設備があり、排水機場が破損した際は、日本の支援で改修された。 21日にご訪問予定の砂防実験施設も、平成26年まで40年以上にわたり日本から専門家が派遣されてきた。いずれも「水」を通じた両国の交流を象徴する施設だ。 「今回のご訪問で災害を通じた国と国の協力の在り方を見ていただけるのではないか」。陛下のご研究に携わる政策研究大学院大の広木謙三教授(63)はこう話す。 広木氏がこれまで陛下に「水」問題に関する進講を重ねる中、インドネシア国内の災害に由来する現地の地名や、地震が多い島国という日本との共通点が話題に上ったこともあった。「陛下の研究スタイルは、現地で見て感じたこと、考えたことから進められる『現場主義』。インドネシアの文化と発展が水と深く関わっていることを実感されると思う」(広木氏)。 産経新聞
リニア中央新幹線の整備で、JR東海が山梨県内で進めているボーリング調査を巡り、中止を求めている静岡県の川勝平太知事の発言に困惑が広がっている。同氏は調査の影響で「静岡の地下水」が山梨側に流れて湧き水として流出する、いわゆる「水抜き」効果を懸念し、直近では「科学的根拠がある」と息巻く。ただ、県は過去に同じボーリング工法を「水抜き効果がない」と正反対の見解で断じており、関係者からは「反対のための反対だ」と批判の声が上がっている。
「ここにある論文がありまして、この印がつけてあるところはJR東海の執行役員が書いたんですよ」
5月31日、川勝氏は自民党本部でのリニア整備に関する特別委員会に出席後、意気揚々と論文の冊子を掲げて報道陣に説明した。
産経新聞