海上自衛隊が試験運用を始めた大型無人機「シーガーディアン」=21日、海自八戸航空基地
海上自衛隊が試験運用を始めた大型無人航空機「シーガーディアン」(MQ9B)が21日、初めて公開され、青森県八戸市の八戸航空基地へ向かった。中国やロシアが艦艇の活動を活発化させる中、防衛省は従来の哨戒機による警戒監視任務を無人機で代替可能か検証中だ。基地では無人機を操るオペレーション室に初めて記者が入った。戦闘のあり方を変える「ゲームチェンジャー」とされる無人機の舞台裏をのぞいた。
警戒監視は哨戒機による監視員の「人の目」が大きな役割を果たしてきた。目視でも10~20キロ先の船を見つけることはできる。だが、不審な点を確認するために高度1千メートルから150~300メートルへの接近降下を繰り返さなければならない。シーガーディアンならばクリック一つだ。
「それでも必要な場面で有人機が出動するのは脅威への対抗という国家の意思を示す意味がある」と基地幹部は続ける。無人機担当部隊のマークには相手をにらむような目が特徴の鳥「ハシビロコウ」があしらわれている。「機械の目」と「人の目」を使いこなして中露艦艇に「にらみ」を利かせてもらいたい。(市岡豊大、写真も)
産経新聞
コンビニ強盗を緊急逮捕 刃物を突き付けて女性店員脅し現金約10万円奪う 大分 (23/06/26 11:50) - YouTube
26日午前、大分県国東市のコンビニエンスストアで店員に刃物を突き付けて脅し、現金およそ10万円を奪った強盗の疑いで29歳の男が緊急逮捕されました。 コンビニ強盗事件が起きたのは、国東市武蔵町のファミリーマート武蔵町店です。 警察によりますと26日午前9時20分ごろ、男が女性店員に対し包丁のような刃物を突き付け「金を出せ」などと脅し、現金およそ10万円を奪いました。 店員にけがはなく、男は車で逃走しました。 通報を受け、警察が緊急配備をかけて男の行方を追っていたところ、約40分後に杵築市内で警察官が男の車を見つけ緊急逮捕したということです。
全固体電池の試作品(トヨタ自動車提供)
電気自動車(EV)の飛躍的な性能向上を可能にする次世代の「全固体電池」について、トヨタ自動車は今月、2027(令和9)年にも実用化すると発表した。全固体電池の開発で海外に先行してきた日本勢の中でも、最速となる見通しだ。ただ、投入を急ぐ背景には、日本の近年の研究状況が中国に大きく引き離されており、優位がいつまで続くか分からないという危機感も見え隠れしている。
「液体」には多様な弱点
現在のEVに使われているのは「リチウムイオン電池」だ。正負それぞれ材質の異なる電極の間に液体の電解質があり、電解質内をリチウムイオンが移動することによって、充電と放電を繰り返すことができる。
仁徳天皇陵(大山古墳)の測量図と完成当時のイメージ
国内最大の前方後円墳で、宮内庁が仁徳天皇陵として管理する堺市の大山古墳(5世紀中ごろ)について、宮内庁がこのほど、戦前の宮内省時代を含めて約100年ぶりに墳丘全体を詳細に測量して製図し、完成当時の姿を推定したことが26日、分かった。試算の結果、全長は従来の486メートルより約30メートル大きい513.3メートルだった可能性があるという。